大深発地震の宏観・地震雲か !?
07/01 09:58 28.0N 130.2E 40k M4.2 奄美大島近海
07/01 16:31 35.8N 137.5E 10k M3.6 長野県南部
07/01 23:40 35.8N 137.6E 10k M3.6 長野県南部
07/02 08:36 28.0N 130.3E 20k M3.8 奄美大島近海
07/02 14:56 28.0N 130.3E 30k M4.7 奄美大島近海

07/01 10:46 4.3S 152.9E 33k 6.0M A パプアのニューブリテン(日本時間)


 オシロスコープの異常波形ということで、M7前後が7月1日12時頃までにも有り得るという情報を提供させて頂いたが、パプアニューギニアでM6.0があったものの国内では未発の状況。その後の情報もなし。 
 
◆◆7月2日(月)午後、空知支庁・奈井江〜上砂川より観測◆◆
 午後2時半過ぎ〜夕暮れまで、空の全空を覆った層雲にモコモコしたウネリと漣状的模様。たぶんに大深発地震の宏観と判断。震源方位の特定は難しく、広範囲におおよそ南南東〜東の間。発生規模は一応、M5程度、M4.8〜5.5位。発生は7月7日まで。尚、これが30日観測の道東周辺方面の地震雲と同一震源を示すものであるかどうかは不明。

■■6月24日(日)夕方観測の該当地震が発生 !!■■
▲06/24 22:19 44.5N 148.6E 浅い M6.0 択捉島付近
 『午後6時半過ぎ〜、東北東へと向かう筋状雲を目撃。凄い勢いで伸びては移動しており、次々に出現して消滅。雲の筋がボソボソしていて方位が測りにくい。震源はザッと東北東54°、千島列島方面の遠方北部。規模はM4.2±0.5程度。72H以内。』
(2001 06/24 21:06 更新)
――結果考察――
 結果論的に、同日の夜すぐに発生したこの地震がこの前兆雲の結果だったのだな、という程度。正直、予知判断としては大失敗だった。ちょっと記憶にないタイプの雲で、判断に困惑した。場所も想定ほどには遠くなかったし、発生規模が格段に違った。次回、この種の雲を見た場合には注意したい。