昨夜は綺麗なお月様が観られたと思ったら。。。
 まぁ、今日の冷え込みのきつかったこと、9時を過ぎても、日陰に停めた車のフロントガラスが真っ白。。。今、思い切って、ファンヒータをつけてしまいました。一番北に向いた窓際に座っていると、手の先が、氷の様に冷たくなっています。確かにこのお天気ですから、日が当っているところは暖かいのでしょうけれど。。。

 成人式の式典は、昨日のうちに行われたところが多いかも知れないけれど、成人を迎えられた皆さん、本当におめでとうございます。

 さて、今日も新聞に目をやってみると、『時代のキーワード』というコラムの中で見つけた言葉。。。

 帝国ー。イラク戦争を起こした米国を形容するため、世界史の闇の中から呼び起こされた言葉だ。フセイン元大統領の拘束に至った『正義の戦争』は、世界が、普遍主義という名の一元的な価値に覆われようとする、その表れにも見える。私たちはその向こうに、どんな世界を思い描くことができるのか。

 「世界は異なる歴史を持つ国家が拮抗する、多元秩序として成り立ってきた。ところが、米国は、冷戦後に圧倒的になったほかの国との『力の不均衡』を背景に、自らの価値を『普遍理念』として前面に押し出した」と政治学者の藤原帰一は言う。さらにさかのぼれば、米国の成立自体に、その拡張志向は隠されていた。

 「移民を前提に成り立った米国は、世界で唯一、民族的な価値を軸にする国民国家とは異なる、自由・民主主義に基づく多様性の統合を実現した。おのずから、血と土に基づくナショナルな国民こっかとは、国境についての感覚も違ってくる」

 藤原は著書「デモクラシーの帝国」(岩波新書)で、米国の人気テレビ番組「スタートレック」に登場する米軍の船名を持つ宇宙船が無前提に惑星連邦を代表する役割を担うことに注目している。つまり国民国家を超えた「世界」の原理を体現するため、自らと他者を隔てる境界・フロンティアを無限に拡張する。これが米国の自画像だ。

 異質認めぬ価値観台頭。。。他者への不信が世界覆う。。。

 「米国は正義、普遍主義を掲げるが、帝国的な政策は長くは続かない。ガラスの城のような均衡を保ってきた世界秩序が逆に分解してしまう」

 長く培われてきた国際政治の枠組みが解体する中で見えてくるものは。。。それは例えば普遍的な価値観がくまなく浸透し、微妙な差異と排除の線が各所を走る世界像だ。世界を覆う「帝国」。それが日本で、地域で暮らす私たちの生活でも、奥底で支配し始めているのかもしれない。。。

 ↑↑は地元紙からの抜粋ですが、皆さんはどう思われますか?

 そして、先遣隊はやはり、機関銃、小銃、拳銃を携行する方針なのだとか。。。

 復興支援ではなくて、戦争に加担する為に行くのでしたっけ?あれ?あれ?あれ?