「身を立て」「名をあげ」「やよ励めよ」 「昔の歌、『要求』が多いですネ~」240926
 「身を立て」「名をあげ」「やよ励めよ」 「昔の歌、『要求』が多いですネ~」240926

 春先の卒業シーズンの季節。室内にはCD曲で「思い出の唱歌集』が聞こえる。
 「身を立て」「名をあげ」って、「昔の歌って実に、<要求>がおおいですねー」「今ならとても、<受けない>わ」。
 文部省唱歌「仰げば尊し」の第二節。「たがいにむつみし 日ごろの恩」「わかるる後にも やよわするな」「身をたて名をあげ やよはげめよ」「今こそわかれめ いざさらば」

 特に「身をたて名をあげ やよはげめよ」の部分に着目したようだ。 「身を立て」「名をあげ」とあるから。
 そこで、まずは<同感の意>を示した。「さらに追い打ちをかけ、『やよはげめよ」とあるからネ~」。
 申した方は同感の風であった。申された方は、54年の共同生活に思いをめぐらす。

 「古参女房の要求は、とどまること、知らず」。
 そうしたこと、口にはしない。「慣れるのが最適」。
 「今こそわかれめ」とは、いかがなもので、あろうか。