2003 12/11 06:01
Category : 日記
熟した果実が落ちるのを見たひとりの男が《引力》を発
見し、大空を飛び交う鳥に憧れた兄弟がいつか飛行機を
つくった?
ほんとうはいつまでもモノに引きつけ合う力があること
を理解しようとしない人類に、あるとき大地が真っ赤な
リンゴをいくつもいくつも落とすことで気づかせてくれ
たのかも知れない。あるいはいつまでも地面にへばりつ
いて離れようとしない人類にあきれた大地が鳥に頼んで
空飛ぶたのしさを教えようとしたのかも知れない。
私たちが達成したことは私たちだけの力で成し遂げられ
たのではなく、地球という超巨大な生命体そのものが、
いっしょに快適に暮らしていこうじゃないかと、その大
きな指で私たちの背を少しだけ押してくれたからではな
いのだろうか。
私たちに遺された私たちを支える先人たちの発明や発見
は、そのすべてが地球とともにあったのではないか。ア
タマと体と大地がひとつになって、はじめて現在という
世界ができあがったのではないか。
私たちは46 億年の時針を持った地球時計の最後の数秒
間をかげろうのように生きている。そのすべてをこの超
巨大な生命体・地球にゆだねながら…
見し、大空を飛び交う鳥に憧れた兄弟がいつか飛行機を
つくった?
ほんとうはいつまでもモノに引きつけ合う力があること
を理解しようとしない人類に、あるとき大地が真っ赤な
リンゴをいくつもいくつも落とすことで気づかせてくれ
たのかも知れない。あるいはいつまでも地面にへばりつ
いて離れようとしない人類にあきれた大地が鳥に頼んで
空飛ぶたのしさを教えようとしたのかも知れない。
私たちが達成したことは私たちだけの力で成し遂げられ
たのではなく、地球という超巨大な生命体そのものが、
いっしょに快適に暮らしていこうじゃないかと、その大
きな指で私たちの背を少しだけ押してくれたからではな
いのだろうか。
私たちに遺された私たちを支える先人たちの発明や発見
は、そのすべてが地球とともにあったのではないか。ア
タマと体と大地がひとつになって、はじめて現在という
世界ができあがったのではないか。
私たちは46 億年の時針を持った地球時計の最後の数秒
間をかげろうのように生きている。そのすべてをこの超
巨大な生命体・地球にゆだねながら…