秋めいて
昨夜はいつものように歩く機械を15分踏んで、
肩や身体の体操はやめてぐっすり眠り午前5時半起床。

洗濯機が回っている間朝食の支度をした後、
表通りに可燃物を出した頃は辺りが真っ暗だった。

曇り時々晴れの予報も外れてぽつぽつ小雨が降る朝になり、
朝食後にアパートにペンキ塗りに行く主人を機嫌よく見送る。

素人のペンキ塗りは十分に気を付けなければ危険だと思い、
危険な場所はやめた方がいいのでは?すると彼は笑っていた。

昼前から急に晴れて暑くなり私も外出しようか迷っていた。
そういえば癌検診も胃癌検診等10年前に胃カメラを撮っただけ。

血液検査だけは全て正常値で今迄に一度も悪いと言われた所はない。
「良いですね。」誉められても整形通いでは困る。

人は誰でも悪い所の二つや三つは有ると思う。
私の亡き父も90才まで悪い所はなかったが老衰で亡くなった。

貧しさ故に栄養も摂らずに亡くなった父が哀れでならない。
普通の生活が出来たらもっと長生き出来たのにと悔やんでも後の祭り。

やはり物静かな性格の父が事業を経営するには無理だったと思う。
事業に失敗すれば誰も振り向いてはくれなかった。

私は大人のずるさと人間の我を守る賢さを少女の頃から見ていた。
人間不信になり未だに人を心の底から信じられない。

今日は整形に行き肩に注射をしたら3秒位で針を抜いたので、
医師の余りの速さに驚くばかりだった。

注射はヒアルロン酸の注射で全く痛くはない。
その後、美容院に寄り髪を栗色に染めて貰った。

我が家に帰る途中、遠回りをして刈り取った稲穂の後の
田園風景を眺めて、もうすっかり秋なんだわ。

鼻を突くような青い草の匂いって長閑で良いなぁと思う。
ただ、何もなくなるかと思えば一抹の寂しさが脳裏を過る。

編集 ハル : おはようございます。昨日はお部屋にご招待頂きありがとうございます。早速お邪魔しています。