月下美人の名に惹かれて
ログをたどって月下美人の写真が21葉載っているページを見つけた。
名は知っていたが、見るのははじめて。
美しい白い花だった。
想像だが、さえざえとした月明かりをあびてこの白い花がひっそりと開花するのだとしたら、凄絶だ。
数時間で閉じてしまうらしい。
みごとな月明かりの夜に数時間の花見の宴など、してみたいものだ。
猛る心もいくらかは静まってくれるだろう。


福島泰樹の
《目を病みてひどくはかなき日の暮れをきみはましろき花のごとしよ》
をふと思い浮かべた。この白い花というのは和クチナシのようなものかと想像していたが、月下美人というのもあいそうだ。