呂 大炯氏の地震雲理論 !?
07/13 23:19 28.6N 129.5E 40k M4.3 奄美大島近海
07/14 03:16 35.4N 133.3E 10k M2.8 島根県東部
07/14 03:27 34.1N 135.2E 10k M2.7 和歌山県北部
07/14 12:06 40.4N 142.2E 50k M3.9 岩手県沖
07/14 16:30 33.8N 135.8E 30k M2.6 和歌山県南部
07/14 17:22 30.4N 138.2E 443k 4.4M A 伊豆諸島の南西(世界版)
07/14 18:26 36.4N 138.0E 10k M2.5 長野県中部
07/15 02:27 24.3N 125.2E 浅い M4.6 宮古島近海
07/15 08:39 32.8N 130.6E 20k M3.2 熊本県熊本地方
07/15 12:55 29.0N 129.6E 40k M4.3 奄美大島近海 
07/15 15:34 34.3N 139.3E 10k M2.6 新島・神津島近海
07/15 17:24 27.9N 130.0E 30k M5.1 奄美大島近海/震度3
07/16 01:23 42.6N 144.3E 60k M4.3 北海道南東の釧路沖
07/16 04:58 31.9N 131.9E 30k M4.5 宮崎県日向灘/震度3
07/16 05:59 31.9N 131.8E 30k M3.5 宮崎県日向灘
07/16 12:39 31.0N 141.3E 33k 4.6M A 伊豆諸島南部(世界版)
07/16 15:26 42.1N 140.7E 10k M2.6 北海道南西部の渡島支庁東部
07/16 18:15 35.4N 136.8E 浅い M3.3 岐阜県南部の美濃中西部
07/16 20:09 35.1N 135.7E 20k M4.0 京都府南部/震度3
07/16 20:57 30.8N 132.5E 20k M4.9 種子島東方沖
07/16 22:36 33.7N 133.5E 10k M3.8 高知県中部
07/16 23:50 30.8N 132.4E 33k 4.6M B 種子島の東方沖(世界版)
07/17 07:01 42.3N 143.0E 70k M4.1 北海道南部の日高支庁東部
07/18 01:57 24.1N 122.7E 33k 4.9M A 与那国島近海(世界版) 
07/18 14:10 33.0N 130.1E 10k M3.3 佐賀県南部 
07/18 18:22 35.1N 133.1E 20k M2.9 島根県東部 
07/18 19:13 27.4N 127.1E 10k M5.7 沖縄本島近海 
07/18 23:40 27.7N 141.8E 70k M4.4 父島近海
07/19 17:54 34.2N 139.3E 10k M3.4 新島・神津島近海
07/20 00:08 43.2N 138.7E 232k 4.5M A 北海道西沖(世界版)
07/20 05:00 35.5N 140.1E 80k M3.9 千葉県北西部
07/20 12:57 34.7N 139.3E 10k M2.4 伊豆大島近海
07/20 14:09 34.7N 139.3E 10k M2.2 伊豆大島近海
07/20 15:41 34.7N 139.3E 10k M2.4 伊豆大島近海
07/21 06:00 28.6N 142.3E 33k 4.6M B 小笠原北部(世界版)
07/21 06:20 40.4N 142.2E 50k M3.4 岩手県沖
07/21 06:57 28.2N 138.9E 509k 4.5M B 小笠原の北西(世界版)
07/21 07:08 34.2N 135.9E 60k M3.6 奈良県地方
07/22 01:45 25.1N 124.3E 90k M4.6 石垣島近海
07/22 04:40 28.8N 129.5E 20k M4.0 奄美大島近海
07/22 13:59 33.9N 135.5E 60k M3.3 和歌山県北部
07/22 15:14 35.3N 133.3E 10k M2.9 島根県東部
07/22 19:37 35.4N 133.3E 20k M2.8 島根県東部
07/22 21:23 35.9N 140.5E 40k M3.4 千葉県北東部
07/23 06:06 30.1N 140.3E 159k 4.4M B 伊豆諸島南部(世界版)
07/23 17:00 45.3N 150.0E 41k 5.0M A 択捉島の東(世界版)
07/23 18:46 27.1N 127.5E 80k M4.5 沖縄本島近海
07/24 04:11 30.4N 130.6E 浅い M2.6 種子島近海
07/24 05:05 37.3N 142.4E 20k M5.8 福島県沖/震度4
07/24 05:49 28.4N 129.2E 10k M3.6 奄美大島近海
07/24 06:52 42.8N 145.4E 50k M4.0 北海道根室半島南東沖
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
07/15 20:47:21 53.95N 159.89E 33.0 4.2M A カムチャッカ半島 
07/17 11:20:33 48.59N 153.20E 147.8 5.6M A 千島列島 
07/19 15:43:55 56.33S 140.69W 10.0 6.1M B 太平洋と南極海の境 
07/23 03:27:40 55.81N 162.91E 33.0 4.6M A カムチャッカ半島


▲07/24 05:05 37.3N 142.4E 20k M5.8 福島県沖
[震度が観測された観測点]
震度4
 福島玉川村小高*
――――――――[地震加速度情報の画像ページ]より


 皆様、実に久し振りの更新にて、やや緊張気味です(笑)。コホッ
 本日早朝、満月トリガー地震(18:07ピーク時間)、福島県沖でM5.8/震度4が発生。これまでの印象としては、北海道周辺域での大きめの発震の後には、当サイトへのアクセスは上がる傾向がある。このことはもちろん、実に有り難いことなのだが、しかし、北海道在住だからといってその前兆(地震雲)を捉えているものとは全く限らない。寧ろ、地震雲という観点から云えば、特に当地上空で北海道近郊震源の地震雲が見られるとは言い難く、もっと別の地域からのほうが観測に適しているという可能性すらある。
 この10日間、恐らく結果として16日未明の釧路沖M4.3、17日の千島列島M5.6を疑う?地震雲を見てはいるが、夜間の雲であったり、形態的に観測不向きであったりなど、とても記録できるようなシロモノではなかった。その他、これといった地震雲らしきも目撃できない。

 前回、地震雲の全地球性と遠地地震の対応という特性が、私の独自の観測の仕方やアイディアなどではないことについて、呂氏の著作等から一部を抜粋にて紹介した。
 地震雲はその規模(主に長さ)がマグニチュードに対応していること、そして遠方震源ほど発生規模(M)も比例的に大きくなる傾向があることについて、私はこれまで何度も繰り返し述べてきた。このことは日々の私の観測が示している明らかな結果であると思う。ところが、2CHのある者からは串田氏観測法のパクリだと茶化された(笑)。
 地震は規模が大きいほどに歪み解放の応力、前兆エネルギーは当然、格段に大きい筈であり、地震雲も当然より遠方地域上空で出現できることになる。電磁波の強さは“距離の2乗に反比例する”ことから、その意味としては私の観測の結果を示しているようにも思うが、それが本当に電磁波の作用に拠るものかどうかは、私には確認することができない。

 どうやら中国の呂氏は、震源地から直ではなくて、観測地付近の断層帯上空に地震雲は出現し、震源を指向するものと見なしているようだ。ただ残念なことに、原因にもメカニズムにも殆ど触れてはいない。震源と観測地域の断層帯とは地下内部での関係か宇宙的作用を想定。地震雲の発現は地磁気異常、ウイルソン霧箱の原理、電磁気放射(赤外線放射etc)、超音波、等々・・・、可能性のあるものを何でも拾って上げてみただけという印象。

 「実際は、震源の膨張と収縮運動で生じた作用力が、地殻を通じて、孕震により応力の集中している観測所付近の断裂帯まで伝えられたり、あるいは同じ天文要素により、地球の一定広域、またはこの区域と反対側の区域に、統一応力場が生じ、観測所近くの断裂帯に作用して、その断裂帯上空に、それと平行する帯状地震雲を形成し、
断裂帯付近の観測所に観測されたものなのである。」
――――――――[呂 大炯著『雲と地震予知の話し』/凱風社刊より


 PISCOの大気イオン観測異常が継続中。20日朝に+7406個/cc。21日22日には、16600(個/cc)振り切れoverという酷い状態。誤作動やノイズ?も疑いたくなるが、もしも地震前兆ならば実に危険な状況ということかも・・・。