宇宙&北極海 大国の思惑210526
宇宙&北極海 大国の思惑210526。そうか、図がおもいつきませんネ。



 「北極圏 交錯する大国の思惑」nhkG時論公論での解説。
 宇宙を舞台にツバ競り合い、地球温暖化のもと、今度は北極圏で。

 2007年 ロシアが北極点に国旗掲揚。2017年ロシアは北極圏の資源開発に着手。
 ロシアが北極海に面した「最長の海岸線」を誇る国である点は、認めるもそこに「地球温暖化」の影響。

 USAも追従する。
 2019年 USA国防省は「国家戦略」を公開。そこに割り込む中国。「一帯一路」路線で「氷のシルクロード」を主張。

 1)「北極圏評議会閣僚会議」 メンバーは8カ国+先住民族6団体。そこに日本などオブザーバー国13。
 2)ヨーロッパと東京をむす南北ルート。南アフリカ経由は2万7000キロメートル。北極圏経由は1万3000キロメートル。

 航路、資源、軍事的拠点優位性。北極圏評議会は「国際的ルールつくり」を目指すので、あるが。

 ポイントは
 3)どの時期から課題として浮上したか、
 4)なぜ、課題として深刻になり、急がれるのか。
 5)そもそもこれまで眠っていた潜在能力を顕在化した「地球温暖化」に、いかなる対処をするのか。

 釧路港にとって。
 6)新航路に直近の寄港地にして、
 7)かつ新資源=LNG液化天然ガスなどの国内需要受け入れに、先陣をつけるタイミングと合意形成。
 
 いかがであろうか。(しばし図は借り物で 後で交換予定)

 (北極圏ルート)
 ヨーロッパからロシアの北極海沿岸を通って東アジアに至る「北極海航路」。
 最近までその一部がロシアの国内航路として利用されるだけでしたが、近年の地球温暖化により北極海の氷が減少し、航海の難しさが軽減されたため、ヨーロッパ・東アジア間の海上輸送におけるスエズ運河航路の代替ルートとして注目されるようになりました。