2001 07/12 21:21
Category : 日記
Subject: 愛をこめて
佐野を過ぎて雷雨に遭遇。
この恵みの雨がむじなの森に届き
みなさんの休息となることを祈る。
すごい土砂降りである。
横殴りの雨をひさしぶりに経験している。
いま坂東太郎利根川を通過。
むじな二匹は後ろ髪を引かれながら
心の半分を森に残し哀しい都に戻る。
まちうける砂の時間に戻る。
山を下りたところで、
真っ赤な夕日を見た。
知らせようとも思ったが
こういうものはともにあるときにこそ意味を持つ。
だから、見切った。
佐藤君。
五日会わぬ間にずいぶんとやつれたな。
男のやつれは、ときに勲章でもある。
「何も言わずに笑ってみせる」という古歌でも
口ずさみ、笑顔でもう一頑張り、たのむ。
今はすでに名を賭けた戦いの段階に入っている。
いいか、勝利はとげた。後は名を残すのみだ。
ともに語りぐさとなる仕上げにしたい。
力を尽くせ。
愛してるよ。
7月12日夜9時 東北道を迷走中のむじな
佐野を過ぎて雷雨に遭遇。
この恵みの雨がむじなの森に届き
みなさんの休息となることを祈る。
すごい土砂降りである。
横殴りの雨をひさしぶりに経験している。
いま坂東太郎利根川を通過。
むじな二匹は後ろ髪を引かれながら
心の半分を森に残し哀しい都に戻る。
まちうける砂の時間に戻る。
山を下りたところで、
真っ赤な夕日を見た。
知らせようとも思ったが
こういうものはともにあるときにこそ意味を持つ。
だから、見切った。
佐藤君。
五日会わぬ間にずいぶんとやつれたな。
男のやつれは、ときに勲章でもある。
「何も言わずに笑ってみせる」という古歌でも
口ずさみ、笑顔でもう一頑張り、たのむ。
今はすでに名を賭けた戦いの段階に入っている。
いいか、勝利はとげた。後は名を残すのみだ。
ともに語りぐさとなる仕上げにしたい。
力を尽くせ。
愛してるよ。
7月12日夜9時 東北道を迷走中のむじな