2003 03/13 01:07
Category : 日記
03/07 08:48 30.2N 142.7E 33k 4.4M 伊豆諸島南部(世界版)
03/07 23:52 35.4N 133.7E 10k M3.3 鳥取県西部
03/08 16:45 33.5N 132.4E 40k M3.5 愛媛県南予地方
03/08 20:02 35.4N 140.5E 70k M4.0 千葉県東方沖
03/08 23:33 36.2N 141.0E 40k M3.9 茨城県沖
03/09 08:13 41.9N 140.8E 120k M4.4 北海道南西部の渡島支庁東部
03/10 04:30 36.5N 140.9E 40k M4.0 茨城県沖
03/11 02:26 35.0N 136.5E 10k M2.9 三重県北部
03/11 15:19 42.5N 141.2E 浅い M3.5 北海道南西部の胆振支庁中東部
03/12 00:17 37.1N 138.5E 20k M3.7 新潟県上越地方/震度3
03/12 03:29 34.1N 135.2E 10k M2.9 和歌山県北部
03/12 08:08 31.9N 130.2E 10k M3.0 鹿児島県西方沖
03/12 10:52 36.6N 139.4E 10k M3.0 栃木県北部
03/12 14:06 36.4N 136.2E 10k M3.5 石川県西方沖
・・・下記データの全て日本時間・・・
03/10 11:09:37 1.70N 127.23E 100.0 6.4M モルッカのハルマヘラ島
03/11 16:27:32 4.70S 153.13E 33.0 6.8M A パプアのニューアイルランド
現在、月に光冠現象が見られるが、昨夜の方が澄み切った晴天下の中での見事なムーンシェル状にて、強いインパクトがあった。シェルの輪郭が非常に濃くて、これまでの記憶には殆どないほどだ。すでに月齢トリガーは上弦半月(11日16時15分ピーク時間)の影響を抜けつつあるが、まだこれから遅れて強い地震が発生するかもしれない。
前兆掲示板での東海アマ/岩瀬氏による呼びかけに応えて、手元の文献の中から、今、報道の直中にあるボラの大群の河川遡上と地震前兆の記録を調べて確認してみた。岩瀬氏ご自身からの文献紹介もあった。確かに震災の前兆を疑う宏観情報の中には、このボラも含まれており、関東大震災や阪神淡路大震災の場合においても、その記録が残っている。ただ、ボラのこの行動が地震前兆なのかどうかは、正直なところよく分からない。元々、ボラはこういう性質で正常であるとの話もあることから、ボラの生態については、少しネット検索で調べて見たいと思っている。また、もしこれが異常であったとしても、即、地震前兆といえるわけでもなく、環境の変化や純・気象異常などで水質や水温の関係であったりもする。その他にも宏観異常が多発しだしたら、地震前兆による異常行動の疑いは当然増す。
『カニやタコがおかしくなるのなら、カメやボラなどが異常行動をとっても不思議はあるまい。たしかに、東京・渋谷区の鵜沢まささんは語るのである。
「関東大震災の前日か前々日、鶴見(横浜)の浅野造船の防波堤のところで、ボラが上になり下になり大騒ぎしているのを大勢の人がすくっているので、自分も着ていた上っ張りを脱いで、それをひろげてすくった。油くさかったが、子どもは喜んで食べた」
この1〜2日後に大地震となるのだから、まったく「ただほど高いものはない」ようだ。
1973年7月17日付けの毎日新聞に載せられた体験談だが、ウナギの話の前に次のようにも語っていたのである。「(前日の午後5時ごろ散歩をしていて)何の気なしに(今井川の)水面を見ると、海にいるはずのイナ(ボラの幼魚)が、かぞえ切れないほど水面に口だけ出して、上流へ上流へと上がっていくではないか」』
――――――亀井義次編[大地震前兆集]徳間書店刊(1983.3.31初刷)
『横浜の大岡川にイワシの大群がさかのぼり、4〜5日後にみな死んで流れていった。イナとよばれるボラの幼魚も、たくさん上流へあがってきた。』
――――――相楽正俊著[大地震の前ぶれ]政経通信社刊(1988.9.1初刷)
阪神・淡路大震災、自然現象
�F魚類(93ケース、5%)
魚類の93ケースの中で最も多かったのが、名前が解らない魚(17%)、ナマズ(13%)、イカ(10%)、金魚(9%)、ボラ(5%)、グッピー・プレコ(5%)、ドジョウ(5%)、コイ(4%)、カレイ(3%)、その他(29%)であった。
◇異常の具体例 ・3日前(1月14日)岩屋旧一文字の海が、ボラの大群で埋まった。 http://www.pisco.ous.ac.jp/koukan/ex/hansin/hansin2.html
『双葉社。グループE編集、「大地震の前兆」50P
父親の関東大震災の経験が示すボラ大繁殖
愛知県御津町で漁業をしている松田卓次さん&62)は、1988年7月の早朝、沖に出ていたが、ボラが異常繁殖していた。
中略
父親が昔、こんな話をしていたからである。
「関東大震災の前には、おかしなことが続いた。漁に行ってもボラしか捕れない。そんなことが一週間続いた。
関東大震災が起こって、はじめて ”ああ、あれはこれのことを知らせていたんだな” 海には不思議な神様が住んでいる。人間には分からないことが、この神様には分かるんだ。そして自分が守ってやろうと思う人間にだけ、それを知らせてくれるんだ。
だから、海に何か異常があるときは、肝っ玉据えて、物事を見ていかねばならん。」』
――――[地震の前兆現象研究のための掲示板](東海アマ/岩瀬さん)
前兆掲示板において、ある地震雲の報告者における方位提示について意見を投稿したところ、投稿者の気分を害してしまったかもしれない。
誤解があってはいけないので、一応、説明しておきたいが、私は報告者が素直に善意によって観測に参加し、その観測内容を報告していることを当然、理解しているし、それ自体は大変、良いことであると見ています。
私がいっていることは、地震雲の観測報告は、その雲の示す震源方位が分からなければ地震雲としての情報としては、なんら役に立たないということなのです。震源方位を知ることができない情報、雲などには価値はありません。これは言い換えれば、震源(震央)方位を示す性質が地震雲の特徴なのだということです。このことは全然、別に難しい話ではありません。
必要な方位情報はその雲自体が指し示している方角であり、その方位にその地震雲を生じさせた震源があるのです。これが帯雲の基本原則です。
中にはそれが分かっていても、ただ報告の在り方に失敗しているという方もいるかもしれません。しかし、残念ながら、ただそれを指摘するだけで相手は憤慨される傾向にあるようで、私はとても残念に感じています。
私は何も、自慢話をしたいのでも威張りたいのでもなく、別に人様の間違いやミスをわざわざ指摘したくてウズウズしている卑屈な嫌み野郎でも何でもありません・・・。
投稿者が善意の行動、善意の活動であることはもちろん承知しております。それはお互い様です。ですから、そのせっかくの素晴らしい観測情報や写真の意味を失うことになるから、それは見ていて、非常に勿体ないことなのです。多くの方はあまりに難しく考え過ぎています。肝心なことはその雲自体の向いている方角を計り、提示することなのです。
私のサイトには方位の測り方と示し方について分かるように説明しています。是非、ご参照下さい。
参考:「地震雲の震源方位とその読み方!」
03/07 23:52 35.4N 133.7E 10k M3.3 鳥取県西部
03/08 16:45 33.5N 132.4E 40k M3.5 愛媛県南予地方
03/08 20:02 35.4N 140.5E 70k M4.0 千葉県東方沖
03/08 23:33 36.2N 141.0E 40k M3.9 茨城県沖
03/09 08:13 41.9N 140.8E 120k M4.4 北海道南西部の渡島支庁東部
03/10 04:30 36.5N 140.9E 40k M4.0 茨城県沖
03/11 02:26 35.0N 136.5E 10k M2.9 三重県北部
03/11 15:19 42.5N 141.2E 浅い M3.5 北海道南西部の胆振支庁中東部
03/12 00:17 37.1N 138.5E 20k M3.7 新潟県上越地方/震度3
03/12 03:29 34.1N 135.2E 10k M2.9 和歌山県北部
03/12 08:08 31.9N 130.2E 10k M3.0 鹿児島県西方沖
03/12 10:52 36.6N 139.4E 10k M3.0 栃木県北部
03/12 14:06 36.4N 136.2E 10k M3.5 石川県西方沖
・・・下記データの全て日本時間・・・
03/10 11:09:37 1.70N 127.23E 100.0 6.4M モルッカのハルマヘラ島
03/11 16:27:32 4.70S 153.13E 33.0 6.8M A パプアのニューアイルランド
現在、月に光冠現象が見られるが、昨夜の方が澄み切った晴天下の中での見事なムーンシェル状にて、強いインパクトがあった。シェルの輪郭が非常に濃くて、これまでの記憶には殆どないほどだ。すでに月齢トリガーは上弦半月(11日16時15分ピーク時間)の影響を抜けつつあるが、まだこれから遅れて強い地震が発生するかもしれない。
前兆掲示板での東海アマ/岩瀬氏による呼びかけに応えて、手元の文献の中から、今、報道の直中にあるボラの大群の河川遡上と地震前兆の記録を調べて確認してみた。岩瀬氏ご自身からの文献紹介もあった。確かに震災の前兆を疑う宏観情報の中には、このボラも含まれており、関東大震災や阪神淡路大震災の場合においても、その記録が残っている。ただ、ボラのこの行動が地震前兆なのかどうかは、正直なところよく分からない。元々、ボラはこういう性質で正常であるとの話もあることから、ボラの生態については、少しネット検索で調べて見たいと思っている。また、もしこれが異常であったとしても、即、地震前兆といえるわけでもなく、環境の変化や純・気象異常などで水質や水温の関係であったりもする。その他にも宏観異常が多発しだしたら、地震前兆による異常行動の疑いは当然増す。
『カニやタコがおかしくなるのなら、カメやボラなどが異常行動をとっても不思議はあるまい。たしかに、東京・渋谷区の鵜沢まささんは語るのである。
「関東大震災の前日か前々日、鶴見(横浜)の浅野造船の防波堤のところで、ボラが上になり下になり大騒ぎしているのを大勢の人がすくっているので、自分も着ていた上っ張りを脱いで、それをひろげてすくった。油くさかったが、子どもは喜んで食べた」
この1〜2日後に大地震となるのだから、まったく「ただほど高いものはない」ようだ。
1973年7月17日付けの毎日新聞に載せられた体験談だが、ウナギの話の前に次のようにも語っていたのである。「(前日の午後5時ごろ散歩をしていて)何の気なしに(今井川の)水面を見ると、海にいるはずのイナ(ボラの幼魚)が、かぞえ切れないほど水面に口だけ出して、上流へ上流へと上がっていくではないか」』
――――――亀井義次編[大地震前兆集]徳間書店刊(1983.3.31初刷)
『横浜の大岡川にイワシの大群がさかのぼり、4〜5日後にみな死んで流れていった。イナとよばれるボラの幼魚も、たくさん上流へあがってきた。』
――――――相楽正俊著[大地震の前ぶれ]政経通信社刊(1988.9.1初刷)
阪神・淡路大震災、自然現象
�F魚類(93ケース、5%)
魚類の93ケースの中で最も多かったのが、名前が解らない魚(17%)、ナマズ(13%)、イカ(10%)、金魚(9%)、ボラ(5%)、グッピー・プレコ(5%)、ドジョウ(5%)、コイ(4%)、カレイ(3%)、その他(29%)であった。
◇異常の具体例 ・3日前(1月14日)岩屋旧一文字の海が、ボラの大群で埋まった。 http://www.pisco.ous.ac.jp/koukan/ex/hansin/hansin2.html
『双葉社。グループE編集、「大地震の前兆」50P
父親の関東大震災の経験が示すボラ大繁殖
愛知県御津町で漁業をしている松田卓次さん&62)は、1988年7月の早朝、沖に出ていたが、ボラが異常繁殖していた。
中略
父親が昔、こんな話をしていたからである。
「関東大震災の前には、おかしなことが続いた。漁に行ってもボラしか捕れない。そんなことが一週間続いた。
関東大震災が起こって、はじめて ”ああ、あれはこれのことを知らせていたんだな” 海には不思議な神様が住んでいる。人間には分からないことが、この神様には分かるんだ。そして自分が守ってやろうと思う人間にだけ、それを知らせてくれるんだ。
だから、海に何か異常があるときは、肝っ玉据えて、物事を見ていかねばならん。」』
――――[地震の前兆現象研究のための掲示板](東海アマ/岩瀬さん)
前兆掲示板において、ある地震雲の報告者における方位提示について意見を投稿したところ、投稿者の気分を害してしまったかもしれない。
誤解があってはいけないので、一応、説明しておきたいが、私は報告者が素直に善意によって観測に参加し、その観測内容を報告していることを当然、理解しているし、それ自体は大変、良いことであると見ています。
私がいっていることは、地震雲の観測報告は、その雲の示す震源方位が分からなければ地震雲としての情報としては、なんら役に立たないということなのです。震源方位を知ることができない情報、雲などには価値はありません。これは言い換えれば、震源(震央)方位を示す性質が地震雲の特徴なのだということです。このことは全然、別に難しい話ではありません。
必要な方位情報はその雲自体が指し示している方角であり、その方位にその地震雲を生じさせた震源があるのです。これが帯雲の基本原則です。
中にはそれが分かっていても、ただ報告の在り方に失敗しているという方もいるかもしれません。しかし、残念ながら、ただそれを指摘するだけで相手は憤慨される傾向にあるようで、私はとても残念に感じています。
私は何も、自慢話をしたいのでも威張りたいのでもなく、別に人様の間違いやミスをわざわざ指摘したくてウズウズしている卑屈な嫌み野郎でも何でもありません・・・。
投稿者が善意の行動、善意の活動であることはもちろん承知しております。それはお互い様です。ですから、そのせっかくの素晴らしい観測情報や写真の意味を失うことになるから、それは見ていて、非常に勿体ないことなのです。多くの方はあまりに難しく考え過ぎています。肝心なことはその雲自体の向いている方角を計り、提示することなのです。
私のサイトには方位の測り方と示し方について分かるように説明しています。是非、ご参照下さい。
参考:「地震雲の震源方位とその読み方!」