地震雲の結果地震、続々と。。
07/09 09:33 35.0N 140.0E 100k M3.4 千葉県南方沖
07/09 14:14 34.4N 139.3E 10k M3.3 新島・神津島近海 
07/09 21:18 36.4N 141.9E 20k M4.6 茨城県沖
07/09 22:53 36.3N 141.9E 60k M4.8 茨城県沖
07/09 23:51 37.3N 138.7E 30k M3.3 新潟県中越地方
07/10 15:23 38.7N 144.2E 33k 4.3M B 宮城県遠沖(世界版)
07/10 23:48 41.7N 142.2E 40k M5.1 北海道南部の浦河沖
07/11 11:42 37.0N 138.7E 10k M3.4 新潟県中越地方
07/11 16:36 24.1N 122.3E 30k M6.1 台湾付近
07/11 18:29 35.3N 133.3E 10k M2.7 島根県東部
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
07/10 03:40:34 43.55N 127.25W 10.0 6.0M A オレゴン州沖


 台風の被害は7日情報で、フィリピンにおいて少なくとも27人が死亡し、2万数千人が避難している状況。3日には、ミクロネシアで39人が死亡、10人が行方不明とのこと。
 日本列島も台風6号の直撃を受け、4人が死亡4人が不明となった。10日には群馬県境町で竜巻が発生、保育園など19棟が全半壊、隣の深谷市内でもトラックが横転した。幸い台風警戒の情報で外出者が少なかったことなどが人的被害を押さえ、9人程度の負傷で済んだ。この台風6号が辿った進路、関東〜北海道浦河沖〜道東釧路付近〜サハリン方面の何れかには、巨大震源が潜伏している疑いが強いというのが、宏観予知の知恵。今後は注意を向けて欲しい。ちょうど台風8号の進路を見ると、通過路真下で台湾付近M6.1がズバリ発生しているのが確認できる。そして、台風7号は韓国/対馬方面へと向かっている模様。

 9日夜、茨城県沖でM4級の連発が発生しているが、これは前日の昼頃に青松氏が予知していた。現在、房総半島東方沖付近でのM6前後の可能性を指摘している。わんど氏からは三重県周辺近県でのM5以上の可能性があるとのこと。
 青田@地磁鬼教祖のモニター地磁気観測の異常がすでに2週間に達しようとしている。PISCOの大気イオン観測からは、9日15時に6722個/ccもの大気イオンを観測。10日昼にオレンジ(危険度/高)を発表した。関西ナマズ予知研によれば、観測ナマズの不穏な様子から御嶽山の火山前兆らしき岐阜県付近のM4クラスか、或いは四国-瀬戸内地方のM5クラスの可能性などが考えられるという。それから気付くのが遅れたが、先月20日付けのニュースからは、愛知県・伊良湖沖の太平洋で深海魚のムツエラエイなる世界でも捕獲例の少ない珍しい魚が捕獲されたらしい。
 10日19:26ピーク時間の新月トリガー影響下、まだ注意期間。次の月齢トリガーは17日の上弦半月。

 私の観測した地震雲の気になる結果地震だが、この更新までの間に続々と該当らしき発生が確認できた。前回、9日付けの更新で私は、4日観測の大規模な断層状雲の結果は、同日朝にすでに発震したパプアM6.2ではなくて、必ずその後再びすぐに発生するか、または別震源の結果が在るものと確信していたことを述べているが、その通りパプアの予測震源方位で結果があった。私は発震後の地震雲なる話しについては、震源データの疑似相関と考えている。
 尚かつ、この4日観測の地震雲の喜ばしき点は、離れた地で別々に観測している他の観測者(栗山町のkawap氏)からも同一雲の観測レポートが寄せられ、しかも震源方位の測定結果までもが完全に一致したという事実にある。そしてその結果があった。これこそが懐疑派からの、地震雲予知は個人の全く主観的判断でしかなく、他の者には確認できないという批判を払拭するものだ。
 尚、この時同時に出現していた反対の西空側に滞空していた大規模な黒色帯雲が、10日の浦河沖M5.1であったと思われる。発生規模(M)は地震雲の規模からはほぼ妥当なものであり、鱗や石垣模様は割りと震源は近いことが多い傾向にある。
 それから先月25日観測の結果に、26日朝発生のインド洋中部M5.0を追加訂正した。これで観測帯雲の長さに妥当な結果に近くなったと思う。
 過去の間違いを指摘され、世界版震源の観測に正距方位図を用いるようになってからは、これまでよく見えてこなかった結果地震が明らかになってきた。地震雲に対する懐疑的意見からの指摘だったのだが、結果的には精度が増したことで、以前に増してより地震雲存在の正当性が確認できるものなった。

 2CHからは疑いの目でこのサイトを見ているようだが、それは大歓迎する。この私を地球上の全部の地震を相手にしていると馬鹿にしているようだが、それについては私自身も可笑しくて笑ってしまったことだからしょうがない。
 もちろん最初からそうなったのではなく、観測を続けた結果そこに辿り着いたもの。時折り、観測震源方位の更に更に延長にて、どうも結果らしき地震がそこでちゃんと発生していることを何度も経験した。地震雲が出現したのに結果がない?のではなく、ただ結果地震の探し方に問題があるのではないかと。
 地震雲は規模(M)に比例的な距離関係において、つまり大きな地震ほど遠方地で気象条件の合致する地域を見つけてそこに出現している。M6超級が全地球性の前兆を示すことはまず間違いなく、地震雲においては地球の正反対側においても観測される。ではM5ではどうか、どの規模ならどこまで遠方に出現できるのか、私はこの観測を続けることでそれも見えてくると考えている。これが私の観測研究の今のテーマなんだよ。
 発生のタイムラグについては過去記録をデータ化すれば、すぐに一つの傾向が出る。後は震源までの距離の問題。これも私の観測で時期に掴めてくる筈だ。

 11日にマリアナ諸島でM5.4の発生があるが、これが9日の夕方に見た顕著な赤焼けに対応したものかもしれない(報告が遅れてしまった)。というのも過去に、昨年の10月10日に観測した夕焼けの後、13日にマリアナ諸島でM7.0が発生したのを憶えているからだ。また、やや間隔が離れてはいるが、今年4月3日の夕焼けの後、27日にマリアナ諸島でM7.1ということもあった。夕焼け観測も時期に相関が掴めてくるかもしれない。


■■6月29日(土)日没観測の該当地震が発生 !!■■
▲02/06/30 13:08:01 8.69N 58.21E 10.0 5.0M A インド洋北西部(日本時間)
▲02/06/30 13:17:08 8.64N 58.16E 10.0 5.0M B インド洋北西部(日本時間)
 『本日の会社帰宅の最中、午後8時過ぎ。北空に二分する断層形状が在って、下位に覗く空はドス黒く赤焼けていた。断層部位の指向ラインは、大凡95−275度。95度側は根室半島南東沖方面辺り。逆の275度方位は、ちょうど今回のウラジオストク方面にも近しい。ただ暗くて、測定精度は誤差が大きいかもしれない。ザッと印象としてはM5.2前後か、という感じだが、漠然とした判断しかできない。』
(2002 06/29 23:44 更新)
――結果考察――
 時間的に周囲が暗くて測定精度が悪いが、−3度程度のズレでインド洋北西部に該当らしき地震があった。発生規模とタイミングは共に問題ない。

■■7月4日(木)夕方観測の該当地震が発生 !!■■
▲07/08 19:02:24 5.03S 147.46E 33.0 4.9M A パプアニューギニア(日本時間)
▲07/08 20:09:09 5.07S 147.32E 33.0 5.4M A パプアニューギニア(日本時間)
▲07/10 23:48 41.7N 142.2E 40k M5.1 北海道南部の浦河沖
 『晴れた空、日中から散らばる雲の随所に地震性の反応が見られたが、午後6時半過ぎ、東空に大型を疑う巨大断層状雲を確認。割りと至近距離に見えていることで、逆に全体としての長さを確認し難いが、どうもザッと見、M6超級の疑いはかなり高そうだ。雲の断層ラインの指向性は南−北(方位角170−350度)、方位からは170度方面の震源が疑わしい。三笠市付近から見て門別町〜マリアナ海溝〜パプアのニュー・ブリテン島方面、逆ならば留萌市〜利尻島付近方面。断層ラインの崩れ具合と雲の規模からは震源はかなり遠そうな印象、ただハッキリとは判らない。取りあえず近しい震源では、方位的に青森県東方沖や岩手県沖などは可能性が高い。
 西空にも鱗模様を伴った、とても気になる黒帯雲が滞空していた。こちらは震源方位の判断が困難で当惑していたが、時間が経過した後に一つの明瞭な断層ラインが形成された。こちらも測定してみたところ、ほぼ同方位ラインだった。全く同一震源の同じ前兆雲なのか、それとも近しい方位の別震源前兆かは不明。
 規模の推定としてはM6.0±0.5、ちょうど半月トリガー影響下にてこのまま直ぐに発生するかもしれないが、一週間程度は様子をみたい。一応、次の新月トリガー期間の7月12日以内まで。《参考:高知大ひまわり画像》 可視/水蒸気/熱赤外/』
(2002 07/05 01:41 更新)
――結果考察――
 震源はパプアニューギニアのニュー・ブリテン島付近、ニューギニア島間辺りでM4.9とM5.4の地震。震源が遠い傾向の断層状で、方位からも最も疑わしい震源域での納得結果。雲の全貌が見えなかったための過大評価でM6に満たなかったが、それでもほぼ妥当な規模であると思う。測定精度は+2度程度の誤差で高結果。
 北海道近郊の浦河沖でM5.1。これが西側にも出現していた鱗模様帯雲のほぼ同方位震源の結果であると思う。鱗や石垣模様は平均的に近い震源と理解している。発生規模も地震雲全体の規模からは妥当なもので、測定精度はほぼ±0度だった。結果的には可能性として疑ったダブル震源前兆だったことになる。
 
■■7月8日(月)早観測の該当地震が発生 !!■■
▲07/10 03:40:34 43.55N 127.25W 10.0 6.0M A オレゴン州沖(日本時間)
 『午後7時半頃、ほぼ全空を覆う層積雲に地震性を疑う二分割状を観測。推定規模はM5.0±05。断層ラインの指向性は方位角53−233度、若干、精度に狂いがあるかもしれない。紋別市〜千島列島〜アリューシャン列島方面、更に遠方の場合はシアトル付近〜エルサルバドル付近〜エクアドル付近方面。逆の233度側は奥尻島付近〜釜山〜台湾付近〜マレー半島・スマトラ島北部方面。新月トリガー期間の7月12日以内に発震するかどうか。一応、一週間程度は見る必要がある。尚、周囲が暗過ぎて撮影は不可。』
――結果考察――
(2002 07/09 12:33 更新)
 53度の超遠方、シアトル付近〜エルサルバドル付近〜エクアドル付近方面は大型地震が多くて特定し難いが、この真っ先に発生したオレゴン州沖M6.0を結果として最も疑う。規模推定はM5.5と5.0のどちらをセンター値とするかでかなり迷ったのだが、失敗してしまった。正直、雲の見え方などによって、M5を超える規模だと限度の判断には難しいものが出てくる。方位精度はほぼ±0度。

■■6月25日(火)夕方観測の該当地震が発生 !!■■(訂正)
▲06/25 23:56:51 44.98N 147.31E 130.0 4.0M 択捉島付近
▲06/26 06:48:40 26.94S 67.08E 10.0 5.0M B インド洋中部(日本時間)(追加)
 『午後7時半頃、細く連なる長大な龍状帯雲を観測。指向方位は東北東−西南西(方位角62−242度)、震源が62度側なら湧別町〜千島・ウルップ島北部方面。242度側なら寿都町〜北海道南西沖方面。長さの全貌が見えないほどで、推定規模はM5.7±0.5。M6超級も有り得るので注意が必要。規模から震源が超遠方の場合もあり、62度側なら〜カリフォルニア半島〜ペルー・リマ〜チリ北部方面。242度側なら〜大韓民国・全羅北道〜タイ・バンコク方面。
 ちょうど半影月食の満月トリガー中で、直前型の可能性も高いが、一応、一週間程度の発生期間をみたいところ。』
(2002 06/26 10:43 更新)
――結果考察――
 25日深夜に択捉島付近でM4.0が発生、発震場所から見ても、これが同日夕方に観測した62度方位、湧別町〜千島・ウルップ島北部方面ラインの帯状地震雲の結果である可能性が高い。帯雲の長さに対する発生規模が小さ過ぎるので、不審に思っていたが、超遠方の海外で該当らしき地震を見つけることができた。震源方位は共に+2度程度の精度で、帯雲の両端方位に架橋していた震源として疑う。

『2002年6月20日(木)
【これは珍しい――深海魚・ムツエラエイ/愛知県・伊良湖沖の太平洋で】
 愛知県・伊良湖沖の太平洋で、エラあなが片側に6つ、計12ある珍しいムツエラエイが漁網にかかり、碧南海浜水族館(同県碧南市)に引き取られました。夏休みまでに標本にして展示される予定。水族館によると一般公開は日本初になるそうです。
 深海魚で、7日、一色漁港所属の漁船が操業中、水深約400メートルの底引き網にかかりました。長さ61センチ、幅37センチのメス。鼻先がとがった姿=写真=に船長が「変わったエイだ」と水族館に連絡、ムツエラエイと分かりました。
 普通のエイ・サメのエラあなは片側5つで、6つあるのは、より原始的なエイとみられています。捕獲はこれまでに数例ありますが、いずれも研究室などに保管されて未公開になっています。展示されれば、深海の不思議な世界の一端がのぞけそうですね。機会があればぜひ見たいね。http://www.chunichi.co.jp/kodomo/all/20020620.htm 』
――――――――HP[みんなのニュース]より転載