2002 12/17 03:59
Category : 日記
12/12 05:18 31.6N 140.4E 66k 4.7M A 伊豆諸島中部(世界版)
12/13 19:57 42.3N 143.2E 60k M4.0 北海道南部の十勝支庁南部
12/13 08:59 31.1N 141.0E 33k 4.8M A 伊豆諸島中部(世界版)
12/13 23:25 39.0N 141.0E 10k M3.4 岩手県内陸南部
12/14 04:38 36.8N 141.4E 30k M4.3 茨城県沖
12/14 05:15 36.8N 141.5E 30k M4.4 茨城県沖
12/15 04:04 40.1N 141.4E 10k M3.4 岩手県内陸北部
14日深夜(日本時間)に発生した中国北西部M5.6の地震が、12日観測の帯雲の結果である可能性があると思う。方位精度としては+3.5度程度の誤差、278.5度辺りの震源方位。正直、あまり良いとはいえないが、一応、許容範囲にある。同時に出現していた他の複数帯雲には海域深発らしき特徴が見られたのだが、これは私の誤認であったか、もしくはこれから別に逆方位の根室方面沖で発震するのかもしれない。
地震の恐ろしさは“揺れそのもの”にあるのだから、地震予知においては、できることならもちろん、震度が解るならば一番良い。前回の更新で、私は「震度5弱以上の発生を指摘できるなら」と述べたが、確かに地震雲から震源震度について予測可能な場合はあるには在るが、しかしながら、毎回、判るというものではない(地震雲の震度判断については、岩瀬氏のサイトが詳しくお薦め!)。地震雲から毎回、予測できるものとは、その発生規模(M=マグニチュード)である。地震雲の発生メカニズムは未解明(私は現時点、地殻から生ずる電場に原因があるものと疑っている)だが、地震雲の発現規模はそのまま発生地震の規模(M)と比例関係に在る。その一定の関係を把握すると、規模予測が容易にできるようになる。
そして、知っておくべきは、マグニチュード(M)と震度の関係(これはサイト検索で幾らでもほぼ同じ解説が見つかる)。これは電球に例えた判りやすい説明がよく使われている。地震の規模(マグニチュード)をワット数に置き換えた場合、大きなワット数ほど電球の光は強くなるが、電球から遠ざかると暗くなってしまう。大きな地震でも震源から遠い地点では揺れず、小さな地震でも震源に近ければ揺れる。これは震源の深さにおいても同様で、大きな地震でも深ければ揺れず、小さな地震でも浅ければ揺れるということ。つまり、マグニチュード(M)と震度は全く別の尺度であって、比例関係にはない。但し、場所も深さも全く同一の震源ならば、マグニチュードが大きくなるに従い、震度も比例して強く揺れることになる。
実際、大きな地震が発生しても、震源が深かったり、計測震度計が震源から遠い場合には「無感」扱いとなるものが多い。震度計の設置場所は人間の勝手な都合であり、地震雲から判る震度とは当然、震源震度を意味している。しかしこの事情から、正確な震源震度などは、必ずしも確認できるものではない。ましてや地震雲から毎回、震度を知ることなど殆ど難しく、到底、できるとは思えない。
週刊実話のトップの記事「2003年に大災害」の中で、霊能者による北海道の大地震を予知した霊視が掲載されたという。記事をまだ直接見ていないので詳細は不明だが、スポークスマン的存在のえむびーまん氏によれば、“来年、石狩山地から北見市の範囲”なんだそうだ。
私の知るところでは、石狩山地〜北見市までの間の地域は、殆ど有感地震の無いような地域であり、まともな断層帯の存在すらもハッキリしていない辺り。ただ石狩山地の地下のごく限られた僅かな範囲内では、一部、無感地震の多発地帯がある。大雪山、丸山、十勝岳の道央3火山に囲まれた地域なので、たぶんに火山性地震だ。過去、有感の大きな地震としては、1989年丸山付近での群発地震。最大M4.4が記録されている。
もし、このような場所での霊視予知が成功するならば、これは大変なもの。私はサイキック能力の存在そのものについては肯定派だが、しかし残念ながら、これまで霊視/霊感による地震予知のコレという的中ができる能力者の存在を、私は未だ知らない。
次の月齢トリガーは20日、04時10分ピーク時間が満月となっている。
12/13 19:57 42.3N 143.2E 60k M4.0 北海道南部の十勝支庁南部
12/13 08:59 31.1N 141.0E 33k 4.8M A 伊豆諸島中部(世界版)
12/13 23:25 39.0N 141.0E 10k M3.4 岩手県内陸南部
12/14 04:38 36.8N 141.4E 30k M4.3 茨城県沖
12/14 05:15 36.8N 141.5E 30k M4.4 茨城県沖
12/15 04:04 40.1N 141.4E 10k M3.4 岩手県内陸北部
14日深夜(日本時間)に発生した中国北西部M5.6の地震が、12日観測の帯雲の結果である可能性があると思う。方位精度としては+3.5度程度の誤差、278.5度辺りの震源方位。正直、あまり良いとはいえないが、一応、許容範囲にある。同時に出現していた他の複数帯雲には海域深発らしき特徴が見られたのだが、これは私の誤認であったか、もしくはこれから別に逆方位の根室方面沖で発震するのかもしれない。
地震の恐ろしさは“揺れそのもの”にあるのだから、地震予知においては、できることならもちろん、震度が解るならば一番良い。前回の更新で、私は「震度5弱以上の発生を指摘できるなら」と述べたが、確かに地震雲から震源震度について予測可能な場合はあるには在るが、しかしながら、毎回、判るというものではない(地震雲の震度判断については、岩瀬氏のサイトが詳しくお薦め!)。地震雲から毎回、予測できるものとは、その発生規模(M=マグニチュード)である。地震雲の発生メカニズムは未解明(私は現時点、地殻から生ずる電場に原因があるものと疑っている)だが、地震雲の発現規模はそのまま発生地震の規模(M)と比例関係に在る。その一定の関係を把握すると、規模予測が容易にできるようになる。
そして、知っておくべきは、マグニチュード(M)と震度の関係(これはサイト検索で幾らでもほぼ同じ解説が見つかる)。これは電球に例えた判りやすい説明がよく使われている。地震の規模(マグニチュード)をワット数に置き換えた場合、大きなワット数ほど電球の光は強くなるが、電球から遠ざかると暗くなってしまう。大きな地震でも震源から遠い地点では揺れず、小さな地震でも震源に近ければ揺れる。これは震源の深さにおいても同様で、大きな地震でも深ければ揺れず、小さな地震でも浅ければ揺れるということ。つまり、マグニチュード(M)と震度は全く別の尺度であって、比例関係にはない。但し、場所も深さも全く同一の震源ならば、マグニチュードが大きくなるに従い、震度も比例して強く揺れることになる。
実際、大きな地震が発生しても、震源が深かったり、計測震度計が震源から遠い場合には「無感」扱いとなるものが多い。震度計の設置場所は人間の勝手な都合であり、地震雲から判る震度とは当然、震源震度を意味している。しかしこの事情から、正確な震源震度などは、必ずしも確認できるものではない。ましてや地震雲から毎回、震度を知ることなど殆ど難しく、到底、できるとは思えない。
週刊実話のトップの記事「2003年に大災害」の中で、霊能者による北海道の大地震を予知した霊視が掲載されたという。記事をまだ直接見ていないので詳細は不明だが、スポークスマン的存在のえむびーまん氏によれば、“来年、石狩山地から北見市の範囲”なんだそうだ。
私の知るところでは、石狩山地〜北見市までの間の地域は、殆ど有感地震の無いような地域であり、まともな断層帯の存在すらもハッキリしていない辺り。ただ石狩山地の地下のごく限られた僅かな範囲内では、一部、無感地震の多発地帯がある。大雪山、丸山、十勝岳の道央3火山に囲まれた地域なので、たぶんに火山性地震だ。過去、有感の大きな地震としては、1989年丸山付近での群発地震。最大M4.4が記録されている。
もし、このような場所での霊視予知が成功するならば、これは大変なもの。私はサイキック能力の存在そのものについては肯定派だが、しかし残念ながら、これまで霊視/霊感による地震予知のコレという的中ができる能力者の存在を、私は未だ知らない。
次の月齢トリガーは20日、04時10分ピーク時間が満月となっている。