ヘンで意味 ツクリで音 深圳=しんせん


ヘンで意味 ツクリで音 深圳=しんせん 
 深=「しん」と読んでも、「圳」は「なんと読む」か.
テレビで土砂崩壊の映像と香港付近の地図が映し出されるたびに、なんどかそう思案した.
 家では、『「しんせん」と読むらしいですよ』.そう言われて、思いいたった.

釧=せん
 釧路は1字で「くしろ」と読むが、「根釧=こんせん」と、読む.
 漢字は「金」の<編>で意味を示し、ツクリの「川」が音を表わして、「セン」となる、か.

 それにしても、「土」を堆積した「深い沢」=川地形で、堆積土の土砂=土が崩れた、とは.話が出来すぎていまい、か.「古来の伝承が風化した?」.中国にかぎり、そうしたことはないように、思うが.

辞書での深圳
 「広東省南部の港湾都市で,香港に隣接した大陸側にある」
 「人口124万9210(2000)。中国と香港(ホンコン)特別行政区をつなぐ広九鉄道と京九鉄道が市内を通り、市は深河を境界として、香港特別行政区に接している。かつては中国出入国の要地にすぎなかったが」とも.