15日観測の地震雲の結果 半月トリガーに突入!
03/18 12:44 22.2N 143.6E 114k 4.9M A 小笠原南端(世界版)
03/19 01:38 35.4N 133.3E 10k M3.0 島根県東部
03/19 08:48 33.8N 135.0E 20k M3.1 和歌山県紀伊水道
03/19 17:57 33.0N 139.0E 209k 4.1M B 伊豆諸島中部の西(世界版)
03/20 05:06 22.3N 143.5E 140k 4.9M A 小笠原南端(世界版)
03/20 09:03 31.5N 138.3E 420k M4.9 東海道沖
03/20 13:00 30.6N 141.9E 33k 5.9M A 伊豆諸島南部の東(世界版)
03/20 17:15 30.4N 131.0E 33k 4.2M B 種子島南沖(世界版)
03/20 18:10 32.0N 130.3E 10k M3.2 鹿児島県北西部の薩摩地方
03/20 22:09 36.2N 137.2E 10k M3.9 岐阜県飛騨地方
03/21 13:51 34.7N 135.2E 10k M3.1 兵庫県南東部

・・・下記データの全て日本時間・・・
03/20 07:14:15 6.42S 129.94E 147.4 6.1M A バンダ海


 掲示板には天童市のたあくんより観測レポート。宮城南部〜福島沖方面〜茨城沖震源に注意したい。ちょうど22日11:28ピーク時間が上弦半月、すでに半月トリガーに突入している。東海道沖の深発地震など不気味な状況。
 様子を見ていた15日観測の二分割状の結果だが、やはり17日から続いた島根県東部の連発が該当だったものと判断。尚、20日の鹿児島薩摩地方M3.2も複合の一つであった可能性有り。
 
■■3月15日(金)夕方観測の該当地震が発生 !!■■
▲03/17 09:48 35.3N 133.3E 20k M3.3 島根県東部/震度3
▲03/17 09:52 35.3N 133.3E 20k M3.3 島根県東部
▲03/18 11:28 35.4N 133.3E 10k M2.9 島根県東部
▲03/18 15:54 35.3N 133.3E 20k M3.1 島根県東部
▲03/19 01:38 35.4N 133.3E 10k M3.0 島根県東部
▲03/20 18:10 32.0N 130.3E 10k M3.2 鹿児島県北西部の薩摩地方
 『午後5時半頃、旭川市からの帰路途中、北西の空に見事な二分割状の形態を深川市より観測した。断層ラインは南西−北東(220−40度)で、震源方位は220度側が濃厚。近ければ北海道の南西(奥尻島〜松前間)だが、方位としては米子市〜伊予灘〜串木野市〜南西諸島(石垣島周辺)、更に遠方の場合はフィリピン・ルソン島〜ジャワ島方面。逆方位の場合は40度、北海道の北東オホーツク海〜カムチャツカ半島方面。
 推定規模としてはM5.3±0.5だが、それ以上の場合も有り得る。赤紫の夕焼けからも直前型が疑わしく、この新月トリガー影響下72H以内が濃厚。』
(2002 03/16 00:21 更新)
――結果考察――
 断層ライン方位からは、恐らく震度3を含むM3前後5連発が発生した島根県東部の震源であった疑いが高い。また鹿児島県薩摩地方の地震も或いは複合前兆の結果であったという可能性も有り得ると思う。観測方位の精度としてはほぼ±0度の高内容。ただ推定発生規模は大幅に見誤った。