ほころびと雪だるま
デッドコースターを見ながら考えた。

ほんの小さなことが積みかさなり、絡みあうと
とんでもない出来事を引きずりだすのだ、と。

なんだか小学生の感想のようだけどね。

一昼夜で見た2本のホラーは、
まことに日常そのものの比喩である。

一昨年の11月から数えて約15ヶ月間。

最初に感じたほころびが、いつか怪物になっていた。
ホラー映画で気づかされているようでは、
ま、ムリも無いが。

後悔は、ただひとつ。
完周さんに、このシノプシスを一年前に渡せていたら…


ま、そういうもんだ。