2000 06/08 21:58
Category : 日記
忙しいので朝日の三人読みくらべ書評を信じて「水」のロケハンに持っていった恩田隆「月の裏側」幻冬社刊だが、腹立ちまくりだ。いくら「水」の恐怖がテーマでも、水っぽい必要はねーだろう。
水増しを重ねたようなすかすかの文体と決まりの悪い比喩、まだ40前の若さなのに一昔前の中間小説もどきのような間抜けな描写。せっかく「猫啼温泉」なんてちょっとそれっぽい名の温泉で読み始めたというのに…
朝日の書評はしかし本紙と同じであいかわらずつまらねえ「教養主義」で、うかつに信じた俺がバカだった。
ひとときよくなったと思える日本のミステリーも、現実に見合って、ま、こんなもんなのかな。
ところでなんで「月の裏側」なんだよ。
教えてくれよ。
それといつから「恩田ホラー」なんて言い方ができたんだ?
水増しを重ねたようなすかすかの文体と決まりの悪い比喩、まだ40前の若さなのに一昔前の中間小説もどきのような間抜けな描写。せっかく「猫啼温泉」なんてちょっとそれっぽい名の温泉で読み始めたというのに…
朝日の書評はしかし本紙と同じであいかわらずつまらねえ「教養主義」で、うかつに信じた俺がバカだった。
ひとときよくなったと思える日本のミステリーも、現実に見合って、ま、こんなもんなのかな。
ところでなんで「月の裏側」なんだよ。
教えてくれよ。
それといつから「恩田ホラー」なんて言い方ができたんだ?