3月11日
 昨年の3月11日は、バス停でバス待ちのときに、揺れを覚えました。

 ほどなく家から出てきたご夫妻が、見知らぬ私にも声をかけてくれました。
 「今の揺れひどかったでしょう。TVが報じています、東北はたいへんなことになりそうです」。
 顔見知りでもない小生に、これほどの話題。余程のことと、思いめぐらしたものです。

 バスから降りて、幣舞橋。河口まではおだやかでも、海上保安部の広報船が、非常事態をつげていました。
 橋をわたり、ビル街をゆくと入口に土嚢を積む社員の姿が。

 街頭放送が告げる「大津波警報発令」を聞いて、向かっていた所用先にも告げられず(携帯電話が不通)、「橋の通行閉鎖前に、自宅付近へ」。Uターンしたものでした。

 9月9日。石巻市を訪問。被災地に足跡を残すことができました。一年の記憶。そして震災とのかかわりです。