東山魁夷作品を称賛。。。
 と題して、東京国立近代美術館副館長 長崎正明氏が講演。。。と地方紙に。

 「東山魁夷展ーひとすじの道」(神戸新聞社など主催)が開かれている県立美術館(神戸市中央区脇浜海岸通一)で9日、記念講演会があり、東京国立近代美術館の尾崎正明副館長が「東山魁夷 人と芸術」のテーマで話した。

 尾崎氏は「芸術家は、自分の作品について話す人と、全く話さない人に分かれる。東山氏は典型的な前者で、作品の意図を理路整然と言葉に残している」と述べた。作品については「桜やモミジなどを描くことで、自然の中に美しさと散りゆくはかなさを見いだしていた」と特徴を語った。

 また、作品の変遷にも触れ、「当初は自然と対峙し、絵の中に取り込もうとしていた姿勢がうかがえる。それが時として圧迫感を生み出していた」と指摘。「年を重ねるごとに、作者自身が自然に溶け込むようになった。結果、無理のない表現が生まれ、安定感や透明感が増した」と称賛した。。。

 まだの方は是非一度いかがでしょうか?