エモフェス in 福岡 02.07.21
 昨夜は日本酒などを絡めたことや、なによりも疲れていたことが最大の要因で早く寝たので、AM7:30には目を覚まし、日曜の朝の番組をホテルでボーッと見ていました。途中食事をして、シャワーを浴び、「ぴたテン」まで見たところで身支度を完了して、チェックアウト、ちおさん、Iさんと共に博多駅でD-ERIOLさんと合流した後、天神はIMCでEさん、Mさん、Bさんの3名と合流。都合7名で「一蘭」へ向かい、先に店を出たEさん、Mさんと福屋書店に行ったのですが、結局そこで全員再合流してしばらく店内をうろついた後に、IMCへと舞い戻りました。その道中でP(M)さんを発見して合流。さらに時間つぶしに立ち寄ったゲーセンでMalignantさんとも出会って、あとは開場時間を待つばかり。といった状況になりました。

 開場の20分前くらいに店前に戻ると、懐かしいような、まぁ見かけなければそれで良かったかな、と思ってしまう福岡のイベントでは見慣れた面々がいつもの通り、「I'm a rule!」と謂わんばかりに仕切っていました。場内での即売について、連れ立っている面々と打ち合わせを行ってほどなく、開場となりました。

 整理番号は1桁とはいえ後半だったので、最前はないだろうと思っていたのですが、なぜか空いていたので、そこを取って、物販コーナーへ。頼まれものが大半ではありましたが、凡そ50000円の買い物をしました(苦笑)。そして、最前列にいたことが仇となり、しっかりI店長の反則販促トークのネタにされてしまいました(爆)。

Thanks 20th エモーションフェスティバル 2002 in 福岡 at I'sホール
 まずバンダイビジュアルのスタッフによる簡単な説明のあと、エモーションフェスティバルのOP映像が上映されました。ここで早速起こったハプニングは、その映像に被ったキャプションが“in 名古屋”だったことでした(笑)。
 気を取り直してI店長がステージに上がり、いつもの口調で「とっってもかわいぃよ」と紹介されて野川さくらが登場。衣装は先週に続いて「アーケードゲーマーふぶき」のコスチュームでした。エモーションフェスティバルについて尋ねられた野川さくらは、「この衣装で初登場したのが去年のエモフェスだったので、またこの衣装で参加できて嬉しい」と言いつつ、「でも、去年のとは違うんですよ」とコメント。どこが違うのかと思ったら、2年目を迎えるに当たって、バンダイビジュアルから新しいものが支給されたんだそうです。ちなみに靴は自前であることも初めて判明しました(笑)。
 
 これで野川さくら、I店長はいったん捌けて、個人的に期待の高い新作OVA「戦闘妖精雪風」の上映となりました。野川さくらの“ふぶきコスチューム”が昨年初お披露目だったというならば、この作品も同日のイベントで初紹介されたものでした。ひと目見て、その世界観というか雰囲気が気に入ってしまい、この1年に原作2冊を読破して、心待ちにしていた作品ですが、作品の感想は…。少なくとも、私が発売日に買うことはないでしょう(苦笑)。 

 上映が終わると、ふたたび野川さくらとI店長が登場。今度は野川さくらを生徒に仕立てて、I学長(笑)によるエモーション作品に関する講義となりました。まず、“心理学”ということで.hack/signの紹介、次いで“国語”としてぴたテン、なんでも美紗のセリフの「〜ッス」で流行語を狙っているからだそうです(苦笑)。ちなみに野川さくらは「でも、私ふつうに使ってるかも」とコメントしていました。続いては道徳、ここでは“教師の生徒の関係”ということでおねがいティーチャーが紹介されました。ここでのI学長の言葉の裏にはステージ上での野川さくらとの関係についてもセクハラまがいの意図が含まれていたのですが、野川さくらには通じていませんでした(笑)。それから音楽の時間としてギャラクシーエンジェルが紹介されました。画像がゴールデンウィークに行われたイベントの中から1曲をフルコーラスで流していたので、後ろ方に大盛り上がりの方々がいたようです(苦笑)。そして最後は体育ということでアーケードゲーマーふぶきが紹介されました。この作品の紹介は必殺技紹介のようになっていたので、I学長から「これは?」などと聞かれるたびに野川さくらが答えていて、“天地人”という技(?/真空ハリケーン打ちでは…)の時は、画面に合わせて「天!」「地!」「人!」と生であてていて、ちょっと嬉しかったりしました。と、ここまでを一気にやったところで、いったん休憩となりました。

 休憩明け早々に野川さくらは再登場、I店長とのトークとなりました。福岡の印象を尋ねられ、「福岡に来るのは2回目で、前のときは“そよ風のロンド”のイベントのときで、まだデビューしたてだったのにお客さんがいっぱい来てくれて、福岡の人はあったかいなぁって思いました」と答えていました。ここで「名古屋のふぶきイベント参加したよ〜!いっしょにツーショットも撮ったよ〜!」と声を上げる方がいて、「あ〜、嬉しい。ありがとう」と返事をしていました。その彼をI店長が知っていて、「彼は名古屋から来てる」と紹介していました。彼は開場前からいかに自分が遠くから来ているかと、それがどんなに大変なことかを熱心に語っていたのですが、その後、「もっと遠くから来てる子っているぅ?」とI店長。何本も手が挙がったことは言うまでもありません(爆)。ほとんどが「東京」とか「神奈川」と答えて、野川さくらに「関東のイベントでお見かけする方がいっぱいいますね」とも言われました(苦笑)。
 それから、これはまったく情報を持っていなかったのですが、来月発売の「アーケードゲーマーふぶき」の第3話を上映しました。EDのテロップにまだ字が入っていなかったこと、札幌では上映しなかったという情報からも、できたて、というか編集中のものらしいと推察されます。購入するつもりでいるのですが、ちょっとお得なカンジでした。

 上映後、三たびI店長と野川さくらが登場。上映作品についての話になりました。野川さくらはまだ第3話を見ていなかったらしく、音声と客席の反応だけでも…、と楽屋に通じる階段で聞き耳を立てていたそうです(笑)。製品版には映像特典として今回はEDテーマであるFlowers〜心に咲かせて〜のプロモーション映像が入るとのことでした。また、最終巻である第4巻の映像特典が決まっていないということで、急遽アイデア募集をすることが発表されました。さてここからいよいよ噂になっている新曲のライブかと思われたのですが“歌える環境ではない”ということでカット、そのかわり新曲を含めてふぶき関連の3曲をそれぞれ数フレーズずつですが口ずさんでくれました。
 野川さくらは最後のコメントを言う時に、マイクパフォーマンスならぬマイクハプニング発生。またしても歯をマイクにぶつけて痛がってました(笑)。
 その後もう一度休憩を取って、抽選会、握手会となりました。抽選会は残念なことに知り合いは誰も当たりませんでした。握手会は異様に早い順番だったので今イチ心の準備ができていなかったのですが、そこはそれ、相手が野川さくらだったので、それなりに楽しんで話ができました。その後、8月7日発売の3rdマキシシングルの予約特典としてポストカードの手渡しが行われてイベント終了となりました。
 色んな人に声を掛けて、乗りこんだ割に歌がなかったり、地元のネタに満ちていたりで、遠出をした方にはもしかしたら辛かったかもしれません。しかし、個人的には行きなれた場所と雰囲気と多くの友人・知人に囲まれて楽しくすごせた2日間になりました。

 終演後、場内が混みあっていたこともあり、馴染みの方々への挨拶もそこそこに、予約してあるOFF会会場へと急ぐつもりだったのですが、ちょっと待っているだけで全員揃ってしまいました(苦笑)。正直、もっと粘る人がいると思っていたのですが、その意味ではよいスタートが切れました。

 会場は昨日とまったく同じ店です。「ほかに知らないのかよ」と言われそうですが、私の乏しい経験ではここより旨い店を教えるのは不可能です(苦笑)。
 総勢9名のOFF会は、2名が飛行機の都合で中座した以外は時間いっぱいまで大いに盛り上がりました。ただ、気をつけていたにも関わらず、ギリギリになってしまい、やっぱり空港で走らなければならなくなってしまうあたり、らしいといえばらしいのかもしれません(苦笑)。

思い出したコト
 この1年、イロイロなところに行きました。昨年の今頃はこんなにあちこちに行くことになるとは思っていませんでしたが。
 さて、なにを思い出したかというと、「遠征」というものについての考えです。

 その行為自体は別に悪いことだとは思いません。熱意の現われと考えれば、むしろ立派なことなのかもしれません。
 にも関わらず、私がそれを毛嫌いしていたワケは、それを行う人間の“態度”でした。
 地方で開催されるイベントというのは、本来であればその地区に住んでいる方のためのものであって、普段は仲々会うことのできないタレントに会えるという一点で十分に満たされ、楽しむことのできるもののはずです。地域の事情・会場の事情といった点から、人員的にも満足な対応ができないこともしばしばではありますが、それも仕方のないことなのです。
 そういった事情を慮る事もせず、なぜだか「遠くから来た」ことが特権であるかのように自分の意に添わなければ好き勝手に振る舞い、不平や不満をぶちまける。その姿勢がたまらなくイヤでした。
 自分が遠征していること、それ自体も訪れた先々の方にはひょっとしたら不快な思いをさせているのかもしれません。
 今回、私の同道者に約2名、まさにそういう行為をはたらく者がいたことが残念でなりませんでした。
 現地で不快な想いをされた方、まったくもって申し訳ありませんでした。

 …っていうか、文句つけるくらいなら来んな!(怒)