2001 07/04 03:08
Category : 日記
07/03 00:33 36.4N 140.7E 50k M3.7 茨城県鹿島灘
07/03 22:12 21.6N 143.6E 400k M6.8 マリアナ諸島(小笠原南端の南)
小笠原南端でM6.8、深さ400�qという大深発地震が発生した。これがどうやら2日観測の全空を覆う層雲に反応していた宏観の結果であると思う。これまでの観測において、昨年6月の南南西〜南西震源、M6以上の大深発地震であると判断し、その2日後に東海道沖M6.7が発生した例などを筆頭に、どうやら全空を覆う層雲・層積雲に現れるウネリと波状模様は、規模も大抵の場合M5以上という比較的大きな大深発地震の宏観である可能性が非常に高いことが判ってきた。
雲の地震前兆反応(地震雲は通常の雲が反応する現象だと私は捉えます)は、高層雲に限らず、低層の雨雲の類いにも見られる。否、寧ろ、低層の雨雲の類いの様子にこそ、私は熱い注目を向けている。私の観測によれば、二分割状の断層状であれ、ウネリと波状模様であれ、低層の雨雲の類いに見られる宏観は大型の地震としての発生確度が極めて高い。下記にこれまでの(大)深発地震の該当例を提示したが、今回を入れて8回となる。他、該当確認が出来なかった未発例は過去1回だけだ。「深発」と判断したものについての結果は100�q代、「大深発」と判断したものについては数百�qという地震結果が出ていることが判る。
―――やはり“地震雲は在る !!”―――
これが率直な私の心の中の響きだ。今更何を?と思われる読者もいると思うが、今回、私は本当にそう感じた。この地震がこの雲の結果だということを証明する術を持たないもどかしさを感じるが、内心では地震雲の実在に対して手応えを感じる!
この内的確信は、地震雲は高層の雲であるというこれまでの地震雲の常識に従うことなく、低層の雲や雨雲をも観測対象としてきた結果であり、及び降雨直前の状態だの強風前兆だのといった固定観念を捨ててきた結果であると自負する。だから今後も私は、気象学の知識から見ての消去法で以て、雲と地震の関係を知ろうとする方法は採らない。そんなことをしたら地震雲の可能性を気付かず抹消してしまうだけだ!
知識層からは、気象学的に判断しても説明できない現象に対して初めて地震雲としての可能性として検証すべき、などという尤もらしい指摘があるが、それでは結局、地震雲を知ることはできないと私は思う。
ならば逆に私はこう云いたい。気象学の固定観念をまずは捨てろ!と。常識という条件付けや固定概念を取り去って、素直に地震雲の観測法を自分で試して頂きたいと。地震雲の観測法は、その基本については難しくない。まずは自分で、雲が地震を教える事実がないかを、実際に空を見て、教えられた通りに震源方位を測るということを暫く繰り返し続けて頂きたい。地震雲のメカニズム(理論)が判らずとも、相関性の確認はできる。
「地震雲は在る」。後は自分がどれだけ空(雲)からそれが読み切れるか、それを第三者側に提示できるかにかかっている。
東海アマの岩瀬氏からは、東北日本海側、特に岩手県周辺沖にM6前後が解放する疑いがあるという。前兆掲示板には、これと関連するものなのか、宮城沖地震以来に見る2日夜間の空の赤さについてレポートがあった。そして盛岡からもオレンジ色の月のレポートがあった。
岩瀬氏から非常に緊迫する情報が提供されているが、この後5日(22:35〜25:15)には、日本でも観測される部分月食(日本・東南アジア・オーストラリア)を向かえる。そして翌6日(00:04)が満月ピーク。未だに月齢と地震の相関に否定的な知識層が目立つが、いずれはそういう輩は少数となるだろう。月食などの惑星整列においては更に否定的だが、今後もこの事実は繰り返し、食の前後における地震の発生と、食の通過線周辺域での集中的発生に見舞われることとなる。
■■7月2日(月)午後観測の該当地震が発生 !!■■
▲07/03 22:12 21.6N 143.6E 400k M6.8 マリアナ諸島(小笠原南端の南)
『午後2時半過ぎ〜夕暮れまで、空の全空を覆った層雲にモコモコしたウネリと漣状的模様。たぶんに大深発地震の宏観と判断。震源方位の特定は難しく、広範囲におおよそ南南東〜東の間。発生規模は一応、M5程度、M4.8〜5.5位。発生は7月7日まで。尚、これが30日観測の道東周辺方面の地震雲と同一震源を示すものであるかどうかは不明。』
(2001 07/03 01:28 更新)
――結果考察――
震源方位を南南東〜東としているが、確信は無かったものの、実は最も疑った方位が約南南東方面だった。後出し情報となってしまうがこの南南東ラインには、分厚い層雲を突き破る「消滅飛行機雲」的な長い筋が繰り返し出現していた。それで最初は南南東と記載する予定だったのだが、結局は広範囲に逃げてしまった。発生規模がここまで大きかったとは驚いた。確かに全空一面に渡っての反応ではあった。もっと明瞭にウネリが確認されれば判然としていた。
●●全空を覆う層雲・層積雲に見る大深発地震の宏観 !!●●
――2000年度――
1)4月21日 7時30分頃 波状層積雲 南西‐北東
南西日本海(数百�qの大深発)
6.0近い 4月26日以内
▲04/21 20:07 35.7N 135.7E 350k M5.8 若狭湾
2)5月12日 午後〜 波状層積雲 南〜西方位間(数百�qの大深発)
5.0〜 5月17日以内
▲05/14 13:11:16 27.66N 139.77E 477.3 5.0Mb A 小笠原(世界版)
3)6月8日 朝〜日中一杯 波状層積雲 南南西〜南西 (数百�qの大深発)
6.0〜 6月13日以内
▲06/10 07:35 30.5N 137.8E 468k 5.2Mb A 東海道沖(世界版)
▲06/10 08:32 30.6N 138.9E 520k M6.7 東海道沖
4)7月18日 17時半頃〜 二分断層状雲(波状層積雲) 南西〜西南西
中国地方方面(相当遠方の深発、特定困難)
5.0〜5.9 48H以内
▲07/19 13:46:51 24.39N 121.75E 177.3 4.4Mb B 台湾(世界版)
▲07/25 07:10:35 24.84N 122.42E 126.1 5.2Mb B 台湾(世界版)
5)7月25日 16時半頃 二分断層状雲(波状層積雲) 北東〜北北東
カムチャツカ方面のオホーツク側(深発)
5.0 48H以内
▲07/29 18:54:41 53.05N 157.53E 164.2 5.2Mb A カムチャッカ半島(世界版)
6)9月25日 午前中 波状層積雲 日高方面(深発)
5.0〜10月2日以内
▲09/30 05:08 41.6N 141.4E 100k M4.3 苫小牧沖
――2001年度――
7)6月9日 16時頃 波状層積雲 北西 雄冬〜留萌沖方面震源(大深発/無感)
4.8±0.5 6月15日以内
▲無感:01 06 16 10 31 36.0 44.76405 141.18869 465.3 4.8 auto M4.8
以上「観測実績表」より
『岩手内陸の月
投稿日 7月3日(火)00時24分 投稿者 ayami@岩手山
盛岡から見える月も 朱いみたい。黄色?!オレンジ?!
だれか 東北の情報お願いします。
三陸のかた〜』
『南三陸の空が異常
投稿日 7月2日(月)23時27分 投稿者 石巻の三十路女
南三陸の空が今この時間うす赤い色をしています。
30分間ぐらい前に気がついたのですが今も赤いです。
今までにこのような空になった事はありません。
宮城県沖地震の時はもっと赤い色をしていましたがあの地震
以来この時間に赤い空は見た事がありません。
注意が必要です。雨もここ2日降っていません。』
―――――――以上、HP[地震の前兆現象研究のための掲示板]より転載
07/03 22:12 21.6N 143.6E 400k M6.8 マリアナ諸島(小笠原南端の南)
小笠原南端でM6.8、深さ400�qという大深発地震が発生した。これがどうやら2日観測の全空を覆う層雲に反応していた宏観の結果であると思う。これまでの観測において、昨年6月の南南西〜南西震源、M6以上の大深発地震であると判断し、その2日後に東海道沖M6.7が発生した例などを筆頭に、どうやら全空を覆う層雲・層積雲に現れるウネリと波状模様は、規模も大抵の場合M5以上という比較的大きな大深発地震の宏観である可能性が非常に高いことが判ってきた。
雲の地震前兆反応(地震雲は通常の雲が反応する現象だと私は捉えます)は、高層雲に限らず、低層の雨雲の類いにも見られる。否、寧ろ、低層の雨雲の類いの様子にこそ、私は熱い注目を向けている。私の観測によれば、二分割状の断層状であれ、ウネリと波状模様であれ、低層の雨雲の類いに見られる宏観は大型の地震としての発生確度が極めて高い。下記にこれまでの(大)深発地震の該当例を提示したが、今回を入れて8回となる。他、該当確認が出来なかった未発例は過去1回だけだ。「深発」と判断したものについての結果は100�q代、「大深発」と判断したものについては数百�qという地震結果が出ていることが判る。
―――やはり“地震雲は在る !!”―――
これが率直な私の心の中の響きだ。今更何を?と思われる読者もいると思うが、今回、私は本当にそう感じた。この地震がこの雲の結果だということを証明する術を持たないもどかしさを感じるが、内心では地震雲の実在に対して手応えを感じる!
この内的確信は、地震雲は高層の雲であるというこれまでの地震雲の常識に従うことなく、低層の雲や雨雲をも観測対象としてきた結果であり、及び降雨直前の状態だの強風前兆だのといった固定観念を捨ててきた結果であると自負する。だから今後も私は、気象学の知識から見ての消去法で以て、雲と地震の関係を知ろうとする方法は採らない。そんなことをしたら地震雲の可能性を気付かず抹消してしまうだけだ!
知識層からは、気象学的に判断しても説明できない現象に対して初めて地震雲としての可能性として検証すべき、などという尤もらしい指摘があるが、それでは結局、地震雲を知ることはできないと私は思う。
ならば逆に私はこう云いたい。気象学の固定観念をまずは捨てろ!と。常識という条件付けや固定概念を取り去って、素直に地震雲の観測法を自分で試して頂きたいと。地震雲の観測法は、その基本については難しくない。まずは自分で、雲が地震を教える事実がないかを、実際に空を見て、教えられた通りに震源方位を測るということを暫く繰り返し続けて頂きたい。地震雲のメカニズム(理論)が判らずとも、相関性の確認はできる。
「地震雲は在る」。後は自分がどれだけ空(雲)からそれが読み切れるか、それを第三者側に提示できるかにかかっている。
東海アマの岩瀬氏からは、東北日本海側、特に岩手県周辺沖にM6前後が解放する疑いがあるという。前兆掲示板には、これと関連するものなのか、宮城沖地震以来に見る2日夜間の空の赤さについてレポートがあった。そして盛岡からもオレンジ色の月のレポートがあった。
岩瀬氏から非常に緊迫する情報が提供されているが、この後5日(22:35〜25:15)には、日本でも観測される部分月食(日本・東南アジア・オーストラリア)を向かえる。そして翌6日(00:04)が満月ピーク。未だに月齢と地震の相関に否定的な知識層が目立つが、いずれはそういう輩は少数となるだろう。月食などの惑星整列においては更に否定的だが、今後もこの事実は繰り返し、食の前後における地震の発生と、食の通過線周辺域での集中的発生に見舞われることとなる。
■■7月2日(月)午後観測の該当地震が発生 !!■■
▲07/03 22:12 21.6N 143.6E 400k M6.8 マリアナ諸島(小笠原南端の南)
『午後2時半過ぎ〜夕暮れまで、空の全空を覆った層雲にモコモコしたウネリと漣状的模様。たぶんに大深発地震の宏観と判断。震源方位の特定は難しく、広範囲におおよそ南南東〜東の間。発生規模は一応、M5程度、M4.8〜5.5位。発生は7月7日まで。尚、これが30日観測の道東周辺方面の地震雲と同一震源を示すものであるかどうかは不明。』
(2001 07/03 01:28 更新)
――結果考察――
震源方位を南南東〜東としているが、確信は無かったものの、実は最も疑った方位が約南南東方面だった。後出し情報となってしまうがこの南南東ラインには、分厚い層雲を突き破る「消滅飛行機雲」的な長い筋が繰り返し出現していた。それで最初は南南東と記載する予定だったのだが、結局は広範囲に逃げてしまった。発生規模がここまで大きかったとは驚いた。確かに全空一面に渡っての反応ではあった。もっと明瞭にウネリが確認されれば判然としていた。
●●全空を覆う層雲・層積雲に見る大深発地震の宏観 !!●●
――2000年度――
1)4月21日 7時30分頃 波状層積雲 南西‐北東
南西日本海(数百�qの大深発)
6.0近い 4月26日以内
▲04/21 20:07 35.7N 135.7E 350k M5.8 若狭湾
2)5月12日 午後〜 波状層積雲 南〜西方位間(数百�qの大深発)
5.0〜 5月17日以内
▲05/14 13:11:16 27.66N 139.77E 477.3 5.0Mb A 小笠原(世界版)
3)6月8日 朝〜日中一杯 波状層積雲 南南西〜南西 (数百�qの大深発)
6.0〜 6月13日以内
▲06/10 07:35 30.5N 137.8E 468k 5.2Mb A 東海道沖(世界版)
▲06/10 08:32 30.6N 138.9E 520k M6.7 東海道沖
4)7月18日 17時半頃〜 二分断層状雲(波状層積雲) 南西〜西南西
中国地方方面(相当遠方の深発、特定困難)
5.0〜5.9 48H以内
▲07/19 13:46:51 24.39N 121.75E 177.3 4.4Mb B 台湾(世界版)
▲07/25 07:10:35 24.84N 122.42E 126.1 5.2Mb B 台湾(世界版)
5)7月25日 16時半頃 二分断層状雲(波状層積雲) 北東〜北北東
カムチャツカ方面のオホーツク側(深発)
5.0 48H以内
▲07/29 18:54:41 53.05N 157.53E 164.2 5.2Mb A カムチャッカ半島(世界版)
6)9月25日 午前中 波状層積雲 日高方面(深発)
5.0〜10月2日以内
▲09/30 05:08 41.6N 141.4E 100k M4.3 苫小牧沖
――2001年度――
7)6月9日 16時頃 波状層積雲 北西 雄冬〜留萌沖方面震源(大深発/無感)
4.8±0.5 6月15日以内
▲無感:01 06 16 10 31 36.0 44.76405 141.18869 465.3 4.8 auto M4.8
以上「観測実績表」より
『岩手内陸の月
投稿日 7月3日(火)00時24分 投稿者 ayami@岩手山
盛岡から見える月も 朱いみたい。黄色?!オレンジ?!
だれか 東北の情報お願いします。
三陸のかた〜』
『南三陸の空が異常
投稿日 7月2日(月)23時27分 投稿者 石巻の三十路女
南三陸の空が今この時間うす赤い色をしています。
30分間ぐらい前に気がついたのですが今も赤いです。
今までにこのような空になった事はありません。
宮城県沖地震の時はもっと赤い色をしていましたがあの地震
以来この時間に赤い空は見た事がありません。
注意が必要です。雨もここ2日降っていません。』
―――――――以上、HP[地震の前兆現象研究のための掲示板]より転載