張横と張平父子
の旅が王進と揚令のもとに辿りつく。
北方・水滸伝第五十四回「天平の星」の章。
王進の手に預けられた張平が揚令とともにどんな日々を送るのか。
それだけで一巻となるだろう。
九紋竜史進がその真っ最中に教われ素っ裸で飛び出した時に
背中の刺青が炎のように赤くなっていたというシーンは
父子のエピソードの後だけに腹を抱えた。
いよいよ佳境に雪崩れ込むのか、それとももう少し遠回りしながら枝のエピソードを愉しめるのか。
北方・水滸伝、目が離せない。