風の音 03.07.14
 ほぼ定時に退社して、向かった先は四ッ谷駅。何度か足を運んだことがある土地ではあっても、今日の会場は初めてなので、地図を準備していたのですが、その地図を忘れてくる始末(よくやります。経路プランとか…。コレでナイショにしていた行き先がよく親にバレます/苦笑)。
 あやふやな記憶を頼りに歩いて無事に発見。四ッ谷天窓というライブハウスに到着しました。
 開場まで30分ほど時間があったのですが、整列しているようだったので、その列にくっついていました。やがて、Hさんも来たので、しばらく話していると整理番号順に並べなおすということで、一旦離れました。
 私の整理番号は1桁だったので、早く入場しました。中に入ってみるとステージに向かっていくつかの丸テーブルとイスが並べられていました。最前列左端のテーブルが空いていたので、そこに座ることにしました。

四谷天窓アコースティックライヴ “風の音” at 四谷天窓
 ステージにギターの方が姿を見せると、何となくざわついていた客席が静かになり、宮原永海が現れました。衣装は少し薄手の生地でできたシックなワンピース。いつもはロングスカートかパンツルックであることが多い彼女にしては珍しく、膝丈のスカートで、足元は編み上げのパンプスでした。
 マイクに向かって2曲、1曲目は英語詞のカバー曲で、なんという曲はわかりませんでした。2曲目はReasonギターを叩く、カツッという音と演奏で始まるイントロはアコースティックライブならではです。簡単な自己紹介をして、3曲目のこのままに続きます。
 そして、今回は新曲が用意されていました。本人が作詞・作曲したこの歌の仮タイトルは“永海ちゃんの歌No.4”でした(笑)。自身も「自分で永海ちゃんとか言うなって話ですよね」と言いながらもこのタイトルで通しました。これまでの曲よりは少しリズミカルな明るい感じの曲で、今後も機会があれば聞きたいと思える楽曲でした。
 それから、cafeacute;ライブの話を交えつつ、カバー曲のYou've Girl Friend(?)を静かに歌い上げました。
 次いで、虹、class of 1996をいつもと同じように紹介して歌います。
 そして宮原永海のパートはVoicesを歌って終了となりました。
 やはりパーカッションとウィンドチャイムがあるセッションの方が圧倒的に好みなのですが、それでもアコースティックで、少し手狭なライブハウスに響く彼女の歌はステキだなぁと感じました。

 休憩を挟んで、後半はKANONのライブです。水の音で聞いた彼女の歌声は本当に澄んでいて、密かに楽しみだったのですが、今回のパフォーマンスもとても素晴らしいものでした。伸びやかなヴォーカルを伴うピアノの弾き語りは絶品です。
 最後に宮原永海とKNONによるデュエットを1曲披露して、この夜のライブは静かに幕を閉じました。

 次のライブの予定があまり明確ではないのですが、是非また足を運びたいと思いながら、帰途に就きました。