天使のしっぽ 02.04.21
 朝、目が覚めると頭痛がしておりました。金曜日から兆候はあったので、まず間違いなく風邪でしょう。外を見ると雨。いきなり憂鬱な1日のはじまりです。とはいえ、せっかくの日曜日。イベントも控えているので家で静養、といかないのが悲しい性です。体調不良を親に気取られることなく出かけ、池袋を目指しました。

新学期だぉ! 天使のしっぽ!! at 豊島公会堂
 会場前に行ってみると、雨のわりにけっこうな人が集まっていました。見知った人々がいっぱい(笑)。
 中途半端に降り続く雨の中、会場に入ってみると、その見知った方々はS(M)さんがいっしょに観覧しましょう。という呼びかけをしていたので、ひとつところに固まっていました。必然的にその辺りにみんなで集まってしまいました。私はというと、その呼びかけがあったころ、慢性的に続く金欠のため参加できず、ひとりポツンと観ていました。風邪っぽかったので、ちょうどよかったといえばよかったですけど。

 開演の時間となり、客電が落ちて、「天使のしっぽ」第13話・“忘れえぬ人”の上映が行われました。TVシリーズの最終回・12話の続きの話でした。
 上映が終わると、菅沼久義がスーツ姿で登場。今回の司会進行を行うそうで、さっそく今日のゲストをひとりひとり紹介しながらステージに呼び込んでいきます。
 まずは田中理恵、オフホワイトのニットにスリムのジーンズでした。続いて野川さくら。衣装は、白いブラウスに膝丈くらいの淡いピンクのスカート。パニエが入っているらしく、裾はちょっと広がっていました。それから足元はやはりピンクのパンプス。足首のあたりをストラップで結わいていました。それから仁後真耶子は白のシャツに黒地のネクタイ、カ−キのミニスカ−トという高校の制服のような格好でした。その後の千葉紗子はコバルトブル−を基調とした、水玉のロングスカ−トとそれにあわせたような髪のコサ−ジュが印象的でした。ちびっこトリオの3人は割愛(笑)。

 最初は“天使たちの想い出”というコーナーで、ゲスト声優がスクリーンに映されるキャラクターのアフレコ(?)をして、ご主人様との1年を振り返るという内容でした。全員終わると、イスが用意されてフリートークコーナーになります。作中で1年が経ち、新学期を迎えることで、学齢がひとつ上がることになるので、そのことについて、現行のユニットの解消などが話題になりました。また、個々のキャラクターにも若干の変化があるらしく、その辺りも話題になりました。
 それから、先ほど上映された第13話の感想をそれぞれに語っていて、今回は仁後真耶子、大活躍の様相を呈していたので、必然的にそこに話題が集まりました。
 1回目のイベントの時に、菅沼久義が千葉紗子には感想を求めないというミスをして2回目でもそのことを突っ込まれていました(笑)。
 しかし、このコーナーあたりから、まるで司会のようにトークの主導権を握っていたのは間違いなく千葉紗子で、「天使のしっぽホームパーティ」の公開録音のようでした(笑)。
 ここで一旦10分の休憩、休み明けの次のコーナーでは、この夏にPSのゲームとして「天使のしっぽ」が発売されるという発表がありました。
 そこで、先ほどの“天使たちの想い出”のようにスクリーンに映し出されるゲームのキャラクターにアフレコをしていきます。運命…ではなくゲームのシステム(笑)によって、守護天使達はご主人様(プレイヤー)をさまざまな呼称でよぶことになります。あなたやダーリン、キャプテンに家庭教師の先生やパパ、ちゃんに兄貴!と実に多様です。ひとりひとりの紹介が終わるたびに菅沼久義がアドリブも交えつつコメントを加えて盛り上げていきます。
 ちなみにこのコーナーで登場する際にちびっこトリオはメイド服に着替えていましたので、休憩時間の意味はこの辺りでしょう。
 そんなカンジで進んできたイベントもいよいよ佳境。ライブコーナーです。
 まずは出演しているゲスト全員による天使のしっぽの大合唱。続いてちびっこトリオによる天使のしっぽラジオ体操〜ココロ体操[第一]〜、そして中学生トリオによる天使の夢・かなえてくださいと続き、千葉紗子のDestiny〜孤独な天使〜でステージは終了となってしまいました。 正直なところ、えっ、もう終わり?という気分でした。とりあえず、このあとアンコ−ルの声が掛かって、もう一度ゲスト全員による天使のしっぽで本当に終了となりました。2回目では菅沼久義もひっぱり出されて、テレながら、いっしょに合唱していました。
 最後に出演者から今日のイベントについての感想と告知が行われました。それぞれが感想を述べていくところで長谷川静香、清水芽衣の両名がちびっこトリオが解消されてしまうことが本当に悲しいらしく、2回目の時、ついに泣き出してしまいました。それでもしっかり告知をするのはスバラシイ(笑)。
 最後の最後に「天使のしっぽ2」製作決定という発表があり、ゲームに続く展開でまだまだ“天使のしっぽ”は続けるようです。

 1公演、約2時間。目的は言わずもがなですが、正直チケットが手許に届いた時から「なぜ2回も行く事にしたんだろう?」と後悔しっぱなしでした。事実、内容的にも1回見ておけば十分と思うようなものでした(チケット発売の頃は内容がはっきりしていませんでした)。
 ステージを見た印象では、やはり千葉紗子、田中理恵の両名はその立ち居振舞いが抜きん出ていました。歌も勿論なのですが、トークのコーナーなどでも自分から絡んでいって、見せ場(?)を作っていました。この辺はやはり踏んできた場数とステージ規模の差なのかな、と思わずにはいられませんでした。

 2公演を終えて、外に出てみるとすっかり暗くなっていました。とりあえず会場を出る際にIさんと合流していましたが、D-ERIOLさんを発見。2人揃ったところで決定です(笑)。このあとn(s)さんが合流。最終的にはちおさんも交えて、5人でPM11:30頃まで飲んでいました。前回の失敗をあまり教訓に出来ない我々はまたしても終電を逃したり、ギリギリだったりしました(苦笑)。