昨日、okabeさんに出したメールから
ことにおいて、すべての根底にあるべきは、実は「ことば」である。
映像も、文学も、音楽も、彫刻も、絵画も、建築さえも
それはすべて同じだ。
はじめにことばが、ある。
表出されたか否かに関わらず、ことばでとらえた世界があって
それをカタチにすると音符の連なりになり、
色の組み合わせになり、
石や木や土の塊にいのちがふき込まれる。

ことばとは、「想い」のことである。
「想い」とは想像力である。
想像力とは生きる「志」のことである。
表現とは、この想い=想像力を
紙やフィルムや五線紙やキャンバスや大地に
思い思いに定着していく行為にほかならない。