plan-B
俊太郎の《リレー》ではなくIPでシームレスに《個=人=モノ》がつながる、と想定しよう。sunrise sunset/時差を活かすとして配分を三極+どこに持ってくるか。例のプランはごみ箱としたうえで。
北米で2地域。NYを外すかどうか。いずれにしても一箇所はキーウェスト。40代の女性のライター。《沈黙の春》のアップデート版に取り組んでいる。夫は《画像》を扱う必然性。ネイチャー専門のキャメラマン/陳腐だ。ナショナルトラスト/仕事柄必然性あり。GPSマップ。マイクロプリンターの人間以外の利用。フィールドワーク中に妻の発病/眼科関連を知らされる。専門医はNY。遠隔医療。しかしドクターはアムステルダムに学会で出張中。さらにボンにしかない診断装置のことが判明。キーウェストでデジタルX線撮影。瞬時にアムステルダムの医師と、ボンの専門病院の診断チームとで診断。3Dディスプレイを通して該当する患部が明示される。遠隔オペ。無散瞳眼底鏡なども駆使され無事に成功。デジタルデリバリーをここで使うか。超高精細の印刷が不可欠な画像情報でそいつは病院には入っていなかった。

これを一つのシークエンス。
さらに東アジア/シンガポールと日本
フランスとナミビアの二つのシークエンス。
頭と終りをオーストラリアのオゾンホールの分析家とする。

ラストはオーストラリア。巨大な朝日。
グレートバリアリーフで全員集合。40倍、あるいは86倍ズームを使って、《視線入力》をするライター/回復中の療養を兼ねている/の女性から一気に超俯瞰へ。
ミッシングリングは《過去のボランティア活動》。アフリカのどこかのテントの一夜/8年前。炎。巨大な夕日。ここに分析家もいる。
あるいは8年前のオーストラリアでの《オゾンホール対策のイベント》もありえる。
あるいは南米。三国の国境が接する巨大な滝/名前調べる/の近くで《水質汚染調査+森林環境調査》。
回転する地球ではなく、メルカトール図法で描かれた大航海時代の世界地図が変容しながらメビウスの輪のようにつながり現代の地図へと変化。

10分+オープンエンド2分の12分前後。

時差の配分をチェックして地域は明日選び直す。ある一日、24時間として想定。
だから、sunrise-sunset。

構成のスタイルをとらない。
パラレルな断章を並べる。
水滸伝/三国志風の20字2行どりのキャプション/コピーではなく。

新世紀digital-リレー。
これで俊太郎から離れたろう。きっと。

検討は起きてから。
くそして寝よう。