胸キュンライブ 03.11.20
 会社を出る時間がちょっとやばかったので、S(Y)さんとA(N)さんに連絡すると、すでにAさんが会場前にいるということだったので、安心して寄り道をして、「仮面ライダー555」の2巻(DVD)を購入してから、渋谷のISMというライブハウスへ向かいました。
 到着してみると、参加すると思われていた顔見知りはほとんど到着していました。よく見るとA(S)さんまでいて驚いたのですが、とりあえず、見なかったことにして、こちらの集まりとの会話および情報交換を主体に開場を待ちました。

 開場時間となったので階段を昇って場内へ。ライブハウスとクラブの中間のような作りで、天井も低ければ、ステージの作りもショボい上に、床の上に直に座らされます。この時点でだいぶテンションが下がりました。
 開演までの時間にA(S)さんに挨拶をして、久しぶりに話をしました。彼の顔にも開演前から失意の色が見え、誘う会場を間違えてるな、と思いました。

胸キュンライブ DVD大作戦 at 渋谷ISM
 最初は葉里真央と男性のMCの方が出てきて、今日の進行について簡単な説明をしました。
 当日券での参加というやる気のなさからもわかるように、どんなイベントなのか、まったく下調べをせずに来ていたので、内容を聞いて、みるみるテンションが落ちるのを感じました。
 最初2組は芸人で、コントをやるのですが、これがヒドイものでした。
 3組目にようやくアイドル、上原彩が登場しました。誰だかサッパリわかりませんが、笑えない芸人を見るよりは数段マシです。実際、歌った楽曲も世界中の誰よりきっとと大スキ! を歌いました。特に大スキ! は分かりやすく盛りあがれる曲なので、ここに来てようやく会場も温まったカンジです。
 続いての登場は森崎愛でした。これまた初めて見たコでしたが、ちょっとかわいいカンジのコです。歌った曲は2曲。TOMMOROWで、2曲目はちょこっとLOVEでした。素直に楽しかったのですが、座ったままの姿勢で聞いて、盛りあがるのはツライものがありました。
 ここで上原彩が衣装を替えて再登場しました。そして、先ほどとは打って変わっていい日旅立ちを歌います。個人的にはこういう曲を雰囲気を出して歌えるコの方が好きです。この後、撮影タイムが設けられたのですが、特にがんばらずに終了しました。
 次いで森崎愛が再登場。やはり衣装を替えていたのですが、シースルーのキャミソールっぽい派手な色の衣装でした。正直、フーゾクの方かと思うような格好です。そんな格好で歌った曲はキューティーハニー、Jさんがすごく盛り上がってました(笑)。それから撮影タイムになったので、ここでは少し撮ってみることにしたのですが、先日の不良品CFカードはやはりそのままで、あっという間に撮れなくなってしまいました。ですので、またA(N)さんからCFカードをお借りしました。
 森崎愛が歌い終わったところで、イベントが何となく一段落していました。葉里真央とMCの方が登場して、この後の進行を説明します。アイドルと芸人が絡んでコントをやるということです。
 最初は上原愛の出演するコントで、芸人だけでやるよりはマシでしたが、金を払って見るようなものではありませんでした。続く森崎愛はもう、どうしようもなかったです。そして、次がようやく木下鈴奈でした。コントの設定は信じないドルがマネージャーに連れられてオーディションに行くというもので、オーディションで求められる演技を木下鈴奈がやると、マネージャー役の芸人がもっと大きなリアクションでやらなきゃだめだと、相当に恥ずかしい演技を要求します。木下鈴奈のいっぱいいっぱいさ加減も加わって、正直、ファンの1人としては見るに絶えないモノでした。
 その後、もう一度上原彩が登場して、余っていた芸人とコントだったのですが、これも記憶に残らないほどつまらないものでした。
 この後2組、芸人が続いたので、後の方に行って、A(S)さんと話をしていましたが、やはり彼の反応は憮然としたものでした。ファンの目から見てもヒドイと思うようなイベントでしたから、そうでない人には苦痛にしかおもえなかったことでしょう。
 その後、ようやく木下鈴奈の歌のステージです。
 1曲目はStep。なるほど、この選曲は悪くないと思いました。ただ、会場はどの辺までがついてくるのか少し不安でした。そして、その不安は2曲目のイントロで現実になってしまいました。Welcome!っていう選択はありえないと思います…。さすがに膝をついたまま廃人になってしまうかと思いました。知っている人間の私でさえコレですから、他の客はもっとポカンとしています。ハッキリ言って失敗だと思います。ただ、3曲目がダイアモンドときわめて真っ当な選曲だったので、この曲のイントロで立ちあがって壁際へ移動。すかさず裏クラップを始めたのでですが、会場が少し戸惑っているように感じられました。この曲のリズムって、裏打ちだと思ってるのは私だけなのでしょうか?それでもクラップ誘導をした甲斐はあって、ずいぶん盛りあがりました。
 歌い終わって、告知中心のMCを終え、撮影タイムの後、木下鈴奈が退出しました。これでイベントも終了かと思ったのですが、もう1人残っていました。葉里真央です。生茶のラベルを巻いた缶ビールを持って、スキーを履いているかのような足取りで登場です。口ずさむ歌はツッパリハイスクールロックンロール。生茶のCMの松嶋奈々子気取りです(笑)。学ラン姿ということもありますが、妙に面白いです。
 しかも次の曲が港のヨーコだったりするのが、まるでアイドルらしくありません。歌に自信がなければ、こういうノリもアリだなと思いました。何より、客が面白くて盛りあがりますから。その後も2曲くらい歌っていましたが、何を歌ったのか、どんなデキだったのか、さっぱり覚えていません。それくらい登場のインパクトが強かったのと、葉里真央のステージの時にふと後ろを見ると木下鈴奈、上原彩、森崎愛の3人が客席に出てきて、いっしょに盛りあがっているのです。周りの客にペンライトやら鳴り物を渡されて、それを振りまわしたりする表情の楽しそうなことといったら、もう(笑)。その様子を眺めていたら、木下鈴奈と目があって、「ふぅ」という口の動きに合わせて腕で額の汗を拭うしぐさしたのですが、その様がとても可愛かったです。
 そんなおもしろい状況を私はもちろん周囲が放っておくわけがありません。ステージに背を向けて、掟破りの客席タレント撮影です(笑)。
 結局、葉里真央のステージの間、ずっとそんな風にして過ごしているうちにイベントが終了となり、ロビータイムとなりました。
 比較的長めのロビータイムで、はなから木下鈴奈目当てでない人がほとんどだったことも手伝って、ロビータイムで木下鈴奈のところに来た人間は顔見知りばかりでした。
 いつものように適当に話をして、サイン帖を頼み、チェキで撮った後にやっぱりサインを頼んだりして過ごしました。木下鈴奈の退出後に葉里真央や森崎愛もチェキで撮らせてもらって、葉里真央にはサインをもらいました。

 終演後は雨が降っていたこともあり、まっすぐに帰宅しました。