ロシアのカムチャッツカ研究、気圧と地震! 迫る大トリガー、惑星天体整列と地震 !!
 大阪で実に痛ましい事件、児童8人が殺害されるという前代未聞の学校乱入殺傷事件が起こった。
 犯人は「すべてが嫌になった。死刑にしてほしい」と訴えたという。そんなもの自分はいいが、殺傷された児童、重軽傷を負った子供達とそのご家族に対して一体何の関係があるというのか! しかも複数の知人に対し、「自分は精神病院に通っているので事件を起こしても罪にならない」などと話していたという。私は死刑廃止論支持者ではあるが、もちろん怒りの感情はそれとして解る。私にも犯人をブッ殺したいような思いは理解できる。しかし破壊的行為の結果は荒涼とし、次なる破壊を生むだけでしかない。何故こういう人間が出現するのか、その社会的な背景を論じ、教育と社会システムについての問題点を見つけ出して解消していかねば、このような事件を減らすことは決して出来ないのである。
 尚、今回の「かもしれない情報掲示板」における私の投稿は、少々大人げないものであったと反省しています。ましてや地震予知や前兆に関する投稿ではなかった。今後、自分からはそのような不必要な投稿は控え、情報の提供に専念することとしたい。不快な思いをされた読者の皆様へは、お詫び申し上げます。失礼致しました。
 それからご心配と励ましのメールを頂きました。感謝します。

 降雨は地震を抑圧する傾向という話しがある。事実、地震の発生時前に降雨があったかどうかの如何を確認することはかなり相当に大変な調査だと思う。傾向がある可能性としては、今のところ私もこれを肯定している。降雨がというよりは、実際には気圧の変化がトリガー力として働いているのではないか、と考えるからだ。高気圧は地殻にプレッシャーを与え、低気圧(降雨を含む)は緩和する。これを裏付ける研究が確かロシアで行われ、カムチャツカ半島の地震で明確なデータが得られたらしい情報があるが、詳細が不明。雑誌『ネイチャー』に論文が掲載されたらしい情報もある。どなたかこの件に詳しい方は是非、情報を希望します。
 また、今月21日には南アフリカ方面で皆既日食が起こり、同日に新月(00:26ピーク時間)を向かえる。翌22日には火星が中接近。これら太陽系惑星同士の整列現象がもたらす地震トリガーも大変興味深いところ。大トリガーとして働く可能性として要注意期間だと思う。
 今、北海道では無感地震が激発中のようなデータが見える。この後の変化に注目したい。


『2001年6月8日(金) 20時15分
<富士山>低周波地震2番目の多さ 5月の発生回数は164回(毎日新聞)
 マグマ活動に関与しているとされる富士山の低周波地震について気象庁は8日、5月の発生回数が164回だったと発表した。現在の手法でデータ収集を始めた95年6月以降では、昨年11月の221回に次ぐ2番目の多さ。震源は富士山の北東で、深さ15キロ付近。地殻変動などは観測されていない。今月(7日現在)は発生していない。
( 2001-06-08-19:33 ) 』
―――――――――[毎日新聞6月8日]