下北沢 本多劇場 01.09.04
 今日は会社をPM6:00に飛び出して、小雨の降る中、早歩きです。
 およそ1時間ほどで下北沢に到着、南口を降りて、本多劇場を目指しました。
 何をしに(観に)きたかというと、「声優コレクションリターンズ」です。
 むか〜し、同名のイベントに初参加したのも会社帰りでした(しみじみ)。
 PM7:00、ほぼ定時に開演しました。
 司会ははりけ〜んずという吉本の漫才コンビでした。彼らはアニメ・声優好きらしいのですが、吉本の芸人にはなぜそんな人がけっこういるんでしょうか(笑)。このイベント、「リターンズ」と銘打ってから1周年ということで、ゲストも多く、なかなか期待が持てました。
 開演ギリギリに飛び込んだので、席はちょっと後ろの方だったのですが、そもそも会場が舞台演劇用の小劇場なので、舞台と座席の間隔が近く、また角度もついていたので、とても見やすかったです。

 最初のゲストは水野愛日。衣装はちょっとウェスタンチックな明るいブラウン系のスカートにブーツ、上は濃いピンクのタンクトップでした。
はりけ〜んずの2人は3年くらい前に会ったことがあるらしく、あの頃はヤンキーっぽかったのに、といきりに言っていました。
 3年前の水野愛日はそんなにケバくないはずなのですが、話を進めていくうちに、どうやら(?)勘違いだったらしいというところに落ち着きました。
 このイベントのトークは、基本的に開演前に観客から集めた質問を元にして進めていくのですが、初っ端からお酒の話でした。私は知らなかったのですが、結構飲むらしく、驚くようなハナシが続出でした(たとえば、オフの日にロマンスカーで箱根に行ったりする時に、売店でワンカップ大関を買っているとか、小学校卒業くらいから晩酌をしているとか、1stライブ終了後の打ち上げで、バファリンをビールで飲んだとか)。
 この後、今月発売のNewアルバムについて話が及び、自作詞の東京カーニバル(謝肉祭)について話したのですが、そもそも今回のアルバムの制作は、水野愛日がキーワードを提示して、それを元に曲作りが行われるという形だったそうなのですが、その時に「週に1度は焼き肉」というものだけ残ってしまい、責任を取って作ったものだそうです。初稿はほんとに焼き肉の歌だったらしく、ボツを食らったそうですが、トークのあとこれを含めた3曲を歌うミニライブがあったのですが、なかなかどうして盛り上がる曲に仕上がっていました。

 続いて、小林由美子、水樹奈々、神崎ちろの3名(共通項は妹・苦笑)が登場、小林由美子は相変わらず飛び跳ねていました。
小林由美子はこの前にウェブダイバーの収録があったらしく、舞台登場の直前に劇場入りしたとのこと、衣装は水樹奈々がノースリーブの青いワンピース、神崎ちろはオフホワイトの上着(パーカー?)に黒のキュロットでしたが、小林由美子はオレンジのジャージ(めっちゃ普段着)でした。
 キャラの違いがあんまり明らかなので、トークははりけ〜んず・小林・水樹&神崎という構図で進み、小林は単独でボケ、はりけ〜んずに容赦なく突っ込まれ、水樹と神崎は持ち上げられるという展開でした。しかし、小林はいっぱいいっぱいながらもネタ持ってるなぁ(水着を買って海に行き、海に入る前に岩場ですっころんで足にザックリ擦り傷を作った(神崎ちろ曰く、「20いくつの娘さんがするケガじゃない」とのこと)とか)と感じさせました。
 質問の中に、「はりけ〜んずのどっちが好み?」というモノがあり、1人は俄然テンションをあげていました。3人の質問に2人が答えた後、2人が目隠しをして挙手での投票というカタチだったのですが、結果はどちらにも誰も手を挙げない、というオチがつきました。
 この後、水樹奈々が新曲「The place of happiness」を披露して2つ目のゲストコーナーは終了。水野愛日の時と同じ人たちが同じくらい高いテンションで盛り上がっていました。みんな手に手にサイリュームを持ち、回転しながらジャンプ。前の方でなかったことは案外、正解だったかもしれません。しかし、彼らのすごいところは初めて聴いたはずの曲にみんなでピッタリとフリをつけてしまうところでしょうか。ああはなるまいて。

 はりけ〜んずがアニメをネタに漫才を1つ披露したところで、時間はPM9:00もう終了だろうと思ったのですが、まだ続きました。
 はりけ〜んず、ゲスト4名が一同に会して、ゲストが歌いたいアニメソングを歌う、「夜もヒッパレ」なコーナーでした。なので、「見たい・聴きたい・歌いたい」のフリをやろうとしたのですが、イマイチ噛み合わず、会場からは多くの「知らんもん」との声が…。(おそらく)同世代に知らない人間がいるとは思わなんだ。

 歌った曲は、神崎ちろが「キューティハニー(これは上手かったです。最後の「変わるわよ」を照れずに演りきったのは立派でした)」、小林由美子が「タッチ(小林由美子、決して下手ではないのですが、テンションを上げすぎて、最後は叫んでました)」、続いて「明日のジョー」だったのですが、これははりけ〜んずの1人が歌いました。「誰だ?」と一瞬でも考えた自分が悔しい。そして、水樹奈々が「残酷な天使のテーゼ(彼女はやっぱり、歌上手いです。)」、そして水野愛日が「ほんとの気持ち(これは高音パートにムリがありました。歌は本家より上手いのになぁ)」と一通り終わったところで、榎本温子の「Be My Ahgel」のイントロがかかり、盛り上がる客席、緊張するはりけ〜んず。予想通りの展開でしたがすっかり歌詞が飛んでいて、ひどいモノでした。
 歌詞カードは自前で、曲の途中でなげたものをゲストが拾って、いっしょに(オフマイク)で歌っていましたが、そのイキオイで半ばゴーインに水野愛日が歌うこととなり(こういうトコロはいいですね)、最大の盛り上がりとなりました。

 そんなこんなで帰宅したのはPM10:30。親は仕事で遅くなったと思っているところがミソですね(笑)。

 イベントレポート書くと、日記がバカみたいに長くなります。いかがしたものでしょうか。