北海道・東北太平洋岸の第1段か、福島沖で2連発 !! 岡山・鳥取県方面震源の地震雲出現!
08/03 23:17 34.2N 139.2E 10k M3.3 新島・神津島近海
08/03 23:59 34.2N 139.2E 10k M2.3 新島・神津島近海
08/04 20:43 37.3N 141.8E 40k M5.1 福島県沖
08/04 21:06 37.4N 141.8E 40k M4.7 福島県沖


 満月トリガー、4日夜に福島沖でM5.1(震度3)、M4.7の2連チャン。これは猫魚氏の先月28日観測による地震雲該当、福島県いわき市−鹿児島県大隈半島佐田岬ラインの大きな龍状雲の結果と思われる。30�qほどの盆地の端から端に跨るほどの長大さという報告からは、M5程度あっても不思議がないものと疑われた。また、この地震に関しては、仙台から先月29〜31日太平洋(宮城〜福島沖方面?)から海鳴りのような音がしていたという報告、埼玉の天変地異氏からは、1日〜2日のラジカセ・ポルターガイスト現象の報告があった。999氏が懸念している関東〜東北太平洋側震源もこの地震なのかについては今のところよく判らないので、当人のコメントに注意されたい。尚、この福島沖地震は、私が発生を予測している先月29日観測の地震雲とは別物だと思っている。
 3日朝発生のカムチャッカ半島M6.2は、猫魚氏の先月21日観測(07/22 00:16 更新)の方位角30度、北海道斜里町−静岡県浜名湖延長ラインの断層状帯雲の結果である可能性有り。断層状は危険な規模である場合が多い。
 岩瀬氏の4日夕方更新からは、岡山・鳥取県境付近を疑うM4.3〜5.3程度、震度3超の強烈な放射状雲・鱗状雲が出現したとのこと。また氏からは、予知連による事前発表はないかもしれずアテにはできないので、自分で危険を察知するしかないだろうという。東海アマ掲示板へ寄せられた情報として、今年の異常な暑さと地震の関係を示唆するような過去のデータがある。

 昨日未明のテレビ朝日「朝まで生テレビ」は、今問題となっている小泉首相の靖国神社公式参拝の是非についてが討論だった。私もついつい引き込まれて明け方まで見てしまった。
 難しいことはよく判らないが、一国の元首たる首相が、自国のために戦没された方の慰霊に追悼するのは当たり前ではないか。首相の靖国参拝は特定の宗教を支持するためになされるわけではないので、政教一致を意味するものではない。それから首相が公的にではなく、個人として参拝することなら構わないという主張がある。しかし追悼に向かう対象が違う。個人的問題で無くなった方に首相がいちいち慰霊にいく義務はないが、国家のために無くなった戦没者に対し、政府を代表して首相が追悼に向かうことは当然の義務である筈。A級戦犯だから参拝しないではなく、いずれも国家と後世の私たちのために自己を犠牲にした方として一様に礼を捧げることが、残された私たちが取るべき基本的精神ではないかと思う。
 戦争の歴史的評価と戦没者を慰霊することとは問題は別ではないか。平和を誓い、国際貢献に励むことは日本人として大いに努めるのに誰が反対しよう。歴代首相の参拝したり止めたりの曖昧な態度は止め、毎年の恒例行事にしたほうが良い。
 
 エ〜、「関西ナマズ予知研」に投稿した古代文明のオカルティックな話題がなかなか好評だったようで良かった。 \(^O^)/  
一部には質問までも・・・嬉しい悲鳴です。((((((^-^;) !
 明けて今朝は、稚内・納沙布岬に出向き、一泊のキャンプをしてくる予定。
次の更新は6日深夜か、それ以降となります。 


☆★☆読者からの画像紹介★☆★
――山梨県の猫魚氏からの観測レポート――
画像1     
1)2001/8/4 7:50〜(画像1)
 韮崎市、南アルプス上空に磁北より左76度(磁北偏差補正後、N左82度)の石垣状〜帯状の雲確認。東へ進延。ラインとしては、千葉県茂原市〜福井県福井市。






画像2
2)2001/8/4 8:30〜
 北巨摩郡上空に磁北より右13度(磁北偏差補正後、N右7度)の龍状雲を確認。ラインとしては、静岡県焼津市〜奥尻海峡。
3)2001/8/4 17:30〜(画像2)
 韮崎・明野村上空に磁北より右28度(磁北偏差補正後N右22度)の帯状の雲確認。東へ移動。ラインとしては、北海道旭川市〜静岡県掛川市。








『★ 4日朝、予想された前段現象で起きていないのは御前崎反転隆起だけである。ところが、この現象が観測されて、本震の発生まで、場合によっては数時間と言われるので、前兆把握データとしては役に立ちにくい。しかし、予知連、判定会は、反転隆起が見られない限り、絶対に警戒宣言は出さないと思われる。したがって予知連の宣言は、発生後に伝わることになり、アカデミズムの地震学者も、予知情報を出せるほどの実績と度胸のある研究者は皆無と考えてよい。おそらく、ほとんどの学者も、「やっぱり出ていた前兆!」 とか見出しを付けて、得意げにデータを後出しにするだろう。だから、アテになるのは、自分の経験則に基づいたカンなのである。当HPが、その一助になれば幸いである。』
――――――――――――HP[東海アマ地震予知研究会]より転載 

『★ 2日22時、神戸のNさんより 
(大変貴重なデータありがとうございました。筆者)
 二年ほど前から時々覗かせていただいております。さて、唐突ですが、今年の猛暑はダイポールモールド現象なる物がラニーニャに重なったためとか。ダイポールモールド現象をインターネットで調べますと、この40年ほどの発生は、1961,1967,1972,1982,1994,1997だそうです。ちなみに,(岩瀬様のご専門ですので私の調査は不十分ですが)、日本で起きたM7以上の地震は、
 1961:3回、1962:1回、1963:1回、1964:1回
 1968:2回
 1972:2回、1973:1回
 1978:2回
 1982:1回、1983:1回、1984:1回
 1993:1回、1994:2回、1995:1回(阪神大震災
(私は神戸で経験しました))
 ・・・・ダイポールモールド現象の翌年当りに大地震が集中しているような、なんか妙な附合に思えます。もし,ご研究中でしたら,教えてください。 神戸のNメアド: hiroto@bc.mbn.or.jp
(筆者より、阪神大震災、三河地震、関東大震災、濃尾地震と、すべての大地震の1年前から該当地域に猛暑が観測されています)』
――――――――HP[東海アマ地震予知研究会(掲示板)]より転載

『【「東南海」も誘発か】
 ―名古屋大の研究者の多くは東海地震が東南海地震(一九四四年、マグニチュード7・9)の再来と同時に起こるのではないか、と考えられているようですが、そういった立場から今回の地殻変動異常をどうとらえますか。
「プレート境界の滑りが加速し、東海地震と東南海地震の引き金を引いてしまう可能性があるのではないか、と警戒している。滑っている場所が東海地震の想定震源域と東南海地震の震源域のちょうど境目で、そこから両側に滑りが走って地震になるパターンが考えられる。ただ、東南海は発生から五十数年しかたっていないから、ひずみはそうたまっていない。だから本当のプレスリップ(前兆滑り)には達せず、この地域だけの『音なし地震』(ぬるぬる地震=破壊的な地震波を出さずに滑りが続く地震)で終わる確率の方が高いと思う」
 ― 一般的な感触で言うと、どうですか。
「まず初めはびっくりした、というのが本音だ。こういったプレート境界の滑りが始まって地震になれば、理論通りで、教科書的な出来事だ。それに場所が場所。警戒している、まさにその場所で前兆が現れたのか、と驚いた。正直、いよいよかと思った」
 ―地震に結び付く危険性は高いのですか。
「今は分からないという答えしかできない。だが、プレート境界の中でも、震源核という地震の破壊の始まる場所でプレスリップが始まったとすれば、滑りの動きはもっと速いはずだ。時間単位で一センチとか。三カ月で一センチといった今の動きとは全然違うので、すぐ地震に結び付くことはないとも思っている。今後は、この滑りが加速するかどうかがカギだ」
 名古屋大の山岡耕春助教授が想定する、滑りの面(青線内)。山岡助教授が考える東海地震と東南海地震の想定震源域(赤線内)の境目にかかっている
 ―滑りが加速しなければ、ぬるぬる地震で終わるのですか。
「われわれが見つけた豊後水道(愛媛と大分の間の海域)の音なし地震は、約六十キロ四方が一年間かけて二十センチ近く動いた。一九九九年のカナダのカスケード(バンクーバー湾近く)では、五十キロかける三百キロの地域が数週間で一、二センチ動いた。GPS(衛星利用測位システム)の発達で確認されるようになった事例で、こういった現象はいろいろな所で度々起こっているのではないか、というのが現在の多数の考え方だ。だから希望としては、今回も同様の音なし地震で終わるのではないかと思いたい」
 ―今後はGPSの観測結果を見ているしか手はないのですか。
「ほかにリアルタイムで何か分かるとすれば、微小地震の活動だろう。地震予知連では三ケ日の傾斜計の変化も報告されたが、だからすぐどうだといった感じではない。静岡県側に比べ愛知県側の観測網をもっと充実しないと、変化がつかみにくいのかもしれない。一般の人向けには、こういった不確実情報をどう伝えればいいのかという問題もある。危険かもしれないという情報は多くの場合、空振りになるのだが、今のところほかに良い手は考え付かない。自然が与えてくれた予行演習だと考え、ともかく注意深く見ていくしかないだろう」
 ふじい・なおゆき氏 地震予知連絡員。59歳
 神戸大教授から平成2年に名古屋大教授に。
 7年からセンター長。地震と火山活動の総合的研究で知られる。
 (「2001年東海地震」取材班)』
―――――――――――[静岡新聞――東海地震は今]より転載
http://www.sbs‐np.co.jp/shimbun/jisin/jisin010804.html