立春前の東風吹かば…
いよいよ東山魁夷にとりかかることに。
自分が思い描いていたことが
まずほとんど無かったことを
このかんの資料読みで思い知った。
幸いでは、ある。
知らずに遠ざけていたことが
無性に身近なものに見えてきた。
さて、どんな世界を構築できるか。
それを自分で
この目で味わいたいと思えるものに辿り着けるか。


と、書いたのが21日。
それから一週間。
台本を読みながら
見てみたいと、と思えた。

今年は、すでに東風が吹いている。

最後の一行
「東山魁夷このとき三十七歳」が
「三十九歳」の間違いだと気づいたのは十分前。
ご愛嬌である。