2006 01/19 01:58
Category : 日記
♪春がぁくるよぉな
と書いて眠りについたら、ほんとうに春がきた。
六本木俳優座隣の公園近くを歩きながら
長岡と春みたいだね、と昼飯の後で笑いあった。
ひとは一日にどのくらい笑うものなのだろう。
おれは今日、TSPK2スタジオで朝から夜まで
笑い拍手しスタッフと肩たたき合っていた気がしている。
田舎者のやぼったい横やりを笑って躱しながら
見苦しい思惑に気づかぬふりをしながら
隙をついてここにたどりつくまでに
百度も二百度も放り出そうとしたが
そのつどスタッフに救われてきたな。
現場から駆けつけた古川の
真摯な顔を見た瞬間に、涙腺がゆるんだ。
真ん中のスィートスポットに座らせ
その隣に並んだ。
並んでいっしょに観てやることが
最大の賛辞になったかどうか。
2年前の夏の小岩井の蝉時雨と夏風からはじまった
古川の試行錯誤が、やっとひとつの最初のカタチを結んだ
その瞬間を祝福してやりたいと思った。
長岡も古川も門脇も浜田も武田も吉田も
考えてみれば、いいベテランである。
その彼らが夏休みの冒険を前にした子どものように
目を輝かせてとりくんできた答えのひとつを
スタジオでひとりの観客になってたのしみながら
麻薬のような時間だな、と苦笑がこぼれた。
ひとは一度しか生きられないのに
妻も子も親も兄弟も、
もしかしたら愛人もいるかもしれないのに
男盛りが十人も集まって
東京一刺激的で蠱惑的な遊びができる場所で
ガキのような声を上げながら
文化祭のような一日をおくっているのだ。
こんな一年中がカーニバルのような人生でいいのだろうか。
今夜は、ほんとうにひさしぶりに
夢も見ずに眠れそうだぜ。
と書いて眠りについたら、ほんとうに春がきた。
六本木俳優座隣の公園近くを歩きながら
長岡と春みたいだね、と昼飯の後で笑いあった。
ひとは一日にどのくらい笑うものなのだろう。
おれは今日、TSPK2スタジオで朝から夜まで
笑い拍手しスタッフと肩たたき合っていた気がしている。
田舎者のやぼったい横やりを笑って躱しながら
見苦しい思惑に気づかぬふりをしながら
隙をついてここにたどりつくまでに
百度も二百度も放り出そうとしたが
そのつどスタッフに救われてきたな。
現場から駆けつけた古川の
真摯な顔を見た瞬間に、涙腺がゆるんだ。
真ん中のスィートスポットに座らせ
その隣に並んだ。
並んでいっしょに観てやることが
最大の賛辞になったかどうか。
2年前の夏の小岩井の蝉時雨と夏風からはじまった
古川の試行錯誤が、やっとひとつの最初のカタチを結んだ
その瞬間を祝福してやりたいと思った。
長岡も古川も門脇も浜田も武田も吉田も
考えてみれば、いいベテランである。
その彼らが夏休みの冒険を前にした子どものように
目を輝かせてとりくんできた答えのひとつを
スタジオでひとりの観客になってたのしみながら
麻薬のような時間だな、と苦笑がこぼれた。
ひとは一度しか生きられないのに
妻も子も親も兄弟も、
もしかしたら愛人もいるかもしれないのに
男盛りが十人も集まって
東京一刺激的で蠱惑的な遊びができる場所で
ガキのような声を上げながら
文化祭のような一日をおくっているのだ。
こんな一年中がカーニバルのような人生でいいのだろうか。
今夜は、ほんとうにひさしぶりに
夢も見ずに眠れそうだぜ。