木下鈴奈 04.01.11
 起床したのがAM10:30頃になってしまったので、まず、録画してある「仮面ライダー555」を見ることにしました。
 もう、最終回が間近に迫っているのですが、もうどういう結末を迎えることになるのか、見当もつきません。
 見終わって、身支度を整えて家を出てからS(Y)さんと連絡を取って、渋谷で合流しました。まず、2人で差し入れを見繕うことにして、SさんはQueen ALICEで、私はGODIVAでそれぞれに買物をしました。
 
 今日のイベント会場であるアソビットシティの前で、Yさんから援護を頼まれたイベントの参加ハガキを手渡す為に、一旦、店の前に行きました。ハガキを手渡して、少し話をしていると、秋葉原駅の方から何やら見覚えのある女のコが向かって来ます。野口美也です。とりあえず、新年の挨拶をして、話を聞いてみると、今日のイベントに出演するということでした。何でも、秋葉原に来るのは初め来るということで、どこでイベントをやるのかも分からないという状態でしたから、エレベーターまで案内することにしました。エレベーター前に到着して、マネージャーのTさんに連絡を取ろうとした矢先にタイミングよくTさんが降りてきたので、そこで野口美也と別れ、ついでに差し入れをTさんに託すことにしました。これが大きな間違いの元になるとは、私もSさんも想像すらできませんでした…。
 時間が迫っていたので、8階へ上がって座席抽選を行いました。Sさんは1桁後半でしたが私は20番台でした。ちょっと落胆したのですが、Tさんの仕事ぶりと私の様子を見ることを目的に参加しているIさんとナイスガイDさんがそれぞれ1桁のいい番号を引いていて、交換を持ちかけられましたので、喜んでこれに応じさせてもらいました。ちなみに2枚のうち1枚はJさんの手許に行きました。
 ほどなくBホールに通されて、席に着きます。最前列の半数以上が顔見知りで、もっと言ってしまうと30名強だと思われる参加者のうち、半数近くが知り合いというすごい状況でした。
 各々がカメラのセッティングをして、JさんとJさんのお知り合いのIさんの話に聞き耳を立てていると、野口美也がステージに登場して前説をしました。すかさずJさんが自己紹介をするように煽ったりしたのは、昨年行われた、木下鈴奈の初参加イベントの再現です。私は当時、木下鈴奈をまったく知りませんでしたし、当然、参加もしていないのですが、イロイロな方から、その日の状況を教えていただいていたので、面白かったです。

木下鈴奈1stDVD発売記念イベント at アソビットシティ
 今回のイベントのMCはせーじ・けーすけという漫才師のせーじでした。その呼び込みで木下鈴奈がステージに登場しました。衣装は赤いワンピースで、髪は左右にポニーバンドで留めているカンジでした。木下鈴奈は最近、この髪型にしているのをよく見る気がします。個人的にはセミロングくらいの長さだと下ろしている方が好きなのですが、これもまたかわいいのでよしとしましょう(笑)。
 まず、今日のイベントのアシスタントを務める野口美也を紹介します。その紹介の際に「スタイルがよくってうらやましい」と言っていたのは分からなくもないのですが、「すごくやわらかいんだよ」と言われても、まさかその感触を確認することもできないので、困ってしまいます(笑)。

 「まずは何からやりますか?」と振られて、木下鈴奈はいきなりうろたえます。どうやら自分が進行もするのだと思ったらしく、わたわたしていました。多分、MCの方の意図は、木下鈴奈に「何々をやります」と言ってもらうためのフリだったと思うのですが、木下鈴奈は進行はすべてMCにお任せのつもりだったらしく、「言ってくれると思ったのに〜」という文句が出てしまっていました。
 そんな滑り出しではありましたが、まずは歌のコーナーからでした。最初の曲はとなりのトトロ。この選曲が本人の意思なのか、事務所サイドの指示だったのかは分かりませんが、今回、数多の観客の心を鷲づかみにした必殺のフレーズ“にゃんにゃん”は不発だったように思われました。要因のひとつはここがライブのための会場ではなかったこともあると思うのですが、このパフォーマンスは「木下鈴奈を知らない」客に効果的なのであって、木下鈴奈を目的に集まっている客にはそれほど効果的ではないように思いました。
 2曲目に歌ったのは高橋由美子のFight!でした。これについては本人は十八番だと言っていたのですが、私の耳にはこれまででイチバンよくなかったように思われました。先述したように、歌うことを想定した会場ではないので、やりづらかったでしょうし、観客の側もそういう心の準備ができていなかったのではないかと思います。それでも、木下鈴奈の「やり遂げた!」といったカンジの笑顔が輝いていたので、よかったことにしてしまいたいと思います(笑)。
 続いての演目(?)は木下鈴奈作・画の紙芝居でした。撮影会のたびに配布されるイラストやサイン帳に描いてもらえる絵からも画力の高さは周知のものだったのですが、かなり描き込まれた画で、描画力の高さを見せつけてくれました。ちなみに製作期間は3〜4日程度というから驚きです。
 紙芝居の主人公は黒猫のニィ。これはぬいぐるみの商品名で、リボンの色とポーズの違いで3種類あります。なぜ、そんなことを知っているかといえば、前回の撮影会の時に私がプレゼントしたものだからです(笑)。
 内容としては、家の中で飼われているニィの日常を描いた他愛のないものなのですが、実質的には1人芝居(アフレコ)のようなもので、木下鈴奈の演技力というか、表現力が試されることになります。これは心配することないだろうと思っていましたが、後半で登場する大きな犬の演技まで、実に見事に演じきっていました。
 続いての「鈴奈クイズ」のコーナー。MCの方が問題を出して、観客が挙手、それを木下鈴奈が指名して、正答であればプレゼントがもらえるというものです。プレゼントの中身は「ひみつ」とのことでした。最初のうちは公式に発表されているプロフィールを憶えていれば分かるものばかりでした(それでも分からないものもありましたが/苦笑)が、後半になると難易度はどんどん上昇してきて、この辺りになるといつも参加している顔見知りの面々にしか分からなくなってきてしまいました。
 私は、「鈴奈ちゃんがとあるイベントで共演したロボットの名前は?」という問題に答えてプレゼントをもらいました。1つ前の問題にKさんが答えた時に、名指しで指名されたので、またそうなるんじゃないかな?とヒヤヒヤしていたら、案の定、名指しでした。それはいいのですが、そういうやり取りをみて、MCの方が木下鈴奈に「昔から知ってる人なの?」と問い掛けた後で「いつ頃から?」と聞かれて「夏ごろ」と答えられた時には、心底、凹みました。
 それこそ、初見だったROBODEXから、お茶会、撮影会、あじさい祭りと参加してみても、夏の温泉旅行にいたるまでの4ヶ月は木下鈴奈の印象に残っていなかったことを痛感させられました。実際、思い当たるフシはいくらでもあるので、これは仕方ないですね。あ、賞品の中身はパスケースでした。
 それから、Jさんなんかもクイズに答えていたのですが、イチバン面白かったのは最後の問題で、木下鈴奈が手元の袋からおもむろに取り出したくまのぬいぐるみです。一部の方には見覚えのあるそれを「プレゼントにしちゃうのか?」と一瞬、会場に硬い空気が満ちました。しかし、これは問題の前フリで、「このぬいぐるみに付けられた名前はなんでしょう?」という、ありえないほどにピンポイントな出題でした。由来も名前もよく知っている私はJさんと顔を見合わせて大爆笑してしまい、あまりに大きな反応を見せていたので、MCの方がかなり訝しんでいました(笑)。これは当然、プレゼントした本人に答えてもらわなくては!と目線を送りました。本人はちょっと困惑しながら、渋々と手を挙げて答えていました。うん、愛されてますね、Sさん(笑)。
 この後はじゃんけん大会となって、勝ち残った1人が壇上に晒されて上がって、木下鈴奈に似顔絵を描いてもらえるというものでした。最初は全滅してしまい、再度じゃんけんとなり、ここで勝ち残った勝者は…、Sさんでした!
 Sさんはこういうイベントにまったくといっていいほど慣れていないこともあって、顔を真っ赤に紅潮させていました。最前列にいたこともあって、ステージに上がることをしきりに嫌がっていましたが、当然、誰もそんなことは認めません。こういうことは選ばれた人が喜びと羞恥心の両方を持ってステージにいるから見てる側も楽しめるのですから。
 ただ、似顔絵なんかを描くと、当然訪れる沈黙をどうにかしようとして、MCの方がした「どこで鈴奈ちゃんを知ったの?」という質問に私のHPという返答はしないでください。これで通算2度目です。耳にした時は、正直、殺意すら抱きました(笑)。あなたがそれを言うと知らなかった人まで興味を持ったり、検索したり、疑問を確信に変えたりするので、本当にやめてください。
 そんなカンジに壇上ですっかりテンパってしまっていたSさんでしたが、野口美也をステージ上に引き出して、事無きを得ました。この時間は野口美也への質問タイムに当てられて、「(マネージャーの)Hさんは優しいですか?」という質問に「優しいです」と即答するのを聞いて、木下鈴奈が「えっ!?」と過敏に反応します。すると、「っていうか、怒られたことない」と追い討ちをかけます。それを聞いて「え〜!ありえない!」と嘆く木下鈴奈という構図は面白かったです。こういう流れになってしまったので、Hさんも楽屋から引っ張り出されてしまい、観客の歓声と大きな拍手で迎えられます。Sさんではないですが、これまた顔を真っ赤にして登場したHさんは、すぐに引っ込んでしまいましたが、これも面白かったです。
 似顔絵が描きあがったあとは質問タイムということで、客席から木下鈴奈に質問をするというものでしたが、あまり手が挙がりません。私をはじめ、顔見知りの面々は殊更にこんなところで聞く質問は思い浮かばなかったようです。すぐに行き詰まってしまったのですがMCの方が機転を利かせて、木下鈴奈が指名して質問をさせるシステムに変更されました。この時に指名された方がいい質問をされていたのですが、忘れてしまいました(苦笑)。
 この後は撮影タイムとなって、進行はマネージャーさんがすることになって、Hさんの登場を期待したのですが、Tさんでした。方式は1列づつ前に出て、2分という、撮りやすく、かつ比較的長めな撮影タイムでした。2分間、普通に撮影して順番が終了。席に戻ってから撮影タイムの終了まですることがなかったので、私の席からはよく見える楽屋口を眺めていると野口美也と目が合ったので、手を振ってみました。向こうも気付いてくれたので、カメラを構えて撮影してみることにしました(笑)。すると、手持ち無沙汰になっていた最前列の人達が撮影を始めてしまい、即興で「野口美也・撮影会」が始まってしまいました。野口美也は野口美也でサービスよくこれに応じてくれて、最初は角度的に撮れる人にしか撮れなかったのですが、パーテーションから顔を出して、後の方にいる人からも見えるように、撮れるように動いていました。こういう風にステージにいないコを撮る撮り方は、それこそROBODEXで木下鈴奈を撮った時のようだな、と何となく思い出したりしました。
 撮影タイムが終了した後、木下鈴奈から挨拶があって、サイン&握手会の準備に移りました。この時、テーブルを運ぶためにHさんが再登場して、またしても客席が沸き立ちます。照れ臭そうなHさんを見るのは面白いものです(笑)。
 握手会では、とりあえず新年の挨拶をして、「明日、成人式だよね?やっぱり晴れ着?」と尋ねると「晴れ着は着ないんですよ〜」とのことで、ちょっと残念に思いました。「でも、お仕事で着られるかもしれない」と言っていたので、その仕事の様子が見られることを期待したいと思います。この後、一言二言、話をして、「じゃぁ、またね」と言って終了しました。特に急かされたわけではないので、ゆっくり話しをすることも可能だったのですが、今日・この場所でがんばることにあまり意義を見出せなかったので、早々に引き上げてしまいました。
 今回のイベントでは2枚以上購入していると、2ショットポラが撮れるという特典があって、それは握手会終了後に撮影するので、これに参加する人だけがホールに残るというのが暗黙のルールなのですが、なぜかSさんが出てきません。そんなことをしている内に野口美也がステージに登場して告知とかを開始します。まずくないかな?と思い、Cさんと2人でSさんにツッコミを入れたら、本当にそういうルールを知らない彼は、素でうろたえていました。結局、中に残っていてもいいということになったので、外で様子を伺っていた人も中に戻って、野口美也やMCの方のトークを聞いていました。MCの方(漫才師)は、なぜかなぎら健壱(フォークシンガー)の弟子になったらしいです(笑)。
 2ショットポラの撮影も終了して、約2時間に及んだイベントはすべて終了となり、木下鈴奈から最後の挨拶があって、撤収となりました。
 木下鈴奈・初の発売記念イベントは以上のように大変充実した内容で、とても満足のいくイベントでした。

 この後、まだイロイロとあったのですが割愛。私がここに来ていることを知っているD-ERIOLさん、Y(N)さん、Malignantさん、K(D)さんが待っていてくれて、さらにn(s)さんを呼び出して、いっしょに参加していたIさんとナイスガイDさんを加えた8人で呑みに行くことになり、この席で、nさんとKさんにもHPの存在を明かしてしまいました。