HOME TOWN 04.03.17
 ほぼ定時で仕事を終えることができたので、六本木へ向かいました。
 かなり久々ですが、morph_tokyoでmaybeと星本香の出演するライブが開催されるのです。maybeにしろ、星本香にしろ、がんばって応援しに行こうという対象ではないのですが、星本香がソロでやるということにちょっとだけ興味があったので、覗いてみることにしました。

 会場前に着いてみると、Yさん、E(H)さん、J、Tの姿がありました。JとTについて言えば、maybeのファンなので、まぁいても不思議はないのですが、YさんとかE(H)さん、そして私はいったい何をしに来ているんでしょうか?

HOME TOWN at morph_tokyo
 一組目はLOVE&HEALという女性デュオだったのですが、どんなカンジだったか覚えていませんが、それほど目立ったパフォーマンスではなかったと思います。
 星本香は2組目の出演でした。照明の消えた中、バックダンサーを4人ほど従えて、スモークの立ちこめるステージに姿を現しました。
 ステージが照らされて、歌い出した1曲目はGive me a shakeでした。初めて観るソロで歌い踊る星本香、ダンスの方はまったく申し分なかったのですが、歌の方にちょっと難点を感じました。上手い下手の話ではなく、声の問題です。原曲がどちらかというと低い部分でユニゾンする曲だと思っているのですが、星本香の声はキーが高く、その上、軽いのです。曲のイメージとの乖離、必死になればなるほどその度合いは高まり、声がひずんで聞こえます。
 2曲目はペルセウス、3曲目がオリジナル曲(曲名不明)でした。この2曲は可もなく、不可もなくといったカンジでした。それでも、R.C.T.で歌っているのとはまた違った雰囲気で、いつも以上にテンションも高かったような気がします。

 3組目に安奈というグラビアタレント(?)が登場して、ダンスパフォーマンスを見せていましたが、これも特筆するようなないようではありませんでした。

 トリを飾るのはmaybeです。ステージを見るのはずいぶんと久しぶりに思えましたが、またパワーアップしていました。これまで定番でやっていたHot Stuffやsurviverといったこれまで、充分に完成していて好評だったと思われる楽曲を一切歌わずに、新しい曲と新しいフリにチャレンジしてしました。これがちゃんと一定以上にレベルでまとまっているのですから、素直に感心させられます。最後はFoever as oneとプレイバックpart2でライブをビシッと締めました。maybeのステージパフォーマンスについてはとても満足のいくものだったのですが、不満があるとすれば相変わらず盛り上がらない固定客の方にありました。激しいリズムで歌い踊るユニットの応援を現場に掛けつけて、しかも最前列に陣取ってしようというのに、柵にへばりついて、手拍子すらせずにただ、眺めているだけという唾棄すべき態度に落胆しました。JはJなりにがんばっていましたが、私の目から見ても中途半端でした。会場で応援するというのは、いかにタレントの希望するような環境を客席に作る努力をするかだと思いますので、maybeの場合は、盛り上がりながら周囲を盛り上げることが大事なのだと思います。これでは粘着系の客しか増えなくて、ちょっと哀れです。
 以前はホントにmaybeに見向きもしない客が多かったので、ちょっとでも客席を暖めて楽しくパフォーマンスをしてくれれば、といった義務感めいた思いがありましたが、今は固定の客がいるので、私がそういうことをしなくてもいいものだと思っていたのですが、どうやらそういうわけにはいかないようです。