2002 03/22 17:13
Category : 日記
目の前でテロップのサイズが変わり書体が変わり、色が変わっていく。
オフィスでファイナルカットプロでの編集。
レンダリングの間のみじかい待ち時間。
ずいぶんひさしぶりに黒バックを使う。
黒バックに文字を抜く。
あの頃は予算のない仕事ばかりが続いて
それでもなんとか違いを出そうと、
文字の配置、書体、字詰め、行間、色に工夫を凝らした。
そこで工夫する以外に、ブラッシュアップの手が無かった。
金を使えるようになって、
いつか黒バックから離れていった。
得たものと失ったものがあることを実感する。
よくも悪くも、それがおれの《いま》ではあるが。
スタジオで金をかけるのと
デスクトップで淡々と、しかし
渾身こめてワンカットごとにレンダリングを見守っているのと
そのいずれもが面白い。
手作業でテープを扱っていた頃には
今日の十分の一もカタチにはならなかった。
デジタルであることの意味がここにある。
夢見ることがあるとすれば、
その夢の一部は、こうしてたやすくカタチを結ぶ。
パソコンが苦手なままに、使いだして8年。
自分の中に眠っていた、あるいは予想しなかった
いくつかの可能性を引きだしてくれる
そのマジックタイムを目の前に
きょうは何だか気分がいい。
オフィスでファイナルカットプロでの編集。
レンダリングの間のみじかい待ち時間。
ずいぶんひさしぶりに黒バックを使う。
黒バックに文字を抜く。
あの頃は予算のない仕事ばかりが続いて
それでもなんとか違いを出そうと、
文字の配置、書体、字詰め、行間、色に工夫を凝らした。
そこで工夫する以外に、ブラッシュアップの手が無かった。
金を使えるようになって、
いつか黒バックから離れていった。
得たものと失ったものがあることを実感する。
よくも悪くも、それがおれの《いま》ではあるが。
スタジオで金をかけるのと
デスクトップで淡々と、しかし
渾身こめてワンカットごとにレンダリングを見守っているのと
そのいずれもが面白い。
手作業でテープを扱っていた頃には
今日の十分の一もカタチにはならなかった。
デジタルであることの意味がここにある。
夢見ることがあるとすれば、
その夢の一部は、こうしてたやすくカタチを結ぶ。
パソコンが苦手なままに、使いだして8年。
自分の中に眠っていた、あるいは予想しなかった
いくつかの可能性を引きだしてくれる
そのマジックタイムを目の前に
きょうは何だか気分がいい。