西日本側に恐ろしく長大な断層状雲が出現 先月の地震雲の結果か?釧路沖でM5.0
11/20 19:42 37.2N 135.3E 393k 4.5M B 日本海(近畿北沖)(世界版) 
11/22 04:00 34.2N 139.1E 10k M2.8 新島・神津島近海 
11/22 05:25 41.6N 144.5E 浅い M5.0 北海道南東の釧路沖 
11/22 17:56 34.3N 139.2E 浅い M2.7 新島・神津島近海 
11/22 23:09 33.9N 135.6E 20k M3.1 和歌山県北部

11/21 04:04:39 53.66N 158.97E 148.7 4.3M B カムチャッカ半島(日本時間) 
11/21 06:08:18 6.89S 128.93E 33.0 6.2M A バンダ海(修正済)(日本時間)  


 
『インターネットIN自然研究所/
 国立公園・野生生物ライブ映像』より画像転載
 前兆掲示板で断層状雲の目撃が話題になっていたのでそれを私も確認してみたところ、確かに見事な凄い形状が見られた。ひまわり画像にも映っているものと同一かどうかは不明だが、高知大15時可視画像の印象からは、正直、気圧の谷か気団の衝突ラインか何かのように見える。けれどもこれまでの私自身の観測経験としては、実際の直視観察の印象通りにまず大抵、観測地震雲の想定地震と言える明確な地震が発生してきているという結果がある。もしもこれが地震性ならば、やはり相当深刻なレベルの規模であって、ひまわり画像からのおおよその震源方位は、台湾〜スリランカ方面−アリューシャン〜アラスカ方面? そしてもう一方の太平洋側に向かうラインは、北米大陸の南部〜南米大陸の北部方面−中国方面?に見える。が、果たして・・・。

 先月29日観測の地震雲の結果らしき地震、釧路沖でM5.0が発生しているが、これがあまりに遅過ぎて完全に参ったといったところ。これまでは二週間、14日間を一応の限度目安の基準としてきた。因みに無感地震でとっくに発生してはいないかと、それも再度調べてみたがそれらしき地震は確認できなかった。何が原因でこれほど遅れるのか、今後は期限の見直しについても検討が必要かもしれない。尚、故・真鍋 大覚/九州大助教授は21日前後説というのも提唱されたし、鍵田氏の創設団体、日本地震雲研究会では最長28日という考えを提示している。


■■10月29日(月)朝観測の該当地震が発生 !!■■
▲11/22 05:25 41.6N 144.5E 浅い M5.0 北海道南東の釧路沖 
 『朝7時頃、・・・同じく砂川市に出たことで南西の地平線に偶然発見した断層状雲。断層面ラインは南東−北西(140−320度)、震源方位は140度側の襟裳町庶野方面。もしも再び、以前にも確認した超遠方震源域ならば南緯50度以南/西経120〜140度付近の太平洋南東部海域も有り得る。逆方位の場合は、増毛町〜ロシア・ババロフスク方面。地震雲は両端共に山並みに隠れており、全貌が見えないほどの規模。こちらもM5超級は確実でM6も有り得るレベル。発生はこちらも11月3日以内までとしたい。』
(2001 10/29 10:41 更新)
――結果考察――
 なんでこんなに発生が遅れたものか困惑中。震源方位の測定精度については、ほぼ真上か−1度程度の高内容、発生規模もM5以上に対するM5.0ということで十分、納得いくもの。ただ発生が遅れて約24日間も経過した。一応の自己基準として二週間の14日間と定めているので、今回は未発扱いとなる。しかし、今後は発生の限度についても枠を拡げる必要があるかも知れない。