写コンライブ 03.09.10
 今日も今日とて会社を定時で抜け出して、渋谷の7th Floorを目指しました。
 開場時間前に楽々で到着したのですが、すでに10人近い人が並んでいて、その中には顔見知りのCさんの姿がありました。Cさんに話を聞いてみると、PM4:00の段階で、すでに4人は前にいたそうです。そのまま開場を待っていると、S(Y)さん、Tさん、A(N)さん、Jさんが到着しました。早い番号で入ったCさんに、固まって座れるようにテーブルと座席の確保をお願いしたところ、センター、前から2つ目のテーブルを押さえてくれていました。次の入場者が私だったこともあって、ステージの良く見える座席に着くことができました。
 写コンライブ Vol.1 at 7th Floor
 開演時間、ほぼきっかりにスタートしましたが、開場時間が押していたため、まだ入りきれていない人がいるのに始めてしまうのはさすが7th Floorといったところでしょうか(苦笑)。
 最初にステージに現したのは女のコひとりとギターを担いだ男性がひとりというユニット(?)でした。紹介を受けることもなくイキナリ歌い出したので、とりあえず手拍子を打ちながらも、「誰?」という疑問で頭は埋め尽くされていました。2曲ほど歌い終わったところで、ボーカルのコが「GOD(ゴッド)です」と名乗ったのですが、出演者欄に名前のないユニットなので、ますます「?」が増すばかりです。そんな私の疑問を余所に演奏は続きました。幸い、聞いていて不快になるような演奏ではなかったので、それなりに楽しむことはできました。
 次に登場したのはチロル★ブランド!!という女のコ3人組のユニットでしたが、ハッキリいって、前座のユニットより数段ひどかったです。それでも私たちのひとつ前のテーブルの松下萌子ファンの人達が何故だか盛り上げていたので、ステージ上の3人はかなり満足そうでした。どれくらい盛り上がっていたかというと、終演後にJさんが「え、あのコ達のファンじゃなかったの?」と訝しむほどでした(笑)。
 続いての登場は根食真実。なぜだか名前だけは知っていたのですが、仲々どうして、悪くないカンジです。ちなみにここでも前のテーブルの方々は激しく盛り上がっていました。
 その次は青木小明でした。雑誌などのグラビアで幾度か目にしたことがあって、ちょっとカワイイかなと思っていたのですが、抱いていたイメージを思いっきり裏切ってくれました。悪い方へ(苦笑)。
 そんな青木小明は写真集、DVDはもとより、CDを2枚リリースしていて、その内の1枚はPVまで見たことがあって、悪くないなぁ、と思っていたのですが、実物は…。先走らなくてよかったな、というのが正直な感想です。ただ、内容の如何は別にして、テンパっていながらも、ひとりでMCをこなせる度胸には少し感心しました。彼女については確としたファンがいたようなのですが、やはり前のテーブルの方々がイチバン盛り上がっていました。
 とまぁ、この辺りまでくると、さすがに「お前ら誰のファンだ」と後頭部に突っ込みたくなるほど鬱陶しく感じはじめたのですが、出演者が、まだどうでもよかったので黙認していました。
 というわけで、次はいよいよ木下鈴奈の登場です。ここまではどちらかといえば、おとなしく鑑賞していた私達6人はそれまで寝ていたのではないか?(実際Jさんは寝てました/笑)と疑いたくなるほどのイキオイと声量で、コールをするわ手拍子をするわの大騒ぎです。ここでも騒ごうと身を乗り出しかけたのですが、圧倒されたのか身の危険を感じたのか、とてもおとなしくしていました(笑)。
 さて、その木下鈴奈ですが、1曲目は高橋由美子のFIGHT!でした。アップテンポな盛り上がる曲だったということもありますが、よ〜く知っている歌だったので、コールとかフリとかまで入れて私も周囲も大盛り上がりでした。2曲目も高橋由美子の曲で(曲名忘れました)、聞き覚えはあるものの、あまり知らない曲だったのですが、Jさんがよくご存知で誘導してくれたので、楽しく盛り上がることができました。2曲歌い終わったところで、告知もMCもそこそこに引き上げていってしまったのが残念でした。ロビータイムはあるにせよ、顔と名前とキャラクターはここでアピールしておかなければ、今後につながりませんから、もったいなかったと思います。もちろん、ファンとして、もっと見ていたかったということもありますが(苦笑)。
 そして、いよいよこの次は、熱心なファンを擁する松下萌子です。私達の前にいる人達はここで爆発して、さぞや大盛り上がりするかと思ったのですが、ハッキリいって不発でした。これまであんなにノリノリだったのに、手拍子は単調で、その背中からは「ステージを盛り上げよう」といった意思はまったく感じられませんでした。ここでがんばらないのなら、余所で目立とうとするな。と正直、腹立たしく思いました。松下萌子の歌自体は決して悪いものではなく、まがりなりにもメジャーでCDをリリースしている歌手であることを見せ付けてくれました。
 とまぁ、ここまでは全体的にかなり楽しいイベントになっていて、構成的にもイチバン歌えるキャストが歌い終えたところだったので、「これで終わりだ。さあロビータイムの準備をしなくちゃ」と本気で思っていたのですが、もう1人出演者がいました。仲谷かおりです。
 今回のキャスト的には、たしかにメジャーな人なのですが、のっけっから登場もグダグダなら歌もグダグダ、踊りもグダグダ、当然MCもグダグダとまったくいいところがありません。よくコイツをステージに上げようと思ったものだと呆れてしまいました。そのくせ持ち時間はやたらと、ここまでの楽しかった流れをすべて台無しにしてくれました。あ、それでも、私達の前の方々は(以下略)。
 苦痛にしか感じられなかった仲谷かおりのステージがようやく終わり、ロビータイムとなりました。当然、木下鈴奈の下へ参集。終了までずっとそこで物販に参加し、雑談に興じていました。嬉しかったのは、木下鈴奈に「ステージからよく分かりましたよ」と言ってくれたことでしょうか(笑)。
 7th Floorの常で、22:00完全撤収となったので、退出。何だか久しぶりにS(Y)さんといっしょに帰宅した夜でした。その車中、青木小明の話を振ったら、「ああ、あの引田天功?」と返してくれたのがナイスでした(笑)。