大人だけの 02.03.08
 キツイ体調の中、打合せを3つもこなして、終わる頃には何とか風邪をやり過ごせた様子だったので、予定よりも1時間もオーバーした最後の打合せを終えるなり池袋へ直行しました。

 今夜はkomoさんのお誘いを受けて、大人だけのドラえもんオールナイトに参加してきました。
 何でもチケットは10時間で完売したらしく、オールナイト上映だというのに立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。
 
 声優舞台挨拶ということで、大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也、肝付兼太といった、メインキャストと会場である池袋HUAXのスタッフ、桜井氏によるトークショーが始まりました。最初は今回の映画に関することや、16回目を迎えるこのオールナイトイベントのことなどを語りました(観客の年齢層を聞いたりもしていました)。途中、今回でオールナイトの観客動員数が10000人を突破したということで、10000人目の来場者の方が呼ばれ、プレゼントを渡したりといったセレモニーがありました。その後はネットで募集していた質問に声優が答えていくというカタチで進行していきました。正直進行はチグハグでしたが、トークの内容自体は楽しめました。

 大山のぶ代による開催宣言の後、まずは予告編特集。「のび太の恐竜」から最新作「のび太のロボット王国」までの予告編が流れ、その後で新作短編の「ドラえもんズ」と新作中編「ぼくが生まれた日」の上映が行われました。
 予告編は懐かしいと思えるものがとても多かったのですが、ひとつ不満があるとすれば、同時上映だった作品の予告も流れたにも関わらず、そこに怪物くんのものがなかったことです。当時、好きな作品だっただけに残念でした。短編は一切セリフなしのトーキー仕立てのコミカルなものでしたが、面白いとはとてもとても…。中編はだいたい20分くらいの作品で、のび太の生まれた日と名前の由来についての話です。原作にもあった話を膨らませているのですが、なんだか大仰な話になっています(笑)。

 一旦休憩を挟んで、芝山監督の舞台挨拶でした。ここでも桜井氏が面白いくらいにチグハグな進行が印象的でした。芝山監督の話は仲々面白かったです。

 この後、いよいよ新作長編「のび太のロボット王国」の上映でした。私的な印象ですが、なんとなく「Planet of Ape」を思わせる作品でした。声優初挑戦の新山千春は思っていたよりも上手く演じていたように思いました。意外と声の仕事に向いているかもしれません。

 休憩を挟んで芝山監督初監督作品の「のび太の海底鬼岩城」と監督10作目の「のび太と雲の王国」の上映だったのですが、これは前半を見ているうちに寝てしまいました。やはり、仕事明けにオールナイト映画を見られるほど若くはなくなったみたいです(苦笑)。

 終了後、komoさんと話しながら帰宅。家にたどり着いたのは翌日のAM7:30頃のことでした。