2013年09月の記事


秋晴れ
朝はぐんと涼しくなり日中は高気圧が秋晴れを運んでくれ、
清々しくて心地よい日が二日続いた。

その高気圧が東海上へ流れると湿った空気が入るようになり、
蒸し暑く感じられる日が多くなりそう。

♪心ゆれる秋になって涙もろい私 青春は壊れ物過ぎてから気がつく、
卒業式の前の日に心を告げた人は 私の悩む顔見て肩をすぼめた。
誰も彼も通り過ぎて二度とここへ来ない。
青春は壊れ物愛しても傷つき 青春は忘れもの過ぎてから気がつく。
。。。。笑ころげたあれこれ 思う秋の日 ♪思秋期

子供の頃から机を並べて学んだ初恋の人、25年間思い続け、
同窓会で再開してから彼と私は住む世界が違う事に気づいた。

秋って紅葉が綺麗で空高く風は涼しくロマンのある時節。
今年の秋は近づいたり離れたりして例年より温暖な10月との事。

明日から天気が崩れ,ずっと曇ったり雨が降る天候と知り、
私の悪い癖で3日分位の買い溜めをして肩に軽い痛みを感じた。

遠回りして稲田のある道を通ってくれば、
刈り取った稲穂の後に目ざとく雀達が集まっていた。

長い夏の間、余り見なかった雀が現れて稲田で鳴いている姿は可愛い。
小さな子雀の数が多く見られたが今春に生まれた雀かと思われる。

可愛さに傍に近寄れば警戒して逃げてしまう。
雀以外の小鳥達も生きていく為の警戒心が強い。

お米を刈り取った後の草の匂いが空いっぱいに漂い、
富士は空よりも青く夕暮れ時から爽やかな風が吹き始める。

昨日から夏物を洗濯しアイロンをかけたりしながら
衣装ケースや箪笥に入れ替えている。

今年は冬が近くなれば寒気が押し寄せてとあっと言う間に寒くなり、
秋が短くなるらしい。

初秋は心地よい時節でも晩秋は木の葉が枯れて寂しくてたまらない。
気が付けばもう九月も明日で終わってしまう。
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波台風


 
台風20号が太平洋沿岸を通過した後北東に進むらしい。
深夜、眠る頃に高波が枕元まで押し寄せる音が聞こえた。

ざざーざざーっと聞いているうちに眠ったと思う。
今朝6時起床した頃、小雨がしとしと降り黒い雲が黙々と動いていた。

こういう形の台風が発生すると台風シーズンは終わると
気象予報士の言葉をネットで読んだ気がする。

蒸し暑い30度の今日から一転し明日は24度と過ごしやすい。
今迄が猛暑続きだった為か24度に下がるのは初めてのこと。

人間は猛暑の日は暑い暑いと言い、厳寒の冬は寒い寒いと
こぼすように池の金魚も同じような会話をしているのでは。

主人が釣ってきた攻撃的なお魚コトヒキが金魚の鱗等に
体当たりする為、ショック死した金魚数匹、

池底に沢山の浮草が置いてある場所に金魚達は身を守る為に
隠れてしまい姿が3匹位見えるだけ。

鮒や金魚達も生きる術を知っているのだから、
小さいお魚も利巧だとふと思う。

温暖なわが町もそろそろ秋を感じる時節になり、
栗が実り、たわわに実った柿も黄色く色づいて嬉しい。

庭の樹木の伸びた葉を主人に剪定して貰い、
私は脚立に上がらずに切り取った枝葉を紙紐で結んだ。

ぴたりとやんだ風、そして夏の名残を思わせる蒸し暑さ。
遅い夏が終われば本格的な秋は駆け足でやってくる。
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悲しい嘘



今朝はいつもの肌寒さはなく暖かな空気が漂う6時起床。
日が伸びて日の出時刻も5時半前後になる。

お彼岸と言う事もあり、起床後すぐにお仏壇にお線香をあげて、
ご先祖様に手を合わせ枯れてしまった香花を取り換えた。

昨日の朝、何となく主人の様子がおかしいので「旅行に行くの?」聞くと
無言で狭い部屋の中を歩いていたが、あっと言う間に姿を消した。

いつもなら旅行に行く時は駅まで自転車に乗っていたけれど
自転車置き場を見れば彼の自転車は置いてある。

彼はバス亭まで歩いてバスに乗って駅に行ったのだと気付いた。
出て行く姿など見ずに玄関の外には出る事も見送る事もしない。

思いおこせば彼の会話を思い出し嘘が多くて悲しい。
私は、主人を夫としてではなく兄のように慕い頼っていただけ。

特に地震や台風などが襲った時臆病者の私は彼を頼り、
心強く思っていたのに今回は3日位は帰らないと思う。

海面水温が高い為か台風はどんどんやってくる。
その反面秋は過ごしやすく美味しい食物がいっぱい。

我が家の青くなった血潮紅葉がひとひらふたひら
赤く色づいて日増しに秋らしくなってきた。

静かな夜に考えてみれば彼は猛暑の日々を休まずに働いていた、
ゆっくり好きな旅を楽しんでください。

私も疲れた時にはお友達のお宅に泊まり
ストレス解消してくるわ。

午後から電気自転車を飛ばしてイオンに買物に出かけたが、
眩暈が襲ってきたので少しの買物で帰宅した。

そういえばこの頃5時間位の睡眠が続き寝不足も影響し、
軽い頭痛もあったが外出してしまった。

今日も湿った空気が入り蒸し暑い日中だった。
風も吹かぬのに樹木の青葉がひらりと落ちていく。
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中秋の名月
毎年6月頃に我が家に来てくれる東京の叔母が18日に
私に会いに来てくれるので楽しみにしていた。

一人では来られない為、従妹と一緒に来る予定だが、
叔母の好きな市内の温泉宿に泊まる約束をしていた。

私が父と離れてから父のお世話をしてくれた時もあった叔母の
御恩は一生忘れない。

もしかして叔母は高齢のため今度会うのが最後になるかも知れない。
温泉宿に着いたら母の変わりに叔母の背中を洗ってあげよう。

愚痴もいっぱい聞いてあげよう。ずっとそう思っていた。
幾つになっても私のことを心配してくれて本当に嬉しい。

父の兄弟12人、母の兄弟5人、従妹は数えきれない。
その中でも○○叔母は80才の割には素肌美人でつぶらな瞳が可愛い。

身体は健康でも目の病気で一番怖い網膜剥離の手術をした頃、
○○大学病院にお見舞いに行った時の私は東京に住んで居た。

その後2回目の網膜剥離の手術をした事は知らなかった。
目は完全に元に戻っていないため歩き方もゆっくり歩く。

「○○叔母ちゃん、相変わらず綺麗ね。」
「何言ってんの、もう年で一人で行動できないわ。」

私の両親が苦労して母は早く亡くなり可哀想だった話、
従妹の長男が歯科医の勉強をしている事等のお話をしていた。

送迎をしてくれた主人も夕食だけは一緒に摂り温泉に入ると
「明日の朝9時に迎えに来ます。」そう言うと直ぐに帰って行く。

○○叔母ちゃんは疲れて午後10時頃には眠っていた。
少し大切なお話もしていたので疲れも増したと思う。

その後従妹と深夜0時まで想い出を語り眠る頃は満月に近い
月が窓ガラスにくっきり映っていた。

明けて今朝10時10分に電車、新幹線に乗って二人は東京へ向かった。
私は二人の姿が見えなくなる迄いつまでも手を振っていた。

今夜は中秋の名月(十五夜)で満月が煌々と輝きうっとりと見とれ、
次の十五夜が満月になるのは8年後らしい。

秋風の 立ちそめにしか 十五夜の 心を映す 月の光よ sakura
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秋台風



もうすぐ中秋の名月(十五夜)が近いのに秋台風がやってきた。
我が家は海の傍のため土砂災害は滅多にないので助かる。

波が高くなり初めの頃は白波がたって防波堤を超えていた程度だったが、
海から川へ流れて再び海へ引き返す場所は黒い波に変わっている。

我が家の近くの海は遠浅で海水が真っ黒になる事はない。
ただ、波音が何時もと違い迫りくるような不気味な感じを受ける。

秋台風は速度が早いので県内に上陸しても
激しい雨は3時間位で後は風が強いだけだった。

地震や台風を気にしない主人は台風が通った後に
直ぐ海辺のアパートへリフォームに出かけて行った。

「海は大荒れで大丈夫?」少し様子を見てから行けばいいのでは?
私の意見等聞く耳を持たず仕事に出かけた頃はまだ風が強かった。

私も昨日は18日に来るお客様のホテルを数件見て歩き、
ここと決めたホテルで夕食を摂って自宅に帰った。

その頃は青空で半月が浮かび、風は16m位は吹いていたと思う。
樹木は重たそうに大きく揺れはじめてていた。

海の近くで写真を撮ろうとしたが危険な為諦めて離れた場所で撮った。
不気味な白波を見ながら「明日は台風が無事に通過しますように。」
手を合わせた。

東海に上陸するとあっという間に関東~東北へと進んでいった台風18号。
やっぱり暴風域に入ると身の危険を感じて一晩中眠らずに起きていた。

午後から晴れて青空に真っ青な富士の山が美しかった。
暇な私も今週は東京からお客様が来たり外出が多くなる。
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秋めいて
昨夜はいつものように歩く機械を15分踏んで、
肩や身体の体操はやめてぐっすり眠り午前5時半起床。

洗濯機が回っている間朝食の支度をした後、
表通りに可燃物を出した頃は辺りが真っ暗だった。

曇り時々晴れの予報も外れてぽつぽつ小雨が降る朝になり、
朝食後にアパートにペンキ塗りに行く主人を機嫌よく見送る。

素人のペンキ塗りは十分に気を付けなければ危険だと思い、
危険な場所はやめた方がいいのでは?すると彼は笑っていた。

昼前から急に晴れて暑くなり私も外出しようか迷っていた。
そういえば癌検診も胃癌検診等10年前に胃カメラを撮っただけ。

血液検査だけは全て正常値で今迄に一度も悪いと言われた所はない。
「良いですね。」誉められても整形通いでは困る。

人は誰でも悪い所の二つや三つは有ると思う。
私の亡き父も90才まで悪い所はなかったが老衰で亡くなった。

貧しさ故に栄養も摂らずに亡くなった父が哀れでならない。
普通の生活が出来たらもっと長生き出来たのにと悔やんでも後の祭り。

やはり物静かな性格の父が事業を経営するには無理だったと思う。
事業に失敗すれば誰も振り向いてはくれなかった。

私は大人のずるさと人間の我を守る賢さを少女の頃から見ていた。
人間不信になり未だに人を心の底から信じられない。

今日は整形に行き肩に注射をしたら3秒位で針を抜いたので、
医師の余りの速さに驚くばかりだった。

注射はヒアルロン酸の注射で全く痛くはない。
その後、美容院に寄り髪を栗色に染めて貰った。

我が家に帰る途中、遠回りをして刈り取った稲穂の後の
田園風景を眺めて、もうすっかり秋なんだわ。

鼻を突くような青い草の匂いって長閑で良いなぁと思う。
ただ、何もなくなるかと思えば一抹の寂しさが脳裏を過る。
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されどオリンピック



午前5時、オリンピック開催地が決定すると聞いて、
5時に起きる予定がベッドから落ちて4時に起床。

右向きに勢いよく落ちて50肩の右肩が泣きたくなる程痛く、
思わず「痛い。」と呟いてしまった。

上腕部に二㎝位の傷痕のように二か所あとが付き、
湿布を貼っても動かすと痛む。

その後湿布を取れば更に痛むけれど入浴後に湿布を
貼ろうと思う。お風呂はシャワーだけにしよう。

今、思い出してもベッドから落ちる等考えられず、
何故、落ちたのか不思議でならない。

そのうちに5時になり2020年オリンピックが
大差で日本に決定した時は感激し、そのまま起床。

しかし、2年前の大地震で被害の大きい福島の方達も
手放しで喜んだでしょうか。

東京五輪委員会理事長の「東京は安全だ、福島とは離れている。」
こういう言葉に差別的だと反発の声が出ているらしい。

大地震、大津波だけでも大変な思いをし更に原発事故の
苦しみを抱えている福島の方達の事を考えれば何も言えない。

東南海地震が来れば私達も同じ経験をする事になるし、
今の私には募金をしただけで何もしてあげられない。

只、NHKで放送される被災地の方達の状況はいつも見ている。
被災地、特に福島を切り捨てない政策が問われる。

それにしても7年後にオリンピックが日本で開催される事は、
日本全体の為に本当に良かったと思う。

忘れないよ、貴方達のこと、何時もテレビで見ているわ。

忘れないよ、あの恐ろしい日のこと。

貴方達が泣いた時私も一緒に泣いたわ。

貴女が怒った時、ごめんなさいと謝ったわ。

されどオリンピックは明るい出来事でやる気がでてくる。
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草取り



一昨日の深夜未明に急な激しい雨音で目覚めると、
後を追いかけてきたように雷の轟音を聞いて驚いた。

眠ろうとすれば直ぐに次の雷の轟音の繰り返し。
ドカーンと近くに落ちた音が何度も聞こえた。

県内では雷が落ちて家事になった家、
雷が落ちた停電の復旧作業、所々に落ちたニュースを聞く。

私は、懐中電灯付きのラジオを枕元に置きながら
雷が遠のくのを待っているうちに倒れるように眠る。

その日の予報は外れて曇りのち晴れ。
家事を午前中に済ませて昼食後から近隣市アパートの草取り。

レンタカーを借りて来た主人と草取りをした時、
今迄とは違う初秋の風がすーっと頬を撫でていく。

晴れの日差しは強いけれど一歩ずつ秋は近づいて
明日は、秋が本格的に到来し草花に朝露がつく二十四節気の白露。

昨夜はいつも通りの静かな夜になり、
青い空と白い雲が浮かび星がきらきら輝いていた。

あれほど恐い思いをしてから2日も経っていないのに、
明日は晴れの日になるわ、なんて婦人会の人達と微笑んでしまう。

そう切り替えなければ人は明日に向かって生きてはゆけない。
そして明日からも色々な事が起きても乗り越えていかなければ。

私も昔から辛い出来事が有っても辛いなんて一度も思わず、
生活の範囲の中で幸せになるために明るく働いていた。

この頃はすっかり秋めいて買物から帰る頃は午後6時15分で辺りが暗い。
電動自転車を転がして歩き、室内でも機械を踏んで歩いている。
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秋の雲



昨日は炎天下で避難訓練の為小学校迄行き疲れがでたのか、
午前7時まで眠ってしまい慌てゝ階段を走って降りた。

慌てる事もないのにプラ包装容器を表通りに出す頃は
陽光の眩しい真夏のような朝だった。

青空に南の空には真っ白い入道雲、北には黒い雲が黙々と
流れ、涼しい風がすうすう吹いて心地良い時節になった。

残暑は厳しいものの、もう初秋なんだわ。
PCを開けたまま洗濯物を干したりシャツの丈を詰める縫い物をしていた。

気が付けば主人が旅行に行った事を昼前に知るほど
呑気で駄目な主婦である。

一言でも「どこへ行く。」と言ってくれたら気持ちよく
見送るのに、無断で出て行くなんてずるい人だと思う。

喧嘩は過去に何回もしたがするだけ無駄だと分かり、
病気の人に言っても仕方がないと諦めている。

たまには腹の立つ事もあるけれど今更別れても物騒な世の中、
用心棒が居ると思うだけでも安心する。

埼玉、千葉で恐ろしい竜巻が発生した映像を見て
人は自然には勝てないとつくづく思う。

真っ白い美しい雲、それが恐ろしい雲に変身し、
人や建物等に大きな被害を与えるから時々雲を見よう。

山々には彼岸花が咲き始め秋めいてきた。
夜空が晴れて星が出ているのに虫の音も聞こえない。
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