万座温泉 〜1日目〜 03.08.02
 起床時間はAM6:00過ぎ。S(Y)さんからの電話で出かけられるように支度をして出発しました。駅でSさんと合流して、池袋へと向かいました。
 AM7:00過ぎに池袋に到着しましたが、AM8:00集合の旅程なので、まだ少し時間があるからと、マクドナルドで朝食を購入して集合場所に向かいました。

 集合場所付近で、KさんとK(I)さんを発見。道路に面して数台のバスが止まっているのですが、どれだか分からずにいると、1台のバスから爽やかないい笑顔でA(N)さんが顔を出しまていました。バスの中に入ってみると、O(G)さんもすでにいらっしゃいました。これで、6名。参加予定者のおよそ半分です。時間が近づくにつれ、Cさん、Oさん、Jさん、Tさん、S(G)さん、●さん(お名前を忘れました・顔はしっかり覚えているのですが/苦笑)が到着。総勢12名がバスに乗りこみました。このメンツの内、Jさんと●さんとは、私は初対面だったのですが、他の方々はよく御存知だったようなので、これで全員かな?と運転手さんに確認。なぜ、そんな確認が必要だったかというと、今回のプランナー兼コーディネーターであるはずの木下鈴奈のマネージャーHさんが到着していないからです(爆)。いきなりのハプニング発生です。その後の連絡でHさんは渋滞につかまっているということが判明。木下鈴奈をピックアップするためにバスをまわし、同所で合流することとなりました。
 さて、その合流ポイントに到着したのですが、遅れが予想されるHさんは元より、肝心の木下鈴奈の姿すら見当たりません。ここで緊急企画「鈴奈ちゃんを探せ!」が行われることになりました(笑)。手分けして探しまわるのですが、これが中々どうして見つかりません。数分後、無事に保護されたのですが、化粧直しをしていたらしく、本当に隠れていた模様でした(苦笑)。木下鈴奈をバスに迎え、彼女の手作りホットサンド(まだ温かい)、とお茶をいただいて、Hさんの到着を待ちました。ここで、「もう出発しちゃいましょう」と言った(思った)のは私だけではなかったと思います(笑)。ほどなく、奥様に送られて、巨大なドラムバッグ(おそらくは撮影機材)を抱えてHさんが到着しました。みんな、クレームを浴びせようと待ちうけていたのですが、朝のA(N)さんよりも爽やかな笑顔といつもの調子で「いやぁ、ハッハッハッ、すいません」とおっしゃるのですが、人柄か、少しも悪びれた様子がありません。これで、すっかり毒気を抜かれてしまい、そのまま普通に受け入れて、バスで万座温泉に向かうことになりました。

木下鈴奈と温泉旅行 to 万座温泉
 バスが走り出して、高速に乗った頃、自己紹介を兼ねて、点呼を取りました。これで、違う人が乗っていたらどうするんだろう?などという不安がよぎりましたが、幸いそういうトラブルはなく、参加予定者12名、無事にバスに乗っていました。車中では、木下鈴奈発議のもと、タオルを使ったゲームが行われました。タオルを首に巻いて、一拍子。タオルを解いて次の人に回していくというもので、これを誰かが歌っている間に行い、歌が止まった時にタオルを保持していた人が次の歌い手になるというルールで行いました。Hさんを狙ったり、それぞれの思惑が絡みまくって、思いのほか白熱しました。しかし、一番面白かったのは、車載のカラオケマシーンの合いの手機能の声が木下鈴奈の声に驚くほどそっくりだったことで、ホントに言い回しまでそっくりで、こんなバイトしてたんだと、言っても通ってしまうほどでした。もちろん本人は否定していましたが(苦笑)。また、車中ではHさんから木下鈴奈の今後の予定が発表され、思いのほか大きな話が多く、車内にどよめきが走りました。具体的に言うと、DVDの発売とCDデビュー、特撮DVD作品への主役抜擢です。また、このDVDのメイキングの様子をビデオで見られるようにとHさんが編集されたそうなのですが、間違えて、別なタレントさんのビデオを持ってきてしまい、せっかくだからと、その上映会が行われたりもしました(笑)。

 途中、ドライブインで休憩を挟みつつの移動でした。この辺りの道程から、木下鈴奈が補助席に来てくれて、2〜3対1での話をする時間が設けられました。時間にして各席10〜15分程度、特に構えることもなく、いつものように他愛のない話をしていました。この“他愛のない話”。特になにかをアピールするわけでもなく、談笑できるというのはこういう企画(機会)ならではです。握手会などのように、分単位(もしくは秒単位)で刻まれるケースではこうはいきません。
 ちょっとロケーションの良いドライブイン(?)で休憩がてらせっかくだからとスナップ撮影と称して、すっかり撮影会でした。参加者全員、フツーにカメラを持ってきているのは当たり前として、レフ板まで持参していたJさんには頭が下がります。余談ですが、この時初めて、携帯電話のムービー機能を使ってみたりしました。う〜ん、15秒はちょっと短いですね。
 この後、碓氷峠を降りて、一旦軽井沢を抜けるルートを採りました。途中、Hさん言うところの「キングバーガー」で昼食を取る手筈だったのですが、「バーガーキング」は日本市場から撤退しましたので、当然ありません(笑)。結局、コンビニで買い物をすることになり、木下鈴奈も含めて14人でぞろぞろとコンビニへ突入。真っ先に雑誌コーナーをチェックしてしまうのは悲しいサガです。結局、食事らしいものはおにぎり程度で済ませ、もっぱらお菓子に目がいってしまうところが子供ですね。私にせよ、木下鈴奈にせよ(苦笑)。ここで、辛いものは好きだけど、ワサビはダメという、ちょっと不思議な木下鈴奈の嗜好に触れることもできました(カラムーチョは平気でも、ワサビーフはダメらしいです)。曰く「鼻にツンとくるのがダメなんです。ありえない」のだそうです(笑)。
 ここから宿まではノンストップで到着。宿は構えの立派な大きな建物でした。裏手はスキー場になっているらしく、リフトが見えました。

 とりあえず、部屋に落ち着くと、A(N)さん、Kさん、Hさんを残して、木下鈴奈と宿の周りを散策しました。最初は平たい場所で、なぜか野放しのウサギと戯れていたのですが、Sさんが若さを見せつけるようにスキー場の斜面を登って行くと、それを追随するように木下鈴奈が登って行くので、結局、それをぞろぞろと追って行くことになりました。当然、スキーとは縁遠い季節ですので、斜面には草が伸び放題で、バッタやらなにやら虫だらけです。普通にバッタを捕まえて喜ぶ木下鈴奈の姿はやはり可愛かったです。
 その後、1時間ほどおいて、夕食となりました。ちょっと小さ目の宴会場(それでも14人ですので、十分な広さですが)を、丸々一部屋借り切っての食事となりました。木下鈴奈も含め、ほとんどのメンツが浴衣になっての参席です。
 部屋に全員が揃うなり、ケーキが登場。A(N)さん始め、数名が散策に出なかったのは、このケーキを準備するためでした。というのも、なぜか「手作りケーキセット」を発注していたため、夕食のこの時間までに「手作り」しなければならなかったからです。事前にクラッカーなども渡されていて、プレゼントを用意してきた人はそれも宴会場に持ちこんでいて、木下鈴奈を驚かせる企画だと判断していたのですが、何の前触れもなく登場してしまい、木下鈴奈は驚きましたが、私達も驚かされる結果となりました。ロウソクなどの準備もなかったため、ハッピーバーズディを歌うのも電気が点いたまま。正直に言ってしまうと、ちょっと盛り上がりに欠けたものになってしまいました。また、そのサプライズを撮影しようとみんなが持ちこんだカメラも用途が微妙に変わってしまい、「ケーキと木下鈴奈」「クラッカーを鳴らす木下鈴奈」というタイトルをつける他ない写真撮影となりました。かくいう私も参加していたので、エラそうなことを言えた義理ではありませんが、まるで囲み取材のようでした(苦笑)。また、この夜、Oさんのフェティッシュな趣味が本当に明るみて、私はちょっと引いたのですが、本人はまったく意に介さず、充実した時間を送っていたようです(苦笑)。食事は、想像していたよりもずっと豪華で、量も多く、申し分ないものでした。イロイロな理由でお酒を飲めない方が多く、私とO(G)さん、Hさんの3人でビールを片付けることになりました。ちなみに、イロイロな理由を抱えた方々は「服用薬自慢」をしていました(苦笑)。

 食後は各自の部屋に戻って一服したのですが、すぐに花火をしようということになりました。駐車場脇に広いスペースがあったので、そこで開催です。Hさんが持ちこんだドラムバッグの中身は途方もない量の花火で埋められていたのです。
 駐車場の辺りは本当に真っ暗で、よくよく空を見上げると、「満天」という言葉が少しも誇張に感じられないほどに星で満たされていました。いくつも流れ星を見ては「あ、流れた」とみんな、無邪気に喜んでいたものです。
 さて、花火なのですが、大きく分けて3種類。手持ちでやるものと、地面に置く、打ち上げタイプと噴射タイプが混在していました。地面に置くもの2種は基本的にはその用途に沿って遊び始めましたが、手持ちのものはほとんどというか、すべてを木下鈴奈に持たせて、それを撮影するという不思議な花火大会になりました(爆)。ちなみに私は火の係だったのですが、途中でテンションが上がってしまい、地面に置くタイプのそれを手に持って遊んでしまいました(苦笑)。花火の量が尋常ではなかったので、結局、終了まで2時間近くかかりましたが、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
 終了後、集合場所ということになっていたHさんの泊まる部屋(私もこの部屋でした)に集合して、木下鈴奈が選んだというプレゼントをもらうことになりました。袋に入っていて、中身は見えないのですが、これをアミダで抽選(?)して、なにをもらうかを決めました。ちなみに私はボトルキャップホルダーでした。ちょうど欲しいと思っていたところなので、よい物をもらいました。ちなみに他の方は、Tシャツだったり、ぬいぐるみだったりでした。他に、木下鈴奈が沖縄に撮影に行ったときに拾い集めたという珊瑚のカケラももらいました。

 そして、今回のバスツアーのメインイベントとも言える、「木下鈴奈とツーショットタイム」というスペシャルな企画に突入することになりました。マネージャーのHさんがタイムキーパーとなり、7分間、木下鈴奈と参加者が2人で過ごせるという、夢のような企画です。ハッキリ言って、参加者とタレント、マネージャーとの間にかなりの信頼関係がなければ実現しない企画です。ちなみに私はこの話が出るまで、この企画のことをすっかり忘れていました(苦笑)。というか、この企画がなくても十分に楽しい旅行になっていたので、殊更に楽しみにする必要がなかったということなんだと思います。
 時間が深かったこともあって、この日はJさん、Tさん、Oさんら4人が行いました。各自がどんな話をしたかは分かりませんが、帰ってくるとみんなに責められるという事態がしばしば起こっていました。もちろん私も激しく突っ込みました。特にJさんに(笑)。

 話が前後してしまいますが、この頃、Hさんに木下鈴奈と同じ事務所の田嶋紗羅から電話があり、木下鈴奈のファンが集まっているハズなのに、参加者の8割が彼女の指名で電話に出るという事態が発生しました。この瞬間、誰もがNo.1と目していた方が、No.2に転落してしまうのを目の当たりにして、誰もがかける言葉を失ったのは公然の秘密です(苦笑)。ちなみに、私にもお鉢が回って来たので、他の方に比べると、(やや意図的に)少しご無沙汰しているので、そんな挨拶を交わしつつ、1分少々話をしましたが、電話の向こうで嬉々として声を弾ませていてくれるのは、何だかんだ言ってみても嬉しいものです。今月24日が彼女の誕生日で、その日にお茶会が企画されているので、それには参加するよ、と告げて電話を終え、次の方にバトンタッチしました。併せて、Hさんから田嶋紗羅の状況を聞かせてもらったのですが、彼女の方も木下鈴奈ほどではないにせよ、レールに乗ってきたように思えました。
 このツーショットが行われている時間に、私は露天風呂に浸かり、ゆっくりと今日1日のことを反芻しました。部屋に戻り、K(I)さんとイロイロ話をして、何となく横になっているうちに眠ってしまったようです。