サブエピソードの後半はベサメ・ムーチョコレクションで
咳が減ってきたが、寝るとひどい汗をかく。
汗というか体中の水分が細胞から染み出していくというか
滝のような汗で、Tシャツもパジャマもしぼると雑巾のようになっている。
体重計で測ってみたくなるほどのあっぱれぶりで
脱水症状を起こしているのではないかとやや不安。
15時間くらいそんなふうにして眠った。

なんとか夕方はい出してぬるめの風呂に入り
さらに発汗をうながす。
日本郵船のサブエピソードのカバーストーリーの残りにとりかかる。

頭の底の方に沈んでいた「お勉強」の名残がやっと引き上げられ
まともな位置に配置され直していくのが手に取るようにわかる。
3週間は、しかし永かった。

少し電話で話しただけでげっそり疲れ息切れするほどだ。
さっきも勧誘に来た新聞屋相手に大声をちょっと出しただけで、ドアを閉めてから5分も立ち上がれなかった。
気が萎えて、あやうくハンコを捺してしまいそうなほど
体から力が消えている。あせる。

今夜の同伴は
菱沼さんのベサメ・ムーチョコレクション。