師走 01.12.01
 今日から12月、泣いても笑っても今月限りで1年が終わります。
 個人的には7月に急な異動があり、慌しかったためでしょうか、1年があっという間のできごとだったように思えます。
 仕事の上でも忙しい時期の方が多いと思いますが、がんばって乗り切っていきましょう。

 …などという、戯言を読みたい人はいませんね(苦笑)。

 今日は、内親王様のお誕生日だったりもるすのですが、そんなこととはまったく無関係に過ごしていました。

 AM7:30頃ゆるりと起床。のんびりと食事をして、家を出たのはAM9:00頃でした。ただ遊びに行くにしては明らかに大きな荷物を背負って、出かけた先は池袋。今日はアニメイトでまたしても野川さくらのイベントです。正確には「天使のしっぽ」のイベントなので、with 千葉紗子なのですが、こちらは意識の外側です。
 とりあえず、邪魔な大荷物はコインロッカーに預けて、アニメイトに赴きました。すでにして2、30人程度の人が来ていました。半数は知った顔です(苦笑)。
 開場を待つ列を作っているところに、いつものようにいつものごとく、事務所社長の姿が。開口一番、明日のイベントについての不安を口にします。行く人間が何人いるのか尋ねられたので、私と隣にいたちおさんが手を挙げると、とても驚かれました。無理もありません。
 さて、ここでいう「明日のイベント」というのは同じ「天使のしっぽ」のCD発売記念イベントのことなのですが、開催場所が鹿児島・熊本なのです。今日までまったく参加表明をしていなかったので、インパクトはあったみたいです。
 正直なところ、なんで行くことにしたのか自分でもよく分かりません。私的な意地みたいなものを内包しているのですが、本音はぶたしゃぶが食べたかったからでしょう(笑)。
 先日の鍋の席で検討課題として上ったのが、この件で、当初「そんな金のかかるイベント行けるか」と思っていたのですが、今月初旬には会社員が会社に勤めていて良かった、と年に2回だけ思うことのできるイベント、ボーナスが支給されるのです。D(E)さんにそのことを思い出させられて、鹿児島行きのパックを当たってみると、思いのほか安価で行けそうな雰囲気だったので、具体的なプランを立て、ちおさんと弐夢さん、現地のMalignantさんを巻き込んで決行しました。…みなさんの嘆息が聞こえてきそうな気がします。
 
 さて、開場の時間となり、例の窮屈な階段をグルグルと、息を切らせながら上りました。イベント自体はアニメイトの手際の悪さ全開で、物販ではさすがにちょっとキレました。また上映も機材の調整が出来ていなくてスタッフがおろおろするさまに失笑を禁じえませんでした。最低限のセッティングの確認と、スタッフ間のコンセンサスは取られていて然るべきと思うのですが、その辺りの認識が恐ろしく甘いのではないでしょうか。などと言いながら1枚1200円の生写真(CD付)を購入していれば、世話はありません。
 上映の後は、原作者(?)の睦月十三司会のもと、野川さくら、千葉紗子両名の登場です。睦月十三の妙に上手い進行で、やけに軽快に進みます。ふたりの出演する別作品にもネタを振って、話をどんどん膨らませます。もちろん「天使のしっぽ」についても今後の展開を交えて進んでいきます。実はすべて宣伝だったことは、おもしろかったのでこの際言及しないことにしましょう。
 それから野川さくらと千葉紗子がテレホンショッピング風に今後の商品展開を告知。掛け合いの形で進んでいくので、おもしろかったのですが、これまたオール宣伝。まったくイベント開催の趣旨に則って、かつ面白く演出できる手腕は見事なものでした。
 トークパートの終了後、同作品のDVDのイベント予約特典としてゲスト2名との3ショットのポラロイド撮影となりました。今回のイベントの参加条件自体がサントラアルバムの予約で、さらにDVDの予約をしなければならないというハードルの高さにも関わらず、私を含め、来場者の多くが撮影に臨みました。この店舗での2巻以降の売上が大きく落ちるのが、目に見えるようです(苦笑)。
 割とフツーに撮影終了。3人並んでイスに座ってホントにフツーに写ってました。流れ作業のようにポラロイド撮影なので、両名とはほとんど言葉を交わせず、野川さくらもその点は不満そうでした。

 これで一旦会場を後にして、店頭にはすぐに午後の部に参加するための列ができあがりました。無性に空腹を覚えた私の発議で、並ばなくてもいいという面子で食事に行きました(それでも10人)。

 戻った頃にはすでに開場していて、エレベータの利用も可だったのですが、待ち時間が鬱陶しかったので階段を上りました。しかし、エレベータに抜かれてしまうのが浅はかなところです。

 内容自体は、告知の追加があったことと、知人が千葉紗子に激しく突っ込まれていた以外に目新しい部分はありませんでした。さすがにDVDをもう1枚予約する気にもなれないので、ポラロイド撮影はナシ。とすると、こちらに2回参加して、日本橋ヨヲ子のサイン会を蹴ってしまったのがちょっと悔やまれます。

 2回目のイベントがPM3:00始まりでしたので、終了した頃にはすっかり日が傾いていました。飛行機の時間はPM7:35なので、そろそろ空港に向かわなければなりません。さすがに鹿児島には行かない、極めて良識的な判断をしたほかの参加者に見送られて、同じ時間帯の飛行機に乗る面子6名で羽田空港に向かいました。
 空港に着いて、チェックインを済ませ、どうしようか話していると野川さくらと事務所社長も空港に到着しました。どうやら同じ便らしいです。

 初めて飛行機に乗る人が意外と多くてちょっとびっくりしましたが、幸いなことに事故などに見舞われることなく鹿児島に到着しました。機中が空いていたので、キャビンアテンダントが過剰と思えるほどに何度もドリンクサービスに来ました。ヒマなときはやってくれるそうです。また、機内販売もカタログにちょっと興味を示したら、すごい食いつきでセールストークを展開されました。なんだか面白かったです。

 空港でMalignantさんと合流、彼の車で鹿児島市内まで送ってもらい、ホテルのチェックインを済ませて、夕食を食べに外へ出ました。行った先は「万十屋」鹿児島在住の時代にはよく通ったお店です。先述した通り、鹿児島ならではの黒豚のしゃぶしゃぶを、食べ放題2300円で提供してくれるお店です。東京から飛んできた人間7人に加え、Malignantさん、mioさん、YOTSYさんの3名を加えた総勢10名での食事会、ぶたしゃぶは初めて食するメンバーにも好評で、大いに盛り上がったようです。一応幹事を務めた私としては嬉しい限りなのですが、どうも、締めの10分ほど前にから、記憶が曖昧になってしまいました。あまつさえ精算をした記憶がありません。以下に記述することはのちに参加者から聞かされた話です。

 ・精算はキチンとしたらしい。
 ・雨が降り出したので、店先で40分ほど話しこんだらしい。
 ・その場に残った面子に抱きつきまくったらしい
 ・同じ話を2回ほどしたらしい。
 ・ちおさんにこのHPを教えたらしい。
 ・チャレンジ(地元ゲーセン)に行くと言い張ったらしい。
 ・しかも、「そこにいるはずだ!」と別の知人に電話をかけようとしたらしい(AM1:00)
 ・ホテルにはちゃんと帰ったらしい。

 …まったく記憶に残っていません(苦笑)。記憶を失くすほど飲んだのは生まれて2度目です。しかも1度目も鹿児島でした。どうやら、この地は私からアルコールに対する耐性を奪うようです。耐性らしいものを身につけたのもここだったのですが…。