星田妙見宮
昨日は、古代史史跡めぐりの続きとして、交野市の星田妙見宮へ行ってきました。

前にも、かなり前に行ったことがありましたが、交通の便も悪くて遠いので久しぶりのお詣りになりました。


星田妙見宮は、小松神社と言うのが正式らしいのですが、星田妙見宮で親しまれています。

遥か2000年以上も昔に天から隕石が地域に降ってきて、大きな隕石が山に当たって山が崩れました。

それを、天から神が降臨されたとして物部氏が聖地として祀ったみたいです。

桓武天皇が長岡京遷都達成の神恩感謝の祭祀を行ったと言う記録もあるそうです。

その後に、弘法大師空海が交野で修業をしている時に、北斗七星の女神が降臨するお告げを受け、付近の三ヶ所に北斗七星の欠片が落ちたという伝説もあり神福寺と言うお寺になったこともあるそうです。

星田妙見宮の山頂の本殿には、この時の星石が御神体として祀られており、織女石として信仰を集めています。

また、星田妙見宮では本殿の前に掲げられた白地の垂れ幕には北斗七星が描かれていますが、これが柄の部分で二つに分かれていて「北斗八星」になっています。

これは、実はこの部分が二重星になっていて、これが正しいのだそうですが、望遠鏡も無い時代になぜこの二重星に気がついたのか不思議ですね。

宮司さんにもいろいろとお話を聞けたり教えていただけたりと、収穫の多いお詣りでした。

久しぶりに遠出になりましたが、古代のロマンに触れて楽しかったです。