月の引力が地震の引き金「トリガー」 !! 日高〜日本海溝ライン、根室方面の地震雲
2001 06/05 03:55
(追加更新:予測該当地震の記載漏れ)

06/02 22:40 34.2N 139.2E 浅い M2.5 新島・神津島近海
06/02 23:02 34.0N 135.2E 10k M2.9 和歌山県北部
06/03 01:19 34.2N 139.2E 浅い M4.6 新島・神津島近海 震度:4
06/03 01:33 34.3N 139.2E 10k M2.9 新島・神津島近海
06/03 02:00 34.3N 139.2E 10k M2.5 新島・神津島近海
06/03 02:44 34.2N 139.2E 10k M2.4 新島・神津島近海
06/03 03:18 34.3N 139.2E 10k M3.0 新島・神津島近海
06/03 03:46 34.3N 139.2E 10k M3.3 新島・神津島近海
06/03 04:24 34.3N 139.2E 浅い M2.4 新島・神津島近海
06/03 04:58 34.2N 139.2E 10k M2.5 新島・神津島近海
06/03 05:19 34.3N 139.2E 浅い M3.3 新島・神津島近海
06/03 06:54 39.0N 141.0E 130k M3.8 岩手県内陸南部
06/03 11:33 35.0N 138.1E 40k M4.3 静岡県中部 
06/03 12:53 34.3N 139.2E 浅い M3.1 新島・神津島近海
06/03 21:01 35.0N 138.1E 40k M3.9 静岡県中部

06/01 13:54:08 49.18N 155.58E 33.0 4.5M A 千島列島(日本時間)
06/03 11:41:59 29.46S 178.61W 190.9 7.0M B ニュージーランドの
 ケルマデック諸島(日本時間)


◆◆6月4日(月)16時頃、空知支庁・上砂川より観測◆◆
     
 発見は16時頃、同方位に指向する複数の帯雲を観測。目立つ帯は、真上やや西上空に一本(太陽が近くデジカメ撮影不可、尚、間もなくして消滅)、そして東の空にも一本で画像はこちら。帯雲の指向性は南東‐北東、震源方位は南東〜もしくは南南東までの方位。該当する震源方位としては、青森県東方沖震源を含む〜日高(静内‐襟裳)沖方面、日本海溝ライン(岩手三陸‐福島‐茨城沖)。形状からの印象では遠方の可能性もあり、該当範囲が広くて特定困難(方位からは岩手三陸沖が濃厚かもしれません?)。地震雲が割りと近距離にあり、周囲の山並みに邪魔されて全貌を把握しずらいが、規模は結構大きくM5超の場合あり。想定規模はM4.4〜5.6。雲底高度とグレーの着色から発生は早い可能性、72H以内が濃厚。満月トリガー6月8日までには発生すると思われる。

◆◆6月4日(月)夜、空知支庁・上砂川より観測◆◆
 21時半頃、空の2/3程度を占めている羊状雲を観測。震源は道東・根室方面、周囲の山並みに遮られ発生規模の判断は困難。ただM4.2以上という印象。発生は72H以内か。同じく遅れても、満月トリガー6月8日までには発生すると思われる。満月が近づいたが月は若干、光冠現象に近い状態だ。

■■6月2日(土)16時頃観測の該当地震が発生 !!■■
▲06/03 06:54 39.0N 141.0E 130k M3.8 岩手県内陸南部
 『2日の16時頃、札幌市へ出向く途中、月形町付近より観測。東方位の空に典型的な飛行機雲タイプの綱状雲が突如出現した。規模はそんなに大きくなく、M3.9±0.5程度。ほぼ真南方位の震源にて、近ければ青森県東方沖震源だが、恐らくは岩手県沖以南〜鹿島灘沖までの範囲。発生は早い傾向で48H以内には結果がでそうだ。』(2001 06/03 01:20 更新)
――結果考察――
 いつもの空知支庁・砂川付近ではなく、札幌市に向かう途中の月形町付近からの観測だった。観測地より真南ということで当然、岩手県内陸部は有り得るにも関わらず、いつもの習慣からついつい岩手県「沖」という表現になりました。それでも発生場所、発生規模、期間共にほぼ納得のいく結果であったと判断。


 月形町の読者・斉藤さんより、2日に私が観測した地震雲と同一と思われる雲を見ているとの報告があった。さすがに地元の方と見え、どこの上空に滞空していたか、その報告は正に的を得ており正確そのもの。4日も地震雲を確認している。しかも夜の20時以降からコリドラスが激しい反応。前回、先月26日の時は近郊24H内の発生はなかったが、今回は果たしてどうか。
 3日、再び伊豆群発再回。新島・神津島近海で震度4を記録。不気味にも川根付近、静岡県中部では依然として鋲を外す地震が継続中。いよいよ東海大地震の接近をひしひしと感じるものとなった。下記にリンク紹介した東海大地震に関する解説を是非、参照して頂きたい。
 下記に紹介したが、今更になってやっと月の引力が地震の引き金(トリガー)として働いていることを裏付けるデータが得られたとのこと(笑)。まーこれが科学の性質とはいえ、確認され公認となるのが何でも全部が遅い。現代の科学の基礎も最新科学の発見も、結構、古代からの伝承や宗教文献の中でとっくに述べられていたものだったりする。仕方ないが結局、数百年も数千年も経過して、装置で数値的に検出されなければ認められないわけ。さんざん非科学的だとか罵声を浴びせ嘲笑しておきながら、今後も最新科学の実績として威張り出す始末。
 更新が遅くなってしまったが、今朝のTV番組でPISCOが紹介されるとのこと。満月トリガーが迫ったが3日夜の静岡以来、有感地震がストップしている。トリガー前の静けさ現象の可能性。これはデカイのが発生する懸念、要注意だ。


【ズームイン!!朝!」(日本テレビ系)放送のお知らせ(01/06/02)
6月5日(火)07時00分より放送の「ズームイン!!朝!」(日本テレビ系)で放送される
『地震対策の最前線』という特集の一部でPISCOの活動内容が紹介されます。
07時50分〜08時15分頃に放送される予定です。
どうぞご覧ください。】

『【「逆断層」タイプの地震、引き金は「月の引力」?】
 将来発生が予想される東海地震や南海地震などのタイプの地震は、月の引力が引き金になって起きている可能性が高いことが、地震予知連絡会長の大竹政和・東北大教授らの研究で明らかになった。
 地震をもたらす地殻のひずみが十分にたまって“満期”を迎えているときに、月の引力が最後の引き金を引いて地震発生に至るとみられ、予知への応用も期待される。四日から東京都内で始まった地球惑星科学関連学会合同大会で発表される。
 地球の地殻は、月からの引力が主な原因で、一日二回大きく変形する。大竹教授と大学院生の田中佐千子さんは、国立天文台が開発した、月の引力などによる潮の満ち干を詳細に計算する手法を利用。一九七七年から昨年までの二十四年間に全世界で発生した、マグニチュード(M)5・5以上の地震九千三百五十個について、月の引力や潮の満ち干によって変化する地殻にかかる力との関係を調べた。
 その結果、東海地震のような、海底のプレート(岩板)が押し合う場所に多い「逆断層」タイプの地震は、月の引力による力が、断層の動く方向に最も強く働く時刻の前後に多く発生していることが判明した。これらの力の大きさは、地殻のひずみによる力の約千分の一に過ぎないが、地震発生の引き金として働いた可能性を示すという。
 一方、今年三月の芸予地震など、地殻が裂けるようにして起きる「正断層」タイプは、「逆断層」タイプほど明確な結果は得られなかったが、M6以上で震源の深さが七十キロまでの浅い地震に限ると、同様の傾向が見つかった。
(6月4日14:58)』
http://www.yomiuri.co.jp/00/20010604i405.htm
―――――――――[読売新聞]より転載

『[お名前] ロシア科学アカデミー メールはこちらへ
[ No.1065 2001/06/02 18:08:43]
[内容]
ロシアの物理学者たちによれば、
地球表面からの中性子の爆発的放出は地震の先触れとなっている可能性があるという。
さらに、月齢も地震の発生と関連している可能性が出てきた。
スコベツツィン核物理学研究所(モスクワ)のニコライ・ヴォロディチョフとミハイル・パナシュクは、地球の地殻から放出される中性子の流れが新月と満月のときに劇的に増加することを確認した。
新月と満月のときには地球に作用する潮汐力も最大になる。
こうした条件が地震活動の引き金を引いている可能性がある。』
―――――――――[PISCO掲示板]より抜粋転載

”富士山と「東海地震」の気になる関係”
http://www.sbs-np.co.jp/shimbun/jisin/mihiraki010528.html


●●青松予知の紹介 !!●●
 先月の更新 (05/31 20:08)で紹介した青松氏による茨城県内陸の地震予知に関して、氏よりひまわり画像一枚(当サイト上、リンク紹介)で判断しているわけではないということと、判断のプロセスに関して読者への便宜を図ったより判りやすいものにして欲しいとのご指摘を頂いた。下記に判断に到った大まかな経過を紹介したのでご参照下さい。尚、青松氏の予知について詳しく学びたい方は氏のHPで確認の上、直接、氏に訊ねられることをお薦め致します。
 ――予知:発生地震と判断のプロセス――
『2001/05/30(水)11:33/ 震源>房総半島周辺から茨城と周辺近県
 規模>M4.5-5.5 期間>5/30-6/3』 (2ch掲示板より抜粋)
 ▲05/31 05:10 36.1N 140.3E 50k M4.1 茨城県南部
 ▲05/31 08:59 36.2N 139.8E 50k M4.6 茨城県南部 震度:4
 1)26日日中、東西の鱗状雲
 2)28日午前4時、東方位から吹き出すような放射状雲。
そして日の出に伴う空のやや赤焼け。
 3)29日(浅い赤い無感が減少し)緑の無感が関東全体を覆った。無感地震情報HP:【HARVEST EQMAP】http://eoc.eri.u-tokyo.ac.jp/harvest/tky/eqmap/eqmap1.html
 4)30日14時のひまわり画像、震源域上空に繰り返し出現する吹き飛ばし同心円状を以て最終判断:確定とした。