ぴたテンと岩男潤子コンサート�A 02.05.19
 AM8:30、なんとはなしに目を覚ましました。ノドは痛み、身体に力が入りません。明らかに風邪だな。そう認識して再び眠りにつきましたが、1時間もしない内に目が覚めました。
 これを数回繰り返して、AM11:00過ぎにようやく身体を起こし、出かける支度を始めました。体調が悪かろうがなんだろうが、今日の予定は優先度が極めて高いのです。

 務めて元気を装ってリビングに入ったのですが、親にはひと目で風邪だと看破されました。だからと言って親も止めませんが、明日、仕事を休むようなことは許さないと釘はさされました。食事をして、薬を飲んでから出発したころにはAM11:30を迎えていました。

 最初に着いたのは秋葉原、ちょっと買い物をしたくはあったのですが、集合時間のPM1:30までもう30分もなかったので、WSCのFF�U(1980円)を諦め、ゲーマーズ本店の裏に回ります。見かけ上は思ったほど並んでいなかったので、他に行ってから来る人が多いのかな?と思ったのですが、大間違いでした。かなり早い時間から並んでいたため、開場時間の1時間前に階段の途中まではオープンにしてしまったようです。上の方にも人の姿が見えることからも、どうやらかなり後ろの方になってしまったようです。

 いつものように7階までの階段を昇り、入場の際に抽選券を受け取りました。中に入って、係員の誘導に従い自分の場所に着くと、前にYさんの姿があり、とりあえず挨拶をしました。
 そこから約30分、倦怠感のある身体を必死に支えて、イベントの開演を待ちました。

ぴたテンDVD発売記念イベント at ゲーマーズ本店
 バンダイとブロッコリーの方、2人が司会となって開催され、まずゲストが呼び込まれます。黒のチューブトップにシャツを羽織り、ジーンズを履いた沢城みゆき、次いでピンクのいつもながらにロリ系の服に身を包んだ田村ゆかり、最後に白いブラウスに草色のロングスカートのゆかなが順に登場しました。
 
 まず、簡単に自己紹介があって、司会者主導でトークが始まります。最初は「ぴたテン」のアニメについてで、客席の方に「今日の放送を見てきた人」と振ると、意外なくらい私よりも前でも大勢、手が挙がりました。ブロッコリーの桜井女史が、バンダイの轟さんに「見てきたんですか?」と突っ込むと、一瞬、言葉に詰まりながら、ちゃんと今日の放送の肝を答えて、会場からは拍手が起こりました。しかし桜井女史は「資料を見たんじゃないんですか?」と容赦なく突っ込みます。
 それから収録についての話になり、今は和気藹々とやっているそうです。「今は」というのは、当初ぴたテンの収録には先生役の方以外に男性がいなくて、斎賀みつきに「男チームに来いよ」と声を掛けていたそうなのですが、今はくまいもとこがいるので、男女比50:50くらいのバランスなのだそうです。くまいもとこがあまりにパワフルなので、その笑い声のあとのセリフは別録りになっているそうです(笑)。
 また、収録のあとで食事に行ったりすると、ゆかなはお母さんのようなスタンスにいるらしく、田村ゆかりがこぼしたりすると、「ほらほら」と拭いてくれたりするそうです。ゆかな曰く「そうなっちゃうんですよね、大きな子供がいるから。くまいとかくまいとかくまいとかくまいとか…」だそうです(笑)。
 
 それから、ゲストに質問のコーナーということで、桜井女史からコーナー名が発表されました。その名も、「ぴたっとテン(10)クエスチョン!」
 会場から拍手が起こり、心底安堵する桜井女史と、よかったぁと胸を撫で下ろす轟さん。朝、ゲストに伝えたらポカァ〜ンとされてしまったんだそうです。…そりゃぁそうでしょう(苦笑)。
 まずひとつめの質問は「小学生の頃にした遊び」で、沢城みゆきは鉄棒だそうです。田村ゆかりから、「スカートまわりはしたの?」と質問があったのですが、「スカートは履いていなかった」とのことでした。次の田村ゆかりは「今もそうなんだけど」と前置きして、「友達がいないからお母さんと交換日記してた。…楽しかったよ」とのこと…でした。「ちょっと悲しくなってきた…」とも(苦笑)。最後にゆかなは「本を読んでた」とのことでした「病弱だったから」とのことで、「何を読んでいたの?」という質問に「広辞苑とか九法全書(?)」と恐ろしい返答をしていました。最初は押し花をしながらだったらしいのですが、知らないことが載っているのが面白かったとのことです。この辺りが法学部に進んだ由縁なのかもしれません。

 また、「得意な料理は?」という質問に、沢城みゆきは、「料理しない」とズバッと答えてしまいます(笑)。田村ゆかりは「プロフィールに趣味=お菓子作りなんだけど」と前置きしておいて、「料理はしない」と答えてしまいます。「得意なお菓子は?」と聞かれても首を捻る始末です(笑)。ゆかなは、答える前に沢城みゆきが「ゆかなさんは凄いんですよ」と振られ、「料理は趣味なので」と答え、会場からどよめきが起こります。具体的なメニューを聞かれて、「掟破りのオリジナルレシピ」の一例を教えてくれました。一言で言うと、“しょうゆ風味の麻婆豆腐”。どんなものかというと、豆板醤を使わずにしょうゆなどで味をつけるもののようです。「麻婆豆腐じゃないじゃんって言わないでください」と言っていましたが、司会者がそう突っ込むのはお約束ですね。
 そこで、豆腐の話になったのですが、ゆかなは“豆腐”を作るそうです。田村ゆかりは豆腐の話になって、「湯豆腐は作れる」と嬉しそうでしたが、訳が違いました。豆から豆腐を作るんだそうです。これには私もビックリしました。曰く「時間は掛かるけど簡単」だそうです。田村ゆかりにも「簡単だよ」と勧めていましたが、「時間がかかるのはちょっと…」とのことでした。このあともちょっとしたやりとりがあって、最終的にゆかなの作った豆腐で田村ゆかりが湯豆腐を作るということに落ち着き(?)ました(笑)。

 他に、「好きな人にお菓子を作ってあげるとしたら何を作ってあげる?」という質問に、沢城みゆきは「お菓子も作らない」とのこと。ただ、友達に手作りのチョコマフィンをもらって、それがおいしかったので、もしもということでは作る気はあるそうです。これを受けて、田村ゆかりが「チョコマフィンは簡単だよ、あたし作れる」と言ったので、沢城みゆきが「今度作ってきて」と頼むと「面倒くさいからヤダ」とすげなくされます。「あたしと面倒くさいと面倒くさいを取るか」と尚も詰め寄りますが、答えは変わらず、「(新谷)良子ちゃんにしか負けなかったのに」と悔しそうでした。田村ゆかりは「いっしょに作る」と答えたのですが、桜井女史に「それ、相手が上手だったらいいけど、全然できなかったら大変ですよ」と突っ込まれて答えに窮していました(笑)。ゆかなは「相手の好きなもの」と余裕の回答でした。

 と、こんなカンジに話が膨らむものですから、上記3問を含む合計5問で、このコーナーは時間の都合で中断されてしまい、次のクイズコーナーに進みました。会場から入場時に配られた抽選券で、天使・悪魔・人間の別に各3名が選出され、中学受験レベルの問題を解くというもので、結果は天使チームの勝ちでした。問題が3問だったため、決戦問題が用意されていて、どんな問題かというと、「立方体の羊羹に5回ナイフを入れて8等分しなさい」というものでした。フツーに考えると3〜4回で切れてしまうのです。この後、これを考えることに田村ゆかりがハマってしまい、ず〜っと心ここにあらずというカンジでした。
 このクイズの様子がラジオでオンエアされるということで、最後に3人のコメントを録っていたのですが、やっぱり田村ゆかりは心ここにあらず、なコメントになっていました。

 この後、最後に抽選会となりましたが、残念ながら当たりませんでした。
 最後に3人から挨拶があって終了。田村ゆかりの天然ぶりはおいておくとして、沢城みゆきは要所要所できちっとしたコメントをはさみ、トークを上手に盛り上げ、案外おもしろいトークイベントになったように思います。

 イベントが終わり、Yさんといっしょに秋葉原の駅まで向かってそこで別れ、私は品川を目指しました。目的地は昨日といっしょです。

 品川駅でS(Y)さんと合流して、喫茶店で少し9月の話などをして、天王洲アイルに向かってみると、何だか消防車がいっぱいいます。コンビニで漏れ聞いた話では、朝、どこかで火事(?)があったようです。幸いコンサートの方には影響がなかったので、ホッとひと安心でした。

 今日は品川でゆっくりしたせいもあり、すでに開場していました。会場内でM(K)さん、K(A)、(A)Sさんらに出会いましたが、席の位置もばらばらだったので、ロビーで談笑。開演の少し前に会場内に入りました。
 
JUNKO IWAO CONCERT Art Sphere Theatre 2002.05.19
 セットリストも全体の構成も昨日とまったくいっしょでした。
 MCの部分で昨日と違っていたのは、

 ・冒頭の天気の話

 「晴れましたね」から入り、客席の笑いを誘いました。天気が良かったので、ベランダに出てみたり、洗濯物をして午前中を過ごしたそうです。とてもコンサートを控えたアーティストというカンジのしない話ですが、これも持ち味です。

 ・やつらの足音のバラード
 
 今日も歌詞を見たのですが、「歌詞を見ちゃいます。許してください」と見る前提でハナシをしていました。舞台監督さんも譜面台を捧げ持って来て、潤子さんが思わず受け取ろうとする一幕もありました。また、「はじめ人間ギャートルズ」を知らないお客さんに「干支がひとまわりちがうのカナ」と昨日の話を受けて、漏らしたりもしました。

 ・面白いコト

 今日は美容院のハナシではなかったのですが…。忘れてしまいました(痛恨)。

 また、昨日と同様、50円のハナシがあり、その後、「みなさん、今持っているお財布、傷んでませんか?」と前振りをして、「そんなあなたに」と言わんばかりに満面の笑顔で、JIグッズ黒の札入れを紹介します。「小銭は入りませんが」とここでも笑いを誘いました。さらに、黒のポロシャツ(胸元には1/fと刺繍されています)をオススメ。「どんどんズルくなっていきますね」と言い、「3日のウチ1日くらいは宣伝してもいいかな。って今日で最後なんですけど(笑)」と照れたりします。しかし、最後には「この黒・黒セットを身につけて来週の京都に来てください」とまとめました。なんだかイヤミなくキレイにまとめられてしまいました。

 最後に、9月の六本木のコンサート、京都・都雅都雅も決まりました、ぜひいらしてください。と告知して終演となりました。9月にはまた歌声を聞けそうです。

 終演後、SさんとAと3人で1時間ばかり飲んで帰りました。短期決戦だったとはいえそれなりに食べたのですが、ひとりあたり2000円にも満たない程度で済みました。