葬列/小川勝己
角川書店
第20回横溝正史賞受賞作

桐野の「OUT」に比べる向きもあるが、あの気持ち悪さは皆無。テンポも悪くなく楽しく読み通せるのだが、後半のマンガのようなペンの荒さでちよっと白けた。
逆に後半の展開、渚の登場以後がメインになるとどうなのか。