アニぱら音楽館エキストラライブ�B 02.02.17
 今日は朝早くから原宿に向かいます。天気は曇天、とても肌寒い日でした。
 電車の接続も快調にこなしてAM7:00過ぎには目的地に到着です。
 竹下口に下りて、目的地に目をやると案の定、見知った顔が並んでいました。もういつものことなので特に驚きもせず、列に並ぶことにして、カバンを置いてから、早朝の原宿でまたしても井戸端会議です(苦笑)。
 
 時間を重ねるにつけ人が増えていくのですが、見知った顔が増えていくのとまったく同義です。そして、増えていく人の中にKくんを発見、熱い抱擁を交わします(詳細は後ほど)。
 そんなやりとりの最中、(自分では気がついていたのですが)靴を履き間違えたこと発覚。原宿に着いた段階で、すでに気付いていたので、殊更驚きはしませんでしたが、この後、延々と突っ込まれるのもイヤなので、どこかで靴を買おう!と決意を固めます。
 そのままソコにいてもしょうがないので、一度マックに入り、小1時間ほど暖を取り、列に戻ってみると、また人が増えてるのはいいとして、なんと、K(A)を発見!とりあえずボディブローで挨拶です♪
 Aは私がいると思って来たのに、並んでいなかったのでちょっと心細かったようですが、この肌寒いのに短パンで来るAのバカさ加減がなんとも楽しかったです。
 しばらくはAをオモチャにしながら、知り合いと話していたのですが、一部に素で引かれてしまいました(苦笑)。確かに端から見ると、かなりひどい扱いをしているかもしれませんが、なんとなく普通に成立してしまったコミュニケーションなので(本人は異を唱えるでしょうが、無視します/笑)、今さら変わりません。あれで仲がいいんだな、と理解してください(ムリ?)。

 さて、そうこうしている内に昼を過ぎたので、ひとり渋谷に向かいました。
 目的は氷上恭子CD発売記念握手会です。本当はD-ERIOLさんと一緒に赴くはずだったのですが、姿が見えなかったので、メールで連絡だけして、ひとりで行くことになりました。
 ちょうど良かったので、靴を買おうと靴屋で物色しているとD-ERIOLさんから電話が入って、向かっているところだということ。それから、今日のイベントの参加券が余っているので、Kくんを呼んでみては?ということだったので、靴の試し履きをしながら電話で連絡を取り、渋谷のアニメイトで合流することになりました。靴は、気に入ったものにサイズがなく、開き直る諦めることにしました。

 アニメイトに到着したのはPM1:00頃で、Kくんともすぐに合流できました。並んでいる人の数がビックリするほど少なかったので、店内をちょっと見回ってから並んだところ、まだ10人にも満たないくらいでした。
 D-ERIOLさんの到着を待ちつつ、Kくんと他愛のない話をして、今日のネタ振りをどうするかを考えていると、どんどん人が増えていきました。結局D-ERIOLさんが到着したのは開始15分前くらいでしたが、その頃には結構な人数に膨れ上がっていました。
 Kくん分を受け取り、ものの5分ほどで、Kくんと私の番になりました。

氷上恭子Newマキシシングル発売記念握手会 at アニメイト渋谷
 さて、先述の抱擁、そしてネタのハナシですが、この発売記念イベント、実はバレンタイン当日(平日)にも行われており、Kくんはこれに参加しています。その時に彼は氷上恭子とこんなやりとりをしています。

握手の最後に…

K:「ひとつ言いたい事があるんです!」
恭:「なあに?」
K:「・・・・・・結婚してください!ダブルスコアですけど!」(※年齢)
恭:「・・・・・・帰れ!」

 はい、
 私が仕込みました。

 好きな声優さんとの初めての握手会でそんなことをやっちゃえ!とけしかけたのは私です。でも、さすがにヤバイと思って、「やらなくてもいいよ」とフォローもしたのですが、遅かったようです。
 で、舌の根も乾かぬ3日後に、また握手会に参加しているので、Kくんはドキドキしてました。
 
 結果から言ってしまうと、そこはプロ。いたいけな少年の他愛ないイタズラに本気で怒りを継続させるようなこともなく、実に爽やかに握手をしていて、Kくんは心底で安堵していました。
 次が私の番だったので、実は私も握手会参加は初めてであることなどを話し、上記の件について、「仕込んだのは私です」と告白。「あんまり悪いことは教えないで下さい」とサラッと流されました。この余裕がサスガだと思いました。

 アニメイト店内に戻り、KくんといっしょにD-ERIOLさんたちの終了を待ちました。PM3:00から原宿の方が整理券配布なので、PM2:40くらいまで待とうと思っていたら、ジャストでD-ERIOLさん終了。Mさん、Wさんらと共に原宿に戻りました。だいたい10分ほどで戻り、ほどなく整理券配布開始。整理券を手にしたところで、Kくんとさっきの話をしていると、ちょっと、非常識なんじゃないのか?と首をかしげるような行動をする方がいらっしゃって、KくんやEさんとしばし顔を見合わせましたが、その場は黙殺することにしました。この春から社会に巣立つ彼の将来をちょっと気の毒に思ったりして…。

 その後はまたマックに入り、適当にしゃべっていました。同席したのはA、せっけんさん、そして、またしてもやって来てくれたナイスガイ(笑)段田男さんです。ここでも、私がいつもの調子でAをこき下ろす様にせっけんさんがマジ引き気味でした(苦笑)。う〜ん、やりすぎなのでしょうか?せっけんさんには中座されてしまいました。
 結局、PM6:00頃までしゃべりこんで、会場に向かいました。
 今回は整理番号6ということもあって、なんの苦もなく最前列へ。ふと振り向くとなんとYさんが!(って、イニシャルじゃ分かりませんね)こんなところで会うとはまったく思っていなかったので、素でビックリしました。どうやら弐夢さんの仕込みのようでした。

 そんなプチ感動がありながらも前列の男衆はおもむろに裸体をさらして上着を着替えます。荷物をまとめ、準備はOK!あとは開演を待つばかりです。

アニぱら音楽館エキストラライブ at 原宿ZIGZOO
 暗くなった会場に聴きなれたシンセの音が流れ、いよいよライブスタート。1曲目は今回もJUMP!でした。アニぱら音楽館のEDで流れていることもあり、他の曲に比べれば認知度も高く、なによりも盛り上がる曲なので、できれば身体が暖まってからにして欲しかったのですが、この曲で身体が完全に暖まったこともまた、事実です。
  MCでのYOFFY(和田よしゆき)のノリも軽快で、なんだかよく分からないこともしゃべっていましたが、相変わらず愉快です(笑)。
 また、前回のライブでTシャツを販売していて、それを着ている人が(私も含めて)大勢いたのですが、ステージ上の二人の目を惹いたのはセンター最前列に陣取っていた弐夢さんの着ていた非公式なサイキックラバーTシャツでした。どんなデザインかというと、まず正面にどデカク鯖と書かれていて、その字の中にはたくさんのPSYCHIC LOVERの字が白抜きで書かれているものでした。そのオリジナルデザインTシャツの製作者はS(D)さんなのですが、彼はステージ端にいたため、ちょっと目立ちませんでした。他に、NくんやKくんたちも同じデザインの色違いのTシャツを着ていました。
 そして、そのTシャツを着ていた弐夢さんは二人に手を取られて、なんとステージ上へ!その姿がまるでMJ12に手を取られるグ○イのように感じられたのは私だけでしょうか(苦笑)。さらにステージ上では、後ろにも(Tシャツが)良く見えるようにとピョンとジャンプする姿には照れがありましたが、仲々おもしろかったです。

 続くEAT YOUもアグレッシブな曲で、「きみを食べちゃいたい」というフレーズがあるように、本当は女の子向けの楽曲なのだと思いますが、会場の男女比は、この後登場するゲスト目当てということもあり、圧倒的に男性が多く、前回、ヴォーカルのYOFFY(和田よしゆき)が「別に君たちを食べたいワケじゃない」と言っていたのは本心でしょう(笑)。もっとも、そんなことはお構いなしに大盛り上がりできる態勢になっていたので、もうガンガンに攻めていました(笑)。
 続くSING FOR YOU、LET'S TRY AGAIN、あきらめないでとノリのよい曲が続き、周りの迷惑を顧みずに最前列でこれまで以上にHEAT UPしてスゴイことになっていましたが、その後のI BELIEVEがバラード調の曲だったので、ここで一旦クールダウン。とはいえ、目の前でバンド演奏が行われているので、突っ立ってクラップなんておとなしい真似はできずにいました(苦笑)。

 ここまでで、第1部が終了。恒例のゲストコーナーとなり、怪しげな演奏(笑)でゲストを呼び込みます。
 私の日記で、ライブパートが早めに公開される時はだいたいあの人かこの人絡みですね、野川さくらです(苦笑)。
 登場と同時に、恒例の挨拶がステージ・客席間で交わされ、サイラバ(というよりもYOFFY)との、相変わらず噛み合わないトークを展開したところで、サイラバの二人とバンドのメンバーは一旦、掃けます。
 と、ひとり残される形になった野川さくらですが、CDのキャンペーンに比べると、ずっとしっかりと話せていたような気がします。まず、これから歌うthunder of PPについて、振り付け指導(笑)。といっても大したものではなく、大サビのフレーズに合わせて、腕を突き上げる程度です。本当は足までつくようですが、これをやってしまったら後ろの人間を蹴りかねないので、私は手のみに留めました。ちなみに、それ以外の「ヒューヒュー」などは好きにやってくださいとのことでした(笑)。
 コーナー1曲目はそんな指導を受けつつ、盛り上がって終了。CD発売前ではありますが、関連イベントのたびに歌っていることもあり(初回は昨年8月でした)、ずいぶん歌いなれた感がありました。
 続く2曲目は今回の目玉となっている今日、笑顔があれば。まずこの曲についての紹介をしました。これまでに歌ったことのないハードな曲調なのでビックリすると思いますとのこと、また、「ゲートキーパーズ21」というOVA作品のOPになることが決まっていて、みんなをビックリさせられると思ってました。と言っていたのですが、本人の期待を他所に、会場は意外と冷静な反応だったので、「あんまりビックリしないのかな?」と言っていましたが、別にそういうわけではないでしょう。この後、「あまにゃんTOWN(公式HPの掲示板)の一部ではすごい反応だったのに」とか、「(あまにゃんTOWNの)外のことってよくわかんないんですよ」とのコメントもありましたが、これは会場の野川さくらファンの多くは
  �@ 公式HPですでに知っていた。
  �A 先日のCD発売記念イベントの際に本人が告知したのを聞いていた。
のいずれかで、今さら驚けなかっただけだと思われます。
 なにはともあれ、いよいよ初お披露目です。
 曲調は打ち込み系のとてもハイテンポなもので、12月にレコーディングを済ませたということからも、それ以降に歌う機会のないアニメ主題歌(キャラソング)は、悲しいかな余程の歌唱力の裏付けがない限りやはり厳しいかな、というのが正直な感想です。
 テンポの速さもありますが、CDのテイクとは違いますから、「カラオケで」というのは一層、難しい気がしました。もちろん先述のthunder of PPほどに歌う機会が増えてくれば、歌いこなすこともできるようになると思います。スピード感のあるこの楽曲は好みでもありますし、また、こういう“ただ盛り上がる”だけではなく、“カッコよく魅せる”曲を持ち歌に出来ると歌手としての幅もでてきますので、今後に期待したいと思います。
 歌い終わった後、「普段はかかないのにけっこう汗をかいてしまった」というようなことを言っていました。歌がハードなこともあると思いますが、原因の多くは、会場の異常なまでの湿度の高さではないでしょうか(苦笑)。

 2曲歌ったところで、次が最後とのこと、会場からは、お決まりの「えぇ〜」というブーイングが起こりますが、この手の予定調和の世界は正直あまり好きではありません。もちろん、言ってどうにかなる雰囲気であれば本気で言いますが、少なくともにやけながら口にすべきではないと思っています。

 そんなコメントの最中、サイキックラバーとバンドの面々がステージに戻ってきました。この会場で、この構成となれば曲はもちろん♪小さくI・LOVE・YOUだと期待したのですが、今日はハートのパズルでした。これには、ちょっと本気で「えぇ〜」だったのですが(ちおさんが「♪小さくI・LOVE・YOU聞きたい」と大変、ダイレクトに代弁してくれました)、小出しにするとのことで、「いつか」と、はぐらかされました。
 しかし、考えてみればこの曲を生演奏で聞く機会もなかったので、これはこれで、とても貴重な機会です。
 実際、キャンペーン中は、花粉症を原因に歌い切れていなかったこの曲も、今回はしっかりと、音を外すこともなく歌い上げていました。そんなに耳がいいというわけでもありませんし、詳しいわけでもありませんが、この辺のさじ加減が効くのがライブの、生の良さだと思えました。

 また怪しげな曲に送られて野川さくらは退場、続いて第2部のスタートです。
 のっけからとんでもねぇやつらがやってきた!というとんでもなく盛り上がる曲が来てしまい、なんとなく落ち着きかけていた心と身体を一気に高いテンションへと誘います。
  次いで、WINTER SONGという力強さと切なさのあるバラードに続き、BEGINNING OF LOVE、サブリミナル.アイ.ラブ.ユーとイキオイのある曲が続きましたが、次のざわめきの街角で!この曲が、知っている曲の中でイチバン好きなので、サビのあたりで声を張り上げるほどに盛り上がってました
 そして、サイキックラバーのテーマ、EDになる曲ですね。この曲が始まる頃にはもうなにがなんだか分からないほどになっていて、ずっと飛び跳ねていて、ほとんど地に足が着いていませんでした(笑)。
 ここで一旦ライブ終了。ここまで盛り上がったのはとても久しぶりでした。アンコールの拍手をしながら、必死で呼吸を整えましたが、全然酸素が足りません。意識が朦朧としたまま、アンコールに突入。1曲目、胸いっぱいの...はホントに静かなバラードだったのですが、もう酸欠で気を失いそうでした。ライブで失神する人のことがちょっと分かった気分です。
 そして、本当に最後の曲はJUMP!。YOFFYの「聞きたいか〜」の声に「聞きたい!跳びたい!」と会場中が応じて、演奏スタート!身体の痛みとか、疲れとか、全部忘れて最後まで盛り上がり続けました。着ていたTシャツは汗を吸ってズブズブになっていました。

 終演後、グッズの購入でサイキックラバーのサイン会&野川さくらの握手会がありました。参加したい気持ちはとても強かったのですが、今月は財政的にピンチなので、泣く泣く見送り、会場を出ることにしました。

 退場後、何人かの人を待たなければならなかったので、入り口前でグッタリしながら待っていると、私と同じ未参加組が上がってきたので、水分補給をしながら、しばらく立ち話に興じていました。
 そうこうしていると、ここ数回のイベントですっかり危険人物度MAXIMUMになっている人が上がってきたので、珍しく帰るんだ。と思っていたら、ちょっかいかけてきやがった。
 正確には私に対して、ではなかったのですが顔見知りの数人に声をかけていて、その内容のくだらなさは、語ると自分が卑しい気分になるので記しませんが、聞いているだけで私に殺意を抱かせるのですから大したものです。
 圧倒されている知人の姿に、つい、「相手しなくていいよ。相槌もうたなくていい」と本人にも聞こえるように言ってしまいました。
 イベントで能動的にもめてもいいかも。と思うのは彼くらいですけど、できれば相手にもしたくなかったです。
 なにはともあれ、すごく普通に言ったのに、それなりに効果はあったようです。ほどなく知り合いは彼を無視して場内に姿を消します。まさかそんなことになるとは思わなかったらしく、実に情けない声を上げて、彼も地下へ降りていった模様でした。
 
 その後は、結局ほとんどの知人が上がってくるのを待ち、手にしている野川さくらNEW YEAR CARDを心底から羨ましがり(苦笑)、帰宅することにしました。帰り道は段田男さん、Eさん、今日初めて会ったNさんと4人で帰りました。
 段田男さんを車で家まで送り届けて、帰宅してからはシャワーを浴びて早々に就寝しました。本当に疲れた1日でしたが、ライブは面白かったので、仲々に心地良い疲労でした。問題は明日ないし明後日、筋肉痛に悩まされないか、ということぐらいです。

アニぱら音楽館エキストラライブ at 原宿ZIGZOO
set list

1.JUMP!
2.EAT YOU
3.SING FOR YOU
4.LET'S TRY AGAIN
5.あきらめないで
6.I BELIEVE

【GUEST TIME】
1.thunder of PP
2.今日、笑顔があれば
3.ハートのパズル

7.とんでもねぇヤツらがやってきた!
8.WINTER SONG
9.BEGINNING OF LOVE
10.サブリミナル.アイ.ラブ.ユー
11.ざわめきの街角で
12.サイキックラバーのテーマ

Encore

13.胸いっぱいの...
14.JUMP!