桜・薄暮 鴨川紀行ー中ー


桜・薄暮 鴨川紀行ー中ー.
 100402.薄暮の河畔を京八条から三条へ.「長いなー」は宿から料亭までの道のり.
 そこをを癒やしてくれるは、薄暮の桜.



白川、後に判明
 のちに判明ながら、行く先は「鴨川&白川}の合流点.
 卒後、半世紀.当時の野暮と乙女が、初老で顔あわせ.野暮も乙女も変化が激しい.
 けれども、桜の変化は今や緩やか、かも.



年年歳歳
 思い出した.
 「年年歳歳花相似たり」
 「歳歳年年人同じからず」(劉希夷「代悲白頭翁」と言う).

 樹木の下を通りがかる、通行人を指すのかとおもっていた、が.
 どうも、樹木の下におることには違いがないが、「通行人」にあらずして、「自身をさす」のかも.

 ちなみに.
 「年年(ねんねん)歳歳(さいさい)花(はな)相似(あいに)たり」
 「歳歳(さいさい)年年(ねんねん)人同じからず」と、読む.

 1965年ころ、当時の学長が記載の新聞随想で、この言葉を識ったのだが.