仲根かすみとモーニング娘。 02.04.27
 いよいよGWに突入ということもあって、今日からイベント尽くしというダメぶりに拍車をかけた生活が始まります(苦笑)。

 まずは秋葉原はIshimaruSoft1で開催される仲根かすみのDVD発売記念イベントです。
 開場(入場抽選)がPM4:00、開演がPM5:00という予定なので、かなりゆっくり行ってしまい、まず商品の引取りでもたつき、すぐに入場の抽選に臨んだのですが、整理番号299という、想像するだに恐ろしい番号を引いてしまいました。DVDの発売から2日と経たずに、石丸電気のHPには満員御礼の文字が踊ったほどですから、無理もないのかもしれません。
 さて、イベント参加も相当な回数を数え、にも関わらず今まで1度としてやらなかったことに、今回初挑戦しました。
 お土産(差し入れ)の持参です。
 今でも基本的にそうそうやろうとは思わないのですが、雑誌などで、仲根かすみがチョコエッグ好きだということを知っていたので、場所柄から、持っていきやすかったのも理由のひとつでした。ただチョコエッグを買っていっても…と私の中のひねくれモノ(笑)が囁き、先日から私もコレクションしているハムスターズランチを持っていくことにしました。
 海洋堂HLで10個入りの1パックをプレゼント用に包装してもらい、デモ用に1個、合計11個を購入してIshimaru Soft1に取ってかえしました。
 会場に到着したのがPM4:45とかなりギリギリで、もう整列は始まっていましたが、私の順番はまだまだのようでした。

 順番に整理券の番号が呼ばれ、私が整列したのがPM5:00過ぎ。すでにして開演時間を過ぎています。次の予定も詰まっていたため、気が気ではありませんでした。それにしても初めての参加だったのですがIshimaruのイベント会場、なにゆえド真ん中に柱が立っているのでしょうか?当初、キャパ300と聞いていたので、どんなにか素晴らしい会場かと想像していたのですが、かなりガッカリでした。結局、その柱のために、最前列から柱までは全幅を、それより後ろはステージ正面になる半分だけにしか客を座らせられないので、300を収容できても、イベント開催をするのはムリだということが良く分かりました。
 私はといえばなにぶんにも後ろ3分の1の番号ですから、ステージから見てずっと後方での観覧となりました。

 すでに30分は押している開演を前に、キングレコードのスタッフから、写真撮影について注意事項が告げられます。まず、あまりの盛況ぶりに撮影は前方からある程度の人数でいくつかのブロックに区切り、そのブロックごとに撮影を行うということになりました。そのブロックはその後握手会に参加して退場。次のブロックが前に出て撮影・握手会を繰り返す流れになるそうです。司会のスタッフが15cmのフィギュアくらいにしか見えなかったので、これはありがたい配慮だと思ったのですが、1ブロックあたりの撮影時間はなんと30秒。!? さすがに一瞬、言葉を失いました。会場からもブーイングが巻き起こり、さすがにキビシイと感じたのか、スタッフが一旦下がります。再登場の際、このスタッフが「レコード会社生命を懸けて」交渉した結果、1分に延長されました。それでもほうぼうから不満の声は上がっていましたが、元々、周囲の気合全開の方々のようなバズーカ状のカメラを持っているわけでも、連射の効くカメラを持っているわけでも、チャージの早いフラッシュがついているわけでもないので、すでにしてどうでもよくなっていました。場合によっては撮影しないという選択肢すら考えていました。
 そんなやりとりを経て、仲根かすみがステージに姿を現したのは、実にPM5:35のことでした。

仲根かすみ DVD発売記念イベント at Ishimaru Soft1
 会場にひょっこりと現れた仲根かすみの衣装は白のチュ−ブトップに合わせと思しいスカ−ト(のちにワンピースと判明、腰元のラインに惑わされました)。全体にさわやかなカンジでした。

 まずは満員の観客に驚きながらお礼と挨拶をします。それが済むと、司会の方から、「1週間眠れなかった」という発言が飛び出しました。
 なんのことか?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、有体に言うと、競馬騎手とのスキャンダルがあったのです。これについては「そんなことないんですよ」と明言。マネ−ジャ−ともどうしてこんなことになるんだろうと、困っていたそうです。「私も胸が苦しくて眠れなかった、みなさんにご心配と迷惑をかけて申し訳なかったです」とのことでした。
 また、20日も経っていますがと前置きした上で誕生日おめでとう、という話になりました。20才になってみてどうですか?という質問には、「全然変わらないです。はたちっていうと、もっとしっかりしてる印象だったのに、まわりからしっかりしろと言われてばかりです」と答えていました。それからフランス語会話についてちょっと触れて、仲根かすみによるフランス語での挨拶がありました。発音がどうこう言える身ではないので、何なのですが、挨拶だけでも自己紹介ができれば立派だろうと思います。通じるかどうかはまた別のハナシということで…。
 ようやく今回のDVDの話になり、その仕上がりを問われると、「これまでのアイドルビデオって、海外行って、水着で浜辺を笑顔で走るみたいなものだったじゃないですか、私もそういうのを出してましたけど、(そういうのいっぱい出しましたと相槌/キングレコード)けど、今回は違うんですよ」とどこかで聞いたのとそっくりなコメントが返ってきました(笑)。
 場所が尾道、撮影が1月ということだったのでどうなるかと思っていたとのことでしたが、“これまでのモノ”だったなら、確かにそう思うのも無理はありません。
 今回のものはショ−トム−ビ−仕立てになっていて、他の役者さんも出ていて楽しかった。
とも言っていました。
 見所は?という問い掛けには「冒頭の引きで撮っている場面」とのコトでしたが、司会の方が「(尾道についたぞ、と)男性が登場するシ−ン?」と素でぼけて、(仲根かすみが)階段を昇って登場するシ−ンと訂正されていました(笑)。
 ほかにも、撮影のウラ話が1つ2つこぼれて次の話題に移りました。最近ハマッているモノを聞かれて、“はまり続けているモノ”として、チョコエッグとボ−リングを挙げていて、私が「ヨシッ」と思ったのはナイショです(笑)。
 なんでも、昨年はビックリマンチョコで今年はチョコエッグなんだそうで、司会から「それはつながりがありますね(お菓子で)」と言われていましたが、この2種類にハマっていれば立派なコレクタ−かと思われます(笑)。
 もうひとつのボ−リングは、3年ぶりくらいにやったらガ−タ−ばかりで13とかのスコアしか出なかったので、もう2度としない!と思ったそうなのですが、最後の最後でストライクが出て、それをきっかけにハマってしまったんだそうです。ちなみに最近のスコアは110くらいで100を切るコトはまずなくて、150くらい出せるようになりたいそうです。
司会の方の話じゃないですが、あんまりいっしょにやりたくないかもしれませんね(苦笑)。

 この後の定番ともいえるジャンケン大会は“負け残り”3名が2ショットポラという賞品だったので、ちょっと真剣に参加したのですが、あと一回というところで勝ってしまい、獲得はなりませんでした。 

 最後の、これからの目標は?という質問にはスクリ−ンデビュ−を挙げていました。そのためには演技の幅を広げなければ、という自覚もちゃんとあるようでしたので、存外ムリな話ではないかもしれません。おしまいに仲根かすみからファンへのメッセ−ジとして、「これからもがんばるので応援して下さい」と一言あって、約20分のイベントは終了となりました。

 ここで仲根かすみは一旦、退場。司会の方からあらためて諸注意があり、最初のブロックを仕切ったトコロで写真撮影&握手会が始まりました。
 写真撮影のできるイベントというのは、実のトコロ関東に戻って以来初めてだったので、半ば意識的に記憶の外に追いやっていたのですが、ここはメッカでした。
 焚かれる夥しいフラッシュと、振り回しでもしたら首を刈るレスラーの腕のごときレンズ、そして怒号としか思えない視線を求める声。もちろん、中には紳士的に目線を求める声もしますが、やはり怒声の方が強いです。はたしてそんな声に応えての目線が笑顔なのでしょうか?
 そんな私の疑問は何処吹く風で第一ブロックの撮影が終わります。その方々の握手が終わり、第二ブロックの方が前に集められていきます。正に私のいる列ギリギリまでがそこに含まれていました。「あと2人」という係員の声に何となく後ろに下がり、さも第三ブロックの先頭であるかのように振舞ってしまいました(苦笑)。
 先ほどと同様に第二ブロックの方の撮影と握手が終わり、私を含む第三ブロックに召集がかけられました。何とか最前列を確保して、手持ちのポケットカメラでも充分に撮影できる距離だったのですが、思い切り横…。また、さすがにアップでの撮影は不可能でした。しかし、本来はフラッシュのチャージに時間が掛かってしまい、1分では数枚しか撮れえないはずなのですが、後方から光の奔流のように強いフラッシュがほぼ永続的に焚かれていたので、その余光で、18枚の撮影に成功しました。現像結果は知りませんが…。

 そしていよいよ握手会です。今月2度目ですが、やはり緊張してしまい、先述のペンギンズランチを渡して(喜んではもらえました)、その説明をちょっとして終了。手持ちの品に気を奪われて惨敗。といったところでした。やっぱりこういうなれないことをするのはやめようと思いました。
 
 さて、イベントがすべて終了したのがPM7:00。次の予定はPM7:00開演です。会場まで電車でおよそ40分。確実に遅刻です。
 それでも、参加できないかもしれないとすら思っていたので、気を取り直してダッシュ。結局、さいたま新都心にたどり着いたのはPM7:45、さらにまるでドーム球場のようなさいたまスーパーアリーナの中に入り、係の女性にゲートまで案内された頃にはPM8:00になろうとしていました。

モーニング娘。コンサートツアー2002春“LOVE IS ALIVE!” at さいたまスーパーアリーナ
 会場のドアを開けて中に入ると、観客総立ちで大盛り上がりの真っ最中でした。すぐに次の曲が始まるというところだったので、とりあえず入り口付近で観覧。最初に耳に入ってきたのは藤本美貴の歌う長い日曜日でした。ハロプロ勢では、モー娘。一団を除くと、松浦亜弥に次ぐ注目株だったので、このステージが見られただけでも良しとしなければなりません。もっとも席が安定していないこともあって、私個人は盛り上がりきれませんでしたが…。次の曲が始まるまでにわずかに時間があったので、幸いにして入り口からすぐだった座席に移動。komoさんの後姿が見えていたので、ココかな?というあたりはつけていたのですぐに分かりました。移動しながら聞いたのは、いつの間にかメンバーが2人になってしまったココナッツ娘。のSUMMER NIGHT TOWNでした。青いメッキ地のワンピースだったのですが、漆黒に近いステージ上では妙に艶かしく見えました。でも、この分だと消滅なり解散なりしてしまうのではないだろうか?と思わずにはいられませんでした。
 
 と、ここでひと段落、後半戦のスタートと言わんばかりにモーニング娘。の登場、曲はザ☆ピース、そしてLOVEマシーンと盛り上がる曲が2連発です。それから、先日発売された4thアルバムから電車の二人という曲を歌ってMCになりました。この電車の二人が仲々にいい曲で、正直なハナシ、個人的に3rdアルバムの出来に失望していて、4thも大したことはないだろうとタカを括っていて、未購入のまま、当日に臨んでしまったため、かなり後悔しました。と、同時にこんなことなら最初から来られるようにがんばるべきだったとも思いました。…と言ってもムリなハナシでしたが(苦笑)。
 MCでは次の曲を歌う6人と、この曲の7人で対抗するようなカタチでショートコント(?)を繰り広げていました。笑えないのは相変わらずですが…。
 MC明けは初めてのロックコンサートという新曲でしたが、その後はMr.Moonlight〜愛のビックバンド〜、ハッピーサマーウェディング、恋のダンスサイトといった定番ナンバーで駆け抜け、あっという間に最後の1曲、なんにも言わずI LOVE YOUという全員で歌うスローバラードの新曲で、これも仲々、好みの仕上がりでした。
 正直、物足りなかったので、アンコールになにが…?と思っていたら、モーニングコーヒー2002と完全に意表を衝かれましたが、よく知っている楽曲だっただけに嬉しかったです。ちょっとしっとりしたところに本気で熱いテーマソングというノリのいい曲で締め括って終了となりました。相も変わらず6300円のビデオコンサート状態になってしまいましたが、この構成であれば、再度行ってもよいかなと久々に思えるコンサートでした。

 終演後はkomoさんと帰宅。地元でAM1:30頃まで夕食を兼ねて飲み、一度、私の家に寄ってもらい、今日引取った仲根かすみのDVDを見ようと思ったのですが、途中で酔いと疲れから陥落。明日に備えてお開きとして、すぐに就寝しました。