2004 10/17 17:48
Category : 日記
10/08 04:26 42.3N 143.1E 60k M5.1 北海道南部の十勝地方南部
10/15 13:09 24.6N 122.8E 90k M6.6 与那国島近海/震度5弱
10/17 02:19 36.3N 141.5E 40k M5.6 茨城県沖
10/17 03:54 36.3N 141.5E 30k M5.6 茨城県沖
・・・下記データの全て日本時間・・・
10/07 07:30:57 0.70S 134.32E 10.0 6.2M A インドネシア/イリアンジャヤ北西部
10/08 17:27:53 10.99S 162.14E 37.5 6.8M A ソロモン
10/08 23:36:05 13.87N 120.59E 105.0 6.5M A フィリピン
昨日16日の夕方は、関東を中心に凄まじい赤色2分割状雲が目撃された(画像/横浜--17時30分頃)。IN自然研究所ライブ映像にも志摩半島横山から見た英虞湾/三重県阿児町(横山)16:04などにそれが確認できる。
サイト「KEI栃木の空」からの観測レポートによれば、断層状の指向方位は方位角25−205度前後で、ちょうど衛星画像が捉えている太平洋側の秋雨前線らしき停滞前線によって形成された巨大な雲塊の筋ともほぼ合致する。残念ながら、このような場合はアンチ地震雲派の格好の否定材料にされやすい。
しかし私の見解では、敢えてこのような気象条件や雲の中にこそ、地震前兆は反映しやすいものと理解する。肝心なことは相関性の高い対応結果(地震)が確認されるかどうかにある。メカニズムの解明を待たずとも予知利用は可能であって、これまでのケースからもまず確実に対応すべき結果が見られるものと思う。
否定派たちは衛星画像の断層状ラインを絶対視して結果地震を認めない傾向が強いが、私は直視観測の測定方位をより重視する。理由としては、前線などの形成雲に前兆が出現しやすいが、これらの衛星画像が捉えて示す断層ラインがそのまま直視での地震雲指向方位ラインと合致しているとは限らないということ。もう一つは衛星画像そのものにカメラの撮影角度がついていて直視測定とはズレがあること、地表と上空の雲の高度差もズレとして画像に表れることなどが上げられる。
早速、昨日の二分割状の指向ラインに近い地震として、本日の朝に日高支庁東部のM4.2と東海道沖M4.4などが発生している。各画像報告からはもっと大きな地震、M6超やM7以上すら疑えるように思えるが、直接確認していないので実際、何ともいえない。最大の決め手は断層形状の出現している長さなのだが、画像はその部分しか捉えないし、拡大撮影の場合は印象度がより強調されて地震の規模を拡大解釈してしまいやすいのが欠点。もう一つの点は、このような赤焼けした赤色地震雲の場合には、より印象度が誇張されるということと、あまり誰も指摘しないことだが、出現している地震雲と赤焼けを起こしている震源は必ずしも同一とは限らず、寧ろ多くの場合には別物であるという事実にある。これが赤色地震雲だから発生時間が早いとか規模が大きい、などとは限らない理由である。
それで今回の場合も、この異常赤焼けの原因となっている震源は、例えばマリアナ海溝であるとか小笠原諸島海域であるとかが疑わしい候補に上げられる。そして地震雲の指向方位からは、発生規模がM7前後ならぱインドネシア諸島海域などが怪しいものと考えられる。結果は殆どの場合、一週間程度の内には見えるだろうと思う。
尚、私は自分自身の観測経験から帯雲や断層状雲の直角方位(垂直)震源説には強く反対する。そのようなケースが私には確認できなかったことと、理論的にも目撃地によって震源想定方位が異なってしまう垂直方位説は理路整然としない。これについては、東海アマの岩瀬氏も全体の2割程度しかなかったと主張しているが、私はあらゆる全ての垂直地震雲報告の過去事例についても擬似相関として疑っている。
10/15 13:09 24.6N 122.8E 90k M6.6 与那国島近海/震度5弱
10/17 02:19 36.3N 141.5E 40k M5.6 茨城県沖
10/17 03:54 36.3N 141.5E 30k M5.6 茨城県沖
・・・下記データの全て日本時間・・・
10/07 07:30:57 0.70S 134.32E 10.0 6.2M A インドネシア/イリアンジャヤ北西部
10/08 17:27:53 10.99S 162.14E 37.5 6.8M A ソロモン
10/08 23:36:05 13.87N 120.59E 105.0 6.5M A フィリピン
昨日16日の夕方は、関東を中心に凄まじい赤色2分割状雲が目撃された(画像/横浜--17時30分頃)。IN自然研究所ライブ映像にも志摩半島横山から見た英虞湾/三重県阿児町(横山)16:04などにそれが確認できる。
サイト「KEI栃木の空」からの観測レポートによれば、断層状の指向方位は方位角25−205度前後で、ちょうど衛星画像が捉えている太平洋側の秋雨前線らしき停滞前線によって形成された巨大な雲塊の筋ともほぼ合致する。残念ながら、このような場合はアンチ地震雲派の格好の否定材料にされやすい。
しかし私の見解では、敢えてこのような気象条件や雲の中にこそ、地震前兆は反映しやすいものと理解する。肝心なことは相関性の高い対応結果(地震)が確認されるかどうかにある。メカニズムの解明を待たずとも予知利用は可能であって、これまでのケースからもまず確実に対応すべき結果が見られるものと思う。
否定派たちは衛星画像の断層状ラインを絶対視して結果地震を認めない傾向が強いが、私は直視観測の測定方位をより重視する。理由としては、前線などの形成雲に前兆が出現しやすいが、これらの衛星画像が捉えて示す断層ラインがそのまま直視での地震雲指向方位ラインと合致しているとは限らないということ。もう一つは衛星画像そのものにカメラの撮影角度がついていて直視測定とはズレがあること、地表と上空の雲の高度差もズレとして画像に表れることなどが上げられる。
早速、昨日の二分割状の指向ラインに近い地震として、本日の朝に日高支庁東部のM4.2と東海道沖M4.4などが発生している。各画像報告からはもっと大きな地震、M6超やM7以上すら疑えるように思えるが、直接確認していないので実際、何ともいえない。最大の決め手は断層形状の出現している長さなのだが、画像はその部分しか捉えないし、拡大撮影の場合は印象度がより強調されて地震の規模を拡大解釈してしまいやすいのが欠点。もう一つの点は、このような赤焼けした赤色地震雲の場合には、より印象度が誇張されるということと、あまり誰も指摘しないことだが、出現している地震雲と赤焼けを起こしている震源は必ずしも同一とは限らず、寧ろ多くの場合には別物であるという事実にある。これが赤色地震雲だから発生時間が早いとか規模が大きい、などとは限らない理由である。
それで今回の場合も、この異常赤焼けの原因となっている震源は、例えばマリアナ海溝であるとか小笠原諸島海域であるとかが疑わしい候補に上げられる。そして地震雲の指向方位からは、発生規模がM7前後ならぱインドネシア諸島海域などが怪しいものと考えられる。結果は殆どの場合、一週間程度の内には見えるだろうと思う。
尚、私は自分自身の観測経験から帯雲や断層状雲の直角方位(垂直)震源説には強く反対する。そのようなケースが私には確認できなかったことと、理論的にも目撃地によって震源想定方位が異なってしまう垂直方位説は理路整然としない。これについては、東海アマの岩瀬氏も全体の2割程度しかなかったと主張しているが、私はあらゆる全ての垂直地震雲報告の過去事例についても擬似相関として疑っている。