25日夕方、西日本一帯で 深刻な地震雲と赤焼け現象が見られた!
10/24 21:02 35.2N 140.3E 80k M4.3 千葉県南部
10/24 22:04 41.9N 145.0E 30k M4.5 北海道南東の釧路沖
10/25 11:47 36.2N 136.8E 10k M3.5 石川県南部の加賀地方
10/25 17:27 35.6N 140.1E 80k M3.6 千葉県北西部
10/25 20:09 42.8N 143.7E 110k M3.8 北海道南部の十勝支庁中部


 25日の夕方、レリーフ模様を伴う大規模な断層状地震雲が出現し、空が深紅に染まった模様。どうやら全体的な印象としては東海-北陸ラインか、或いは紀伊半島−四国間沖の南海トラフ方面に震源がありそうだ。海外の超遠方震源というよりは、放射状的に収束して見える点、及び地震雲の示す模様形態から国内近郊震源の疑いが強く、その規模と深紅な輝き具合から、かなり深刻的な宏観。M6前後、もしくはそれ以上の恐れもあるように思われる。もしかすると、逆方位の北陸-若狭湾方面にも震源があるかもしれない・・・。
 尚、ひまわり水蒸気画像(17:00)によれば、問題の観測地帯には台風17号が形成する雲域端が掛かっているが、これを単なる気象性の偶発という見方はしない方が賢明だ。このような不安定な大気中においては地震性の反応が出現しやすいものと私は見ている。

2CH画像掲示板
 画像1 画像2 画像3 画像4 画像5 画像6
かわp氏画像掲示板
 静岡県掛川市17時12分の画像
大阪南部在住のZACO氏
 画像1 画像2 画像3 画像4
名古屋っ子さん画像
 1枚目 午後1時48分 2枚目 午後5時15分頃
京都市のテラさん画像 
ライブカメラ画像---紀州加太から見た紀淡海峡
 和歌山県和歌山市(加太)16時06分画像 (撮影カメラの向き)

PS: よく見られることに、地震雲画像の中へ東西南北や16方位を書き示す方が非常に多い。もちろん、このことは大変良いことなのですが、しかし、いくら正確に方角を画像に記しても、これすら地震雲自体が示す指向方位を提示することにはならないものと理解して欲しい。場合によってはこれで問題ない場合もありますが、基本的な違いとして、どうしても画像に付ける方角は観測撮影者から見る方角となってしまって、肝心の地震雲自体が指向している方位ではないということです。
 詳細については、当サイトの研究ページの方位測定の説明をご覧下さい!

参考:
 yahooニュース/地震
 死者最大で2万4700人/東海と東南海・南海の同時発生を試算
 最大死者1万7000人想定/東南海・南海地震で防災会議
 とかちナビ/十勝沖地震関連リンク